伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

これって外接ハロ?

2022年04月03日 | 
 朝、愛犬を散歩に連れ出した朝は青空に巻雲が浮かんでいる爽やかな朝。



 しかし、寒い。
 霜も降りていた。




 時間とともに巻雲が増え、空を覆った。こうなると、もう巻層雲という感じ。ハロが見えるかもしれないと目をこらすが見てはいないようだ。



 9時過ぎに自宅を出て、常磐自動車道勿来インターチェンジに向かう。
 途中、空を見上げると太陽の下部に虹色のラインが見えた。

 「あれ、環水平アーク・・」

 太陽の下に、地平と平行にまっすぐの虹色がかかる現象だ。

 疑問に思って、山田町の鳳城バス停に車を停め、写真を撮った。よく見ると、下部だけでなく、上部にも暈(かさ)がかかっている。しかもその暈はまん丸ではなく、楕円の一部のように見える。
 タンジェントアークのようだ。

 あらためて調べてみると、太陽を丸く囲むハロ(22度ハロ)に接して発生する楕円形のハロで、太陽が地平からの高度が約30度以上になると楕円に囲むハロが発生することがあり、約45度を越えると左右に楕円の孤が見えるようになるという。

 太陽高度が30度以下になると、楕円の膨らんだ部分が消失し、上部と下部の円弧だけが見えるようになる。きょう見えたのはこの状態の外接ハロで、この状況はタンジェントアークと呼ばれるという。
 太陽高度がさらに下がると、孤は逆方向のV字型になっていくそうだ。これまで見たタンジェントアークはこのV字型に近いものだった。よく調べもしなかったが、そうか、太陽高度が関係していたのか。勉強になったな-。

 この時の空は、完璧に巻層雲に覆われていたが、常磐自動車道を南下するに従って雲が厚みを増していった。そして水戸を過ぎ、筑波の手前辺りからだろうか、雨も降り出した。同時に沿道に見えるサクラ・ソメイヨシノの開花も進み、友部パーキングエリア辺りでは満開になっていたと思う。

 残念な雨の中、満開のサクラを見ながら常磐自動車道を南下し、3時間弱で市川市に到着した。
 小一時間後、午後1時過ぎにいわきに向けて出発した。

 途中、パーキングエリアで天ぷらを食べた以外、ひたすらいわきをめざした。
 勿来インターで自動車道を降り、自宅に帰る途中、若干迂回した。
 すると、田んぼの畦にいた。



 キジだ。しばらくたたずんで、周囲を気にするように首を伸ばしたりしていたが、やがて歩き出して離れていった。

 そういえば、以前、常磐でだったか、キブシが花をつけているのをみていた。しかし、散歩道の近くでは花を見ることはなかった。
 今朝、ふと見上げると、キブシの花が枝から下がっていた。



 この花も春の早い時期に咲く。春一番の花の1つといっても良いと思う。

 我が家のサクラ、マメザクラか、コヒガンザクラか、良く分からないのだが、樹高は3m程度で花は小ぶり、白い花をつけ、やがて、花の芯に濃いピンク色がさしてきて散り、葉っぱが茂る。



 今日の夕方で五部咲き程度かな・・。


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