イノシシの掘り起こし跡は、ほんと、あちこちにあるが、今朝もこんな感じだ。
アスファルトの上に乗った土だろうから、そんな深くはないのだろうが、それだけにミミズを探しやすいのだろう。ここいらに昨年ナンバンハコベを見つけて花を楽しんだので、今年も咲いていないかと探しているのだが、これでは、難しそう。例え花があっても、イノシシが掘り起してしまった可能性がある。ちょっと残念。
蹄の割れた足跡を探してみたが見つからない。
おそらく次の写真が足跡だと思う。
さて、こんな調子なので、いつイノシシに出会うかと、半ばびくびくしているのだが、幸いにして、散歩コースでイノシシに出くわしてはいない。今まで見かけたほ乳類は、リスとウサギそれにモモンガか。ああ、そうそう、アナグマもいた。幸いにして危険性の大きいイノシシには遭遇していない。しかし、そのうち出会ってしまうかも・・。
かつてイノシシを見かけたのは6回しかない。最初は藤原町の田場坂。震災でいわき石川線が崩落して通行止めになっていた時に、林道を経由して帰るために山道に入ったところで、一度は法面の上にすくっと立っていて、車が近づくとサッと身を翻して雑木の中に消えていった。もう一度は、別のイノシシかどうかは分からないが、おそらく事故にあったのだろう、後ろ右足を引きずりながら雑木の中に消えていった。
次に見かけのは田人町。あれは、組織の再編で支所を1名減にするという説明会が支所毎に開かれた際、その帰路で黒田辺りで見かけた。ヘッドライトに親子が浮かび上がり、母イノシシなのだろう、道路の真ん中をふさいで、道路を横断するうり坊を守っていた。慌てるでもなく堂々とした姿に開いた口がふさがなかった。もう一度は田人中学校の辺りで、1頭のイノシシが道路を横断していた。
もう一度は渡辺町。やはり震災で泉から渡辺町を迂回して遠野に向かっていた時だ。何があったのかは分からないが、道路の真ん中で、何かを食べようとしていた。近づく車に一度はその場を離れたものの、戻ってまた何かをくわえようとしている。そんな場面だった。
そして、常磐の傾城のガソリンスタンド脇の田んぼ。2頭のイノシシが激しくケンカしていた。通りすがりに見ただけだが、激しい場面だった。
いずれも写真は撮れなかったが、昨日は、遠野町上遠野の小渕の田んぼに見かけた。
ちょうど通りかかった時に、稲刈り後におそらく株から稲の葉っぱが伸びて一面緑色に染まる田んぼの中に、なにやら茶色の塊が数個見えた。
何だろうと思って車を停めて見ると、この塊が動いている。
イノシシだった。
ほぼ同じ大きさの4頭。成獣と同じ程度。おそらく兄弟・・いや姉妹か・・いやいや兄妹、姉弟・・良く分からないが、同じ母に生まれた子ども達ではないだろうか。生まれてから1年程度は立っていそうだ。その兄弟達が、午後3時30分頃の昼日中に、人家も近い田んぼでのんびりと食事をしている。あまり人を怖れていないということだ。これはやばい。
もともとイノシシは昼行性らしい。しかし、人と生息域が重なる場合、夜行性の行動様式をとるという。神経質で人を怖れるからだろう。それがこうやって人がいる近くにも出てくる。イノシシをびっくりさせたりすると、突進してくる危険性があるし、オスの場合牙がするどく、太もも辺りの高さに攻撃してくるため、大動脈損傷で命に関わる傷を負う場合もあるという。
のんびりと餌を食べているイノシシだが、とても可愛らしいとは言えないのだ。
やはり山に追いやるしかないのだろう。
見かけてもちょっかい出さないようにしたいものだ。
アスファルトの上に乗った土だろうから、そんな深くはないのだろうが、それだけにミミズを探しやすいのだろう。ここいらに昨年ナンバンハコベを見つけて花を楽しんだので、今年も咲いていないかと探しているのだが、これでは、難しそう。例え花があっても、イノシシが掘り起してしまった可能性がある。ちょっと残念。
蹄の割れた足跡を探してみたが見つからない。
おそらく次の写真が足跡だと思う。
さて、こんな調子なので、いつイノシシに出会うかと、半ばびくびくしているのだが、幸いにして、散歩コースでイノシシに出くわしてはいない。今まで見かけたほ乳類は、リスとウサギそれにモモンガか。ああ、そうそう、アナグマもいた。幸いにして危険性の大きいイノシシには遭遇していない。しかし、そのうち出会ってしまうかも・・。
かつてイノシシを見かけたのは6回しかない。最初は藤原町の田場坂。震災でいわき石川線が崩落して通行止めになっていた時に、林道を経由して帰るために山道に入ったところで、一度は法面の上にすくっと立っていて、車が近づくとサッと身を翻して雑木の中に消えていった。もう一度は、別のイノシシかどうかは分からないが、おそらく事故にあったのだろう、後ろ右足を引きずりながら雑木の中に消えていった。
次に見かけのは田人町。あれは、組織の再編で支所を1名減にするという説明会が支所毎に開かれた際、その帰路で黒田辺りで見かけた。ヘッドライトに親子が浮かび上がり、母イノシシなのだろう、道路の真ん中をふさいで、道路を横断するうり坊を守っていた。慌てるでもなく堂々とした姿に開いた口がふさがなかった。もう一度は田人中学校の辺りで、1頭のイノシシが道路を横断していた。
もう一度は渡辺町。やはり震災で泉から渡辺町を迂回して遠野に向かっていた時だ。何があったのかは分からないが、道路の真ん中で、何かを食べようとしていた。近づく車に一度はその場を離れたものの、戻ってまた何かをくわえようとしている。そんな場面だった。
そして、常磐の傾城のガソリンスタンド脇の田んぼ。2頭のイノシシが激しくケンカしていた。通りすがりに見ただけだが、激しい場面だった。
いずれも写真は撮れなかったが、昨日は、遠野町上遠野の小渕の田んぼに見かけた。
ちょうど通りかかった時に、稲刈り後におそらく株から稲の葉っぱが伸びて一面緑色に染まる田んぼの中に、なにやら茶色の塊が数個見えた。
何だろうと思って車を停めて見ると、この塊が動いている。
イノシシだった。
ほぼ同じ大きさの4頭。成獣と同じ程度。おそらく兄弟・・いや姉妹か・・いやいや兄妹、姉弟・・良く分からないが、同じ母に生まれた子ども達ではないだろうか。生まれてから1年程度は立っていそうだ。その兄弟達が、午後3時30分頃の昼日中に、人家も近い田んぼでのんびりと食事をしている。あまり人を怖れていないということだ。これはやばい。
もともとイノシシは昼行性らしい。しかし、人と生息域が重なる場合、夜行性の行動様式をとるという。神経質で人を怖れるからだろう。それがこうやって人がいる近くにも出てくる。イノシシをびっくりさせたりすると、突進してくる危険性があるし、オスの場合牙がするどく、太もも辺りの高さに攻撃してくるため、大動脈損傷で命に関わる傷を負う場合もあるという。
のんびりと餌を食べているイノシシだが、とても可愛らしいとは言えないのだ。
やはり山に追いやるしかないのだろう。
見かけてもちょっかい出さないようにしたいものだ。
これが現実なんですね。
中山間地域、これからどうなってしまうんでしょうか。
ありきたりな言葉で申し訳ないですが、「すごく心配」です。
以前から夕方に散歩に出かけたら、人家に近い林道にいた、などのお話を聞いており、人の活動時間とイノシシの活動時間、そして活動する領域が重なることで、人身に関わる問題がおきなければいいが、と思っていました。
初めて、人家に近く人の戸外での活動時間も重なる場所で、イノシシが悠々と何かを食んでいる姿を見て、改めて危険性の認識を呼びおこしています。
ただこの問題は、中山間地だけの問題ではないと思います。ブログにも紹介していますが、常磐の傾城団地下で、ガソリンスタンド脇の田んぼで2頭のイノシシが争っている姿を見ていますし、以前、神戸の六甲山近くの団地にイノシシが出没すると問題になっていた報道を見ています。
いわゆる町場でも、周辺部では野生動物の被害の可能性が高いという現実があると思いますので、中山間地に限らず注意を喚起することが重要になってくるのでしょう。
最近の数字は把握していませんが、いわき市の場合、市と県で補助金を用意している4,000頭程度はイノシシを捕獲しているはずなのですが、捕獲頭数がこの程度でいいのかどうか。
まだまだ足りないのかもしれませんね。
両者が安全と安心のもとに共生できるよう、適正な捕獲が進むよう願っています。