タゴガエル (Rana tagoi) ですが、ちょっと様子が違います。
イメージとしては、山間渓流の伏流水が流れる岩の隙間に産卵すると思っていたのですが・・・。
水温12.5℃、場所は下関市内 (いつも場所を特定出来ない表現ですみません) 。
タゴガエル君、あまりにお手軽な選択をしていませんか?。
えっ?ここですか?
ペアになっています。
こちらもペア。
1m四方の溜め升に50卵以上?。
本物の (一般的と思われる) タゴガエルの産卵場所は、こうだと思います。
狙ってもなかなか撮れないショットはこちら。いつもスゴイ写真撮るなあと感心するジークさんのBlog IM。
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最初のタゴは水を通す50mmの塩ビ管を伝わりやってきて鳴き始めたのではないかと・・・。卵塊は50を超えています。
今年は小雨で上部の沢にも水は流れていないようです。沢の取水口までは距離にして15m程度は離れています。
また、溜め升の下部のちゃんとした?!繁殖地(伏流水の流れる環境)までは、距離にして40m程離れています。
これはまた大胆ですねぇ。
外敵が来ない+幼生時に餌も不要と言うのが大きいのでしょうね。。
にしても結構な数産んでてびっくりです。
ハコネサンショウウオなんかも蓋つき(マンホール的な)ではありますが、伏流水と繋がっているこうした場所に産卵するのを聞いたことがあります。
案外条件が良ければあまり気にせずそのまま産卵してしまうのでしょうか。。
あとはこのタゴがどうやってここに来たのかが気になるところです。
案外条件が揃ってれば
なのでまれにあることのようですが、1m四方に50卵以上は数えられるので、ここも偶然ではなく好んで集まっていると考えられます。