JJUG CCC Fall 2015(2015/11/28)に行ってきました。(→chiheisenさんの資料一覧)
と言っても、今回縁あって登壇させていただくことになったので、自分が登壇する前後の講演を見てきただけといった感じです^^;
JJUG CCCとなると大規模で、丸1日がかりですからねぇ…体力が(爆)
(というのと、資料の大筋は今月頭には出来ていたけど、今月末締め切りの仕事が忙しく、前の週の3連休まで全て休日出勤になってしまい、ブラッシュアップするのが直前になってしまったのが痛い(という言い訳><))
という訳で午後の途中からの参加だったので、cero_tさんやうらがみさんやirofさんが見られなかったのは残念です。まぁ、この人達ならまた機会はありそうですし…。
で、自分の登壇のは別のブログとして(アドベントカレンダーのネタとしてw)書くとして、参加した講演について簡単に感想を書いておきたいと思います。
最初は、GH-4 伊藤博志さんのEclipse Collectionの話。(→資料)
途中から参加したんですが、「何度もGS Collectionと言い間違う」と言っていたので、GS Collectionから改名したんだなーということがよく分かりましたw
Stream APIはコレクションから変換する必要があるんですが、直接(Stream API的な)処理が出来るコレクションが用意され、メソッドも便利なものが増えている感じでとても良さそうでした。
ちなみに以前会社の同僚が、「Java8のラムダ式みたいなものは文法の変更が必要なのでJavaとして対応するのはいいけれども、Stream APIのようなライブラリーを標準に入れるのは反対だ、サードパーティーが作ればよい」てな感じの事を言っていたんですが、Eclipse Collectionはまさにそのライブラリーですね。
(自分は逆に、みんなが同じように使うものであれば、標準に入っていてもいいんじゃないか派です。ただしStream APIの場合、IntStreamといったプリミティブを扱うStreamの存在がちょっと…。特に将来Stream<int>
が使えるようになったらIntStreamは無用の長物。かといって一度ライブラリーに入った以上、Java的にはなかなか削除できない。いきなり負の遺産になりかねない…)
ところで、filterNotの例で、filterメソッドのラムダ式の前に「!」が付いていた(s.filter(!person -> …)
みたいな感じ)けれども、そうは書けないですよね??
次はEF-5 きしだなおきさんのこれからのコンピューティングの変化の話。
GPUの話と、プロジェクトvalhalla・Panama?の話でした。
(自分の登壇資料にも将来のハードウェアの話をちょっと入れていたんだけど、きしださんの方が詳しくて「やべっ」って思ったorz)
プリミティブ型をジェネリクスに指定できるようにするという話は以前からちらほら聞いていたんですが、value type(value typeの配列だと、いちいちオブジェクトを持たなくする)やArrays 2.0は記憶にありませんでした。配列がインターフェースで表現できると良さそうですね。
Scalaの配列はSeq(JavaのListインターフェース相当)を継承しているので、リストと同様に扱えて便利なんですが、Javaでもそうなると良いなぁ(笑)
あと、バイトコードレベルで型に応じたaloadとかiloadとかの命令があるんですが、vloadといった統一的なものが出来るかもしれないとか、ほー!という話が聞けて面白かったです。
自分のは飛ばして(本当はAB-6のやんくさんの話を聞きたかった)、最後にGH-7 てらだよしおの赤裸々タイム(笑)
てらださんが前の会社を退職すると聞いたとき、自分はTwitterで「次はマイクロソフトだったら面白い」と書いた(つまり、マイクロソフトなわけはないだろうと思っていた)ら、本当にそうだったんでビックリしたんですが^^;
どうしてマイクロソフトなのか、という話もありました。
マイクロソフトは一強だった(Windows95~XPの時代の)イメージなんですが、今だと結構違うんですかねぇ。
まぁ、自分はもともとMSXからパソコンを始めたので、本来はマイクロソフトを毛嫌いする必要は無いはずなんですけどねw
そういえば、ニコニコ生放送について質問したのはみうみうさんだったんですね?!質問するとき名乗ってくれればよいものをw
以上、参加者の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。