伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

いよいよ市議選告示。遠野町で第一声、遊説のスタートを切りました

2020年09月06日 | 選挙
 こんにちは。
無所属の候補者、伊藤浩之です。

 私は共産党を離れ、無所属になり、組織も、団体も支援がない中でしたが、多くの個人のみな様に支えられて、今日の告示日を迎えることができました。まずは感謝を申し上げたいと思います。
 
さてみなさん。
 私は4期15年間、市議会議員として活動をさせていただきました。
この間、3人の市長とあいまみえ、政治姿勢や公約に関する論戦をしてきたことを思い出しています。

 例えば、磐城平城に櫓を建てて、オリンピックで増える外国人観光客に見せたいと選挙中に発言した市長がいました。議会で取り上げると、この公約は「例えばの話だ」とはぐらかす市長に、「有権者をバカにしている」と追及して、新聞の県内版に紹介されたこともありました。。

 櫓を建てる公約自身に議論が必要です。同時に、市長となろうとする者が有権者の前で無責任に発言した、その姿勢に大きな問題を感じました。政治を担う者が市民に嘘をついてはいけない、ごまかしをしてはいけないのだと思います。

 私が共産党を離れた理由も、ここにありました。それまで一緒に活動していた幹部たちが、住民に結果的に嘘をついた。私がその嘘を指摘をしても隠そうとしてじたばたするばかり。こうした幹部たちと決別するため党を離れ、自分の姿勢を貫くことにしたのです。

 私自身は、失敗することはあるし、間違うこともります。しかし、言葉にしたことには、その結果がどうあれ責任を持つため努力していきたいと考えています。こういう当たり前の姿勢を貫き、今後ともがんばりたいと思います。みなさんの引き続くご支持を、伊藤浩之にお寄せいただけるよう心からお願いをいたします。

みなさん。
 新型コロナウイルスの感染への不安、水害などの災害への対応、教育の一環である学校給食の無償化を始めとした教育費負担の軽減、あるいは、トリチウムを含む処理水の対応の問題など、市民のみなさんが関心を高めています。これらを選挙の時の耳障りのいいスローガンにとどめてはいけません。住民の願いを活かしていくために、真剣にトライしていくことが求められていると思います。

 そのために、市民の声をさらに大きくすることに力を注ぐことも必要です。同時に、私は、市議会のあり方が大事な役割を持つと考えています。多様な考えを持った議員や会派が、1つの方向にまとまった時、その課題の実行を求める大きな圧力になるからです。

 例えばみなさん。先の6月市議会に、住民から提出された原発の処理水の対応に関する請願がありました。私と自民系の会派と請願への対応を話し合う中で、各会派の一致が広がり、請願採択に道が開かれていきました。

 この採択を受けて、市は、国が国民の理解と納得を広げ、風評被害が起きない国民的土壌を作ることと合わせて、それまで間は処理水を放出しないよう求める要望書を、国に提出しました。議会の一致した行動が、市長を動かす力になったわけです。

また、みなさん。
 震災後に、本市は経済教育施設・エリムを整備しました。私は、この施設を利用する際の学校ごとの交通費の格差が大きいことを指摘し、交通費は市が負担するよう求め議論していました。

 この議論を受けて、自民党所属の議員もこの問題を取り上げるようになり、その結果、交通費補助が予算化されました。保護者の声もあり、右から左まで、いわば議会が一体となった結果、予算化されることになったわけです。

 これらには、議会が一つになった時、市もその意向を汲まざるをえないことが示されていると思います。議会そのものを、市民のみなさんの願いや声を実現する力にしていくことが求められているのです。

みなさん。
 議会自身が持つ力を本格的に発揮させていくために、どんな議員が必要なのでしょうか。市民のみなさんの声に耳を傾ける力を持つこと。同時に、それぞれの考え方を超えて、会派や議員間で徹底して話し合い、一致点を見い出すための努力を惜しまない。そういう議員を増やしていくことが求められていると思います。

 人口減少の時代です。安心して暮らしていける環境づくりなど、課題の解決はいっそう重要さを増していきます。その中で、これらの課題に議会として真摯に取り組むことがいっそう求められていると思います。

 私は、議会改革推進検討委員会の委員長を2度に渡って務め、会派間の話し合いの中心に座って議会改革推進条例を制定を進めてきました。私はこの経験を今後とも活かして、市民のみなさんの声を一体となって活かす市議会となる努力を続けていきたいと考えています。

みなさん。
 今度の選挙は、私にとって無所属での初めての挑戦です。組織も、団体もない選挙ではありますが、みなさんの支えが、市議会に送り出していただける大きな力になります。
そのためにも、どうか、まずは選挙に行っていただきたい、そして私を支持していただきたい、なおかつお知り合いに私への支持を広げていただきたい。
最後に重ねてお願いをしまして、私の訴えとさせていただきます。


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1 コメント

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7日に期日前投票をしてきました (一いわき市民)
2020-09-08 09:25:11
いわき市の為に頑張って下さい!
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