ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

東京DAYS その3  ピアノでムラムラ・・・。

2017-05-05 | 音楽ひとりごと
やっと、ピアノとご対面・・・、
あっ、いや、望月先生と、kusuさんと
リアル初(はつ)対面!!
そして、物理学者さんとは再会!!を果たしました。

望月先生もkusuさんも温かく迎えて下さった。
今まで、ブログのコメント等を通して色んなことを語り合った人達。
すぐに打ち解けた感じ(・・・がしたのはアタシだけ?)
kusuさんとはもう、4年くらいコメントやメールを交わしていますね。
とっても勘と感性が鋭くて頭の良い方・・なので緊張です。

望月先生です。 
実際お会いした感じは、フワンとしてとっても柔らかく優しい印象でした。
似顔絵自体は似ているかもしれないけど、雰囲気はちょっと似てなかったかも・・・・。



そして、ピアノ・・・。




これ、これ!

なんてステキなピアノでしょう!!





ベヒシュタインのピアノ。




透かし編みの譜面台と、この脚の太さがイイんです!!

萌え~っ!!

こんなステキなピアノを用意して下さってありがとうございます!!
ベヒとは知っていたのですが、こんなステキなベヒだったとは・・・。



ベヒシュタイン。



これは以前弾いたベヒシュタイン。


屋根まで凝ってる。
通称「花嫁のピアノ」。
昔の貴族が娘の嫁入りにベヒシュタインに作らせた特注のピアノ。


世界3大ピアノ・メーカーの1つです。




他の2つのピアノ・メーカーは?


ヤマハとカワイ。









・・・んな訳ないだろ!!






スタインウェイベーゼンドルファーです!



これが、

スタインウェイ。
ちなみに望月先生のグランド・ピアノもスタインウェイです!


これもスタインウェイ、ビクトリー・モデル。
通称「戦場のピアノ」。
第二次世界大戦中に作られたオリーブ色のアップライトピアノ。


これがベーゼンドルファー。

ベーゼン・・・、今はヤマハの傘下になっています。




さて、今回のベヒシュタイン。



ほとんど、アンティークですね。

ウットリするようなデザイン、とても芸術的です。
ピアノは楽器であり、工芸品でもあります。
弾く芸術、見る芸術です。
特に昔のピアノは。

譜面台が透かし編みになっていますね。
とてもステキです。
これは、音の反射が少なくなり、奏者に音が聞こえやすくなり表現力がアップします。
(コンサートの場合譜面台を取り外しているのはそういう意味もあります。)
おしゃれなだけじゃないんです!!
現在でも、お持ちのピアノの譜面台を透かし編みに彫ってくれる会社もあります。




演奏中の望月先生です。
も~、ピンクと白は望月先生のためだけに存在する色です!!
そしてkusuさんの後ろ頭。
今頃ゆっきーと・・・。
一番右に物理学者さん。手が見えますね。
PCでお仕事をしながらの参加です。
日頃から「美女に囲まれたい」と言いつつ、
何故か隅っこに引っ込んでいます。
あぁ、今回は美女率がかなり低いですもんね!!
失礼しました!!




アタシも早速弾かせて頂きました。

約3年ぶりのグランド・ピアノ!

見た目鍵盤が重そうなピアノなのに、
小指のサポーターなしでも弾けるくらいに超軽い鍵盤でした。
反応が良すぎる・・・・。

考えてみたら、この3年、自分のピアノ以外のピアノには触ったこともなかったので、かなり調子が狂いました。
ピアノって個体によって全然違うという当たり前な事を完全に忘れた状態で弾いてしまったので。

自分のピアノを弾いている感覚でずっと弾いてしまった・・・。
ピアノの個性に合わせた弾き方をしよう、という気持ちを忘れてしまった・・・。

その上、望月先生、kusuさん、物理学者さんが私をガン見している!
久しぶりの再会だろ!?
雑談でもしてくれりゃあいいのに!
と、心でブツブツ文句垂れながら。


結果、超アガッて・・・。

そう、グダグダな演奏でした・・・。

でも、まぁ、それが私の実力ということですね。
・・・にも関わらず、果敢にも何曲も弾かせてもらうも、やはりグダグダな演奏は変わらず・・・。
だって、みんな見てるし!

私が弾いた曲
・JOY(主よ他人の望みの喜びよ)/バッハ作曲・Gウィンストン編曲
・ノクターン9-2/ショパン
・愛の夢/リスト・・・最後まで弾けなかった・・・。
・カノン(最後の方)/Gウィンストン編曲
・ショコラ(少しだけ)/松下奈緒
・エディット・ピアフを讃えて(最初だけ)/プーランク

もっと、このピアノちゃんと仲良くなりたかったなぁ。

望月先生は落ち着いて(プロだから当たり前か)本当に芸術性のある演奏でした。
個性の強いピアノなのに、そりゃもうキレイに弾いている。
ピアノちゃんも気持よさそう。

kusuさんも指が軽やかに回って、細やかな音をキレイに出していましたね、さすがです。
ちょっとだけだったけど、バラ1のフレーズキレイだったなー。
やはり、レベル高い・・・。

物理学者さんは、ブログではヤンチャぶりをいかんなく発揮していますが、
本当の彼はいついかなる時でも「ポーカーフェイス」。
それが演奏にも反映されていましたね。
落ち着いて楽譜に忠実に演奏していました。
きっと先生の教えに忠実に、そして自分でも色々と超真面目に考察して弾いているんだろうなぁ。
ショパンも弾いていましたが、もう完成している様なものじゃないですか!!
右手だって、私が想像しているよりも動いているし。

kusuさんも物理学者さんも素晴らしい「ハイ・アマチュア」なピアノ弾きです。
望月先生も色々とピアノを含めた音楽教育を研究されていて、尊敬です。


続く!!

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6 コメント

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下僕なのです… (ピアノ弾きの物理学者♪)
2017-05-05 09:38:26
おはようございます。
今度は承認で(笑)
ひさへさんの演奏が「グダグダ」だったのであれば、私のはもはや演奏でもなんでもなかった事になっちゃいます!
ひさへさんの演奏は素晴らしかったです。
全て暗譜であれだけ弾いたんですから!
流石です。

ちなみに、俺様は先生の教えに忠実なのではなく、「超絶美人でめっちゃ可愛い先生の下僕」なのです!
下僕がちょっとでも自分勝手な事したら、その場で斬り捨てられてしまいます!
ひさへさんとkusuさんは技術的にも音楽的にも「ハイ・アマチュア」なピアノ弾きですが、俺様は気分が「ハイ」なアマチュアなピアノ弾きなのです…

超アガッてたのですか?
かなり落ち着いて弾いているように見えましたけど…
ってことは、ひさへさんもかなりのポーカーフェイスっつぅーことっすよ(笑)

右手は、アレぐらいゆっくりであれば何とか動きますが、ちょっとテンポが上がるだけで、もう動かせなくなるんですよねぇ〜
速い曲もゆっくりしか弾けないので、それが辛い…

って、俺様が写真に写っちゃってるじゃないっすか!
まあ、ギリギリセーフのラインですかね?(^^;;
返信する
えっ!? (ひさへ)
2017-05-05 11:39:37
私がポーカーフェイス!?
そんな事初めて言われた!!

いや、私の演奏はグダグダでした。
音が飛び出たり全く出なかったりコントロールが出来なかった。
椅子の高さもどのくらいが良いのか全然わからなかった!!
今回のベヒはたぶん、普通のピアノよりも高さがないと思うなぁ。
記事にもある以前弾いたベヒも低かったんですよ・・・。
調子が狂ったままで、そんな自分をもコントロール出来なかった・・・。結局、敵はピアノではなく自分です。
物理学者さんはちゃんと音量のコントロールが出来ていましたよ。そりゃ、もう羨ましいくらいにね!

下僕!!
物理学者さんのレッスンは命がけですねぇ!!
そして、気分が「ハイ」なアマチュアピアノ弾き?
それにしてはポーカーフェイス過ぎやしませんか?
脳内では「ハイ」なんですか?
右手のスピードは聴き手からすると、あのくらいが空気感があってちょうどいいと思いますよ。もっと遅くても良いような気も。、ま、曲風にもよりますが。
普通は人前で弾くと、やたら早く走って弾いちゃう人が多いので、落ち着きなく感じるんですよね。
なので、ゆっくり過ぎるくらいがちょうどいいかと。


返信する
ピアノ愛 (もちづきかず)
2017-05-05 21:56:24
ひさへ様

ずっとお会いしたいと思っておりましたので、リアルご対面が叶って感激でございました。
以前贈って下さった似顔絵はそっくりで感動しました。
あまりに似ているので家族全員がひさへ様の作品に感心しておりました。
描いているお時間、構想を練っているお時間。
作品を産み出すことは大変なことだとお察し申し上げます。
「ひさへ様の命のお時間」を頂いたのですね。
感謝の気持ちでいっぱいでございます!

ベヒシュタインのアンティークピアノ
気に入ってくださりホッといたしました。
ピアノは持ち運びができないのでその場その場で弾き方を変えられるようになりたいですが・・・
いろいろなピアノを弾く機会を得ることで少しずつ慣れていくのでしょうね。
まだまだ修行中でございます。

自分の演奏を録画しましたので
独り反省会でございます。
いろいろお直ししてYou Tubeに投稿しようと思っております。
試行錯誤中でございます。

ハイレベル(ハイスペック?)なピアノ愛好家の
ひさへ様、kusuさま、物理学者さま
暗譜で何曲も弾き、1曲1曲に向き合う姿勢やピアノ愛etc.
リアルやブログから沢山学ばせて頂きありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。



返信する
私の場合は「灰アマチュア」? (kusu)
2017-05-06 01:04:30
こんばんわ。

上のコメントで物理学者さんもコメントしておられますが、
ひさへさんの演奏がグダグダなら、
私の演奏はヨレヨレでめろめろな演奏ですよ~。
私の「百面相付き演奏ごっこ」見たでしょ~(^^ゞ

ひさへさんは正真正銘の「ハイ・アマチュア」
レパートリーたくさん持っているし、さらに完全暗譜。
「ひさへさん、リサイタル出来るじゃん!」と思いましたよ。
物理学者さんは、秘めた情熱メラメラ「ハイ(テンション)・アマチュア」かな。
彼の演奏もステキだった。初めて聴く曲なのに、
「この曲、弾いてみたい」って思ったし…。
基礎をしっかり、というスタンスが、演奏にも見事に表れていました。
私の場合は、「灰アマチュア」燃え尽き?(笑)ですかね?
もうちょっとしっかり練習しなきゃ、と思いました。
音、浮きまくってましたし。

私の場合は、椅子のたかさが合わないより、座る位置重視ですね。
中央ドより、やや低音部側に自分の座る位置を決めることが多いです。
時々、先生に「左に行きすぎじゃない?」と言われますが、
先生がおっしゃる通りに座る位置を直すと、ミスタッチが倍増。
鍵盤の位置感が狂うみたい?

弾いた瞬間に、そのピアノの特性を把握して、
弾き方を変えるというのは、なかなかできないですね。
やはり、いつも弾いている自分のピアノが基準になりますよ。
返信する
もちづきかずさま (ひさへ)
2017-05-06 15:26:07
私もずっとお会いしたくて、でもなかなかそちらには伺えず・・・。
なので、一生お会いできないかと思っていました。
物理学者さんに今回の企画を立てて頂き、お忙しい所和先生やkusuに予定を開けて頂いて、本当にありがとうございました!!

和先生の似顔絵をそのように評価して頂き本当に!恐縮です。
和先生にお会いしたのちに似顔絵を描いたら、きっと違う雰囲気に描いたのでは・・・と思いますね。
何だか、似顔絵の深さを勝手に感じて、これからの勉強になります。

自分以外のピアノに慣れない私は他のピアノは苦労ばかりです。
だからこそ、ピアノは深くて楽しい、とも言えますね。
和先生は今回のベヒシュタインのピアノを自分のピアノの様に演奏していて、羨ましいやら、さすがだなぁーと感心するやらで。
ベヒシュタインもそれはそれは気持良さそうに鳴っていました。
和先生のベヒシュタインでの動画、楽しみにしております!!
皆さんの「ピアノ愛」、実際に演奏を聴いたり、お話しを聞いたり、とっても嬉しかったです!!

こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願い致します!


返信する
相変わらず、上手いなー! (ひさへ)
2017-05-06 15:41:38
「ハイ・アマチュア」が「灰・アマチュア」!?
上手い!
kusuさんに座布団2枚!
灰になるまで燃え尽きれば言う事無しですよね~。
私は灰にもなれず・・・。
えぇ~?kusuさん、全然ヨレヨレじゃなかったけどー。
キレイにナイーブな音を出してましたよ~。
「百面相付き演奏ごっこ」ですか(笑)
これ、一種の才能ですよね。
私は間違ったらフリーズしてしまうけど、笑えるなんてそれはそれですごい!と思いました。
みんなそれぞれなのねー。

«初めて聴く曲なのに、
「この曲、弾いてみたい」って思ったし…。»
聴いていてこういう気持ちにさせるの、が真のピアニストと、私は思うんですよね。
kusuさんのバラ1の一部を聞いて「あぁ、バラ1ってやっぱりいいな~」とマジで思いましたよ!

なるほど、座る位置ね。
鍵盤の位置感が狂う・・・、あ、それわかる!
実は私は光や影にも弱くて・・・。
いつも家で弾いている時は右に窓があるんだけど、今回は左に窓が・・・。
なんか、指のビミョーな影がいつもと違うのでナイーブになってしまった・・・。
椅子の高さもちょっと・・・いや、かなり直せばよかったかなぁ。
でも、ここまでナイーブになるのもイヤなんですよね。
どんな状況でもそこそこ弾けなきゃ、と思ってとりあえず弾き始めて、そしてグダグダ・・・。
やっぱり場数を踏まないと。
ピアノの特性を把握して弾き方を変えるのって難しいですね・・・。

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