フンデルトヴァッサーデザインの舞洲ゴミ処理場
よくもまあこんなデザインを考え着いたものです
大阪市の市章、みおつくし(澪標)もうまく溶け込んでいますね^^
自然と共生することを信念に絵を描き続け活動してきたフンデルトヴァッサー。子供の頃から花や自然が大好きな少年でしたが、ナチからの迫害を避けるためにユダヤ人街の地下室で暮らしたこともあったそうです。戦後、アフリカを旅した時に自然の中での健やかな暮らしぶりに感化され、人と自然との結びつきをより深く認識したようです。
予約すれば工場内の見学も可能です。
ガウディの建築に似ているようですが、ガウディは建築家なので緻密な計算の下ですべて行っていましたが、芸術家のフンデルトヴァッサーはあくまでデザインしただけで建築家の力を借りていたそうです。
子供が描いた絵にも見え、おとぎの国に来たような感じでした。
明るい色使いや優しい曲線はガウディとは随分違う印象を受けます。子供が好むのはこちらのほうでしょうね。
初めてガウディの建築を見た時には(映像です^^)感動で震えましたが、フンデルトヴァッサーの場合は癒しを感じました。どちらも好きです。
商人の町大阪。税金の無駄遣いなどと批判も受けたようですが、こういう遊び心も大事だと思います。このデザインのおかげで多くの人たちに認知され、ごみ処理のことにも関心をもたれるようになったそうです。