ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

思ってもいなかった方向へ

2014-10-02 | 音楽ひとりごと
事前に「玄関先で良いので数分お話しを」と伝えて、
先生のお宅に伺いました。

すると「レッスン室でお話ししない?」と言う事で
いつものボストンのグランドのあるお部屋へ。

そして、手の専門の整形外科で言われた事などを伝えました。

「そう、残念ね・・・。あんなに楽しんで一生懸命にやっていて、難曲も弾いていたのに。
他の生徒さんには、このくらい弾ければいいかなーとあまり突っ込んだアドバイスは
しなかったけど、ひさへさんはいつも曲をそこそこ仕上げて持ってくるから
アドバイスし過ぎて、練習させ過ぎたのが悪かったのかしら・・・と思ってたのよ」
と、先生が申しわけない、という様な事をおっしゃいました。
いえいえ、指の故障はまた別物です。
ありがたきお言葉・・・、嬉しい。

5の指は使えなくても、4で代用して弾いています、限界はありますが。
今は、「愛の夢」と「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲」
を運指を工夫しながら少しづつ練習しています。
と言ったら、先生は

「じゃあ、簡単な曲なら大丈夫かもね。たまには、好きな曲を弾きたいものねぇ」
「ピアノの曲で困った事とか知りたい事が
あったらいつでも連絡ちょうだいね。」

と言って下さいました。

何が嬉しいって、この言葉が涙がじわっと出ちゃったくらいに嬉しかった。

だって、«指が故障しちゃったら、もう終わりよね»と言う感じで
『あらそう、残念ね。お大事に。』
と、あっさり縁を切られるものと思っていたので。
まぁ、一種の「破門」の様な。

そして先生は、またまた嬉しい事を言ってくれたのでした。

「クリスマスの頃に、このお部屋で小さな発表会を計画していて。
大人の生徒さんがまた増えたから、ひさへさんがステキな曲を演奏したら、
大人の生徒さんのやる気が出るだろうなぁー、と思ってたんだけど。」

ピアノ好きな私を十分にくすぐる言葉・・・。

ひ、弾きたい・・・。

あと2か月半はある。

大丈夫かも・・・、という事で
演奏「予定」になりました、「予定」ね。
12月に入ったら、参加できるかどうかはっきりと
お返事をする事になりました。

嬉しい。

諦めていた人前での演奏をまた出来るかもしれない。
でも、指の事を考えると、練習に練習を重ねる事は出来そうもない。
そうなると「本番」とか「度胸」とか
メンタルな部分が重要になって来る。
私の一番弱い所・・・。(:;´゜;盆;゜`;:)
でも、また「大緊張」について悩む時が来るなんて考えてもいなかったので、
緊張する事も何だか嬉しかったりして・・・。

でも、まぁ、ミスしてもテーピングの指のせいにしちゃえ。
・・・そのくらいの気持ちで(´∀`)

とにかく、目標があるのは
嬉しいですね。
ハリが出来ました。
何を弾こう、って2曲しかないけど。
あ、ノクターン9-2もOKかも。

先生に柳月のお菓子を渡し、
嬉しくて泣きながら帰って来ました。



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8 コメント

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こんばんは (レディピアノ)
2014-10-02 20:46:31
ひさへさま、心に光のある展開になって良かったですね。
わたし思うのですが、必ずしもメロディだからオクターブの小指を出さなきゃないと言うことはないと思っています。
わたしも手が小さいから、最初からメロディを出すように小指を頑張ることにちょっと考えるところがあります。
もちろん、できればそれに越したことはないですけど、ようはそう聞こえればよいと思っています。
手が辛いときは、小指でメロディを浮き立たせなくても、オクターブ全体で鳴っていてもよいとおもいます。
あとは和音(オクターブも)の響きを大事にするとか、親指にメロディを歌わせるとか、そんなことも試してます。
ちなみに、愛の夢、わたしはあの盛り上がり急がないでたっぷりひいていまーす。
まあ、わたしの考えはあてになりませんけど(^^;
根本には、聞いているひとがメロディがわかればよい 、それを楽しんでくれたらよいと思うのです。
12月の曲はいろいろおかんがえもあるでしょう。けど、そのあとの選曲は指使いの工夫出来るものを探すと言う手もあるようにおもいます(*^^*)
どうぞお大事にしてください。
ひさへさまの小指がよろこぶ曲に出会えますように(*^^*)
返信する
良かった(^.^) (kero)
2014-10-02 21:05:14
発表会に出演するなんて、なんとサプライズな展開でしょう!諦めないで良かったですね。

小指の湾曲について、その原因と、それがケガに繋がってしまうことが書かれてある本を見つけました。
(「ピアノと向き合う」というタイトルです。5年くらい前に購入していた本です。)
改善する方法があるようなので、参考までに今度お会いする時にコピーを持っていきますね。

発表会!お互い、緊張しますが、頑張りましょう(*^▽^*)
返信する
レディ・ピアノ様 (ひさへ)
2014-10-03 09:16:25
前の先生が「小指、小指」とうるさかったので、どうしても気にしちゃいますね~。
キョーレツな先生だったので。
先生の言葉は絶対的です。

でも、今は小指がこんな状態だし、レディ・ピアノ様の小指は頑張らなくてもいい、という言葉にとっても安心しています。
そう言えば今の先生も「小指はもっと抑え気味にして」と言われる事もけっこうあったなー。
レディ・ピアノ様の「オクターブ全体で鳴る」とか「響きを大事にする」を意識して練習します!
そうか・・・、特に小指にこだわらなくてもいいんだ・・・。
「愛の夢」は運指を変えたので、ゆっくりたっぷり、悪く言えば「たどたどしく」弾いています。
でも、その方が正しいリズムになって以前よりは良く感じます。
盛り上がりが頭痛の種でしたが、私もゆっくりたっぷりを心がけます。
以前レディ・ピアノ様のブログで「愛の夢」の奏法を書いていましたよね。
当時もしつこく読んでいたのですが、また読んで自分なりに咀嚼・消化してみようと思います。

レディ・ピアノ様、いつも気遣って頂きありがとうございます!

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kero様 (ひさへ)
2014-10-03 09:29:14
そう、サプライズすぎて、びっくりです。
自分にまだ可能性が残っているんだなぁと嬉しい気持ちです。
ついつい練習に身が入ってしまいそうなのをセーブするのが難しい。

小指の彎曲の原因と対策ですか。
そういうのを研究している人がいるんですね。
小指の彎曲=ヘバーデンという医師が多いので、
とっても興味あります。
kero様に会えるのも、楽しみにしています!
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こんにちは (レディピアノ)
2014-10-03 14:12:41
私の記事はあてになりませんよ~
なんていったって「勝手な考察」ですから(笑)
あれからちょっと変わった個所もあります。
ところで、私が若いころについた恩師は、それはそれは厳しい先生で、大人でも泣いて帰る人がいたほどでしたが、私の場合、「手が小さくてオクターブ届かないなら、親指だけでも小指だけでも弾こうと思いなさい(音楽をやりなさい)」でした。
手の都合に合わせて曲を弾いてはいけないとかいう場合もあるでしょうが、曲として弾くことが目的なので、手の都合にあわせて、曲をまとめることも必要なときがあるように思います。
クラッシックは楽譜に忠実にあるべきでしょうけど、なおさら手は不調子なのですからね(^^♪
スミマセン、お伝えしたいことがうまく文章になりません(^_^;)

返信する
レディ・ピアノ様 (ひさへ)
2014-10-03 15:41:22
いえいえ、レディ・ピアノ様は色んな曲を制覇して来たピアノの大先輩ですので
考え方もなるほど~と、学ぶ所が満載ですっ。


『あれからちょっと変わった個所もあります。』

やはり時間が経つと変わりますか。
それが、その時その時で消えて行く「音楽」の楽しさ、醍醐味なんでしょうか。

『手の都合に合わせて曲をまとめる』
そういえば先生とお話したとき、同じ様な事を仰っていました。

レディ・ピアノ様、何かあったらまたヒントを宜しくお願いしますね!


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Unknown (ふくうめ)
2014-10-03 18:41:13
よかったですねー(涙)
先生のお言葉のあたたかさが身にしみますね。
レディピアノさまのコメントを読ませていただいて、なるほどーと思いました。
オクターブのものは、小指で無理をしながらメロディをきわだせなくてもいいですよね。
あれ?何か私が書くとちょっと違いますかね(汗)
ひさへさま、とってもよく練習されてきたから、練習できないと物足りないかもしれませんが、少しずつゆっくりと、焦らず、ピアノの音を楽しんでくださいね!って、偉そうですが(笑)
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ふくうめ様 (ひさへ)
2014-10-04 17:02:19
ありがとうございます~(涙)
先生からそのような言葉が出るとは思ってもいなかったので、嬉しかったです。
私はもうレッスンを受ける事は出来ないと思っていたので、月謝袋を捨ててしまったんですが・・・、どうしよう。

ふくうめ様もレディ・ピアノ様も、色んな曲を弾かれているせいか、ピアノに対する「スピリッツ」というのか、なるほどねぇ、さすが~、というようなお話をされますよねぇ。
ふくうめ様のブログの内容も「ふん、ふん、へぇ~、なるほどー」と勉強になっています。

そうなんです、練習時間が1~2時間なので、とっても物足りないです。
欲求不満になりそうです。
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