伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ホウネンエビ、トンボそしてチョウ・・いろいろ

2018年06月06日 | 生き物
 毎朝の愛犬の散歩で通りかかる道沿いに新しい発見がある。

 有機栽培をしている田んぼで、耕作者が田んぼを見つめていて教えてくれた。

 「この田んぼにはホウネンエビが出るんだ。透き通っているんだけど、赤いのもいる。この赤いのは何だろう」という。

 ほら、ここ、ここ。指さす先に体調3㎝程度のエビが節足を一生懸命動かして移動していた。



 初めて知るエビ。昔、息子か、娘が小学校の頃、学研の「学習」を購読していて、付録についてきた甲殻類「シーモンキー」に似ていなくもない。ただこちらの方が少しスリムなような気がするが。

 ちなみに赤いホウネンエビはこちら。



 赤の正体は、お腹の卵のうに詰まった卵の色のようだ。

 ホウネンエビは1カ月程でいなくなってしまうという。おそらくその間に子孫を残し、11カ月間は田んぼの泥の中で卵として生活するのだろう。1カ月間がんばれ、ホウネンエビ。

 次も水の中。この有機栽培の田んぼの向かいにハスを栽培している田んぼがある。

 ちょうど水抜きをしていたようで、水位がずいぶん下がって水底がはっきり見えていた。

 そこにでかい何かがいる。



 オタマジャクシだ。尻尾の先まで15㎝はあろうかとう大物だ。いや、20㎝あるかもしれない。ウシガエルに違いない。

 よく見ると尻尾の付け根に足がある。目は充血しているように赤い。





 サギ類があちこちで捕食しているのが、このオタマジャクシだと思う。確かにこれは食べ応えがありそうだ。

 ちなみに、こちらは普通サイズのオタマジャクシ。



 有機栽培の田んぼで撮った。ここには様々な水生昆虫が生息しているという。実際、ミズスマシかな、タムシかな、そんな昆虫が泳いでいる姿を見かけた。

 次はトンボ。







 2枚目の写真のトンボは左側の前羽がとれてしまった。自動車事故なのか、うちの犬がカプッと咥えようとした時にかじりとったのかは分からないけれど、とにかく羽が1枚欠けている。

 ネットで写真を見比べたけれど、何という名前か特定できない。

 サナエトンボの仲間の可能性が高いと思うのだが、もしかしてエゾトンボの仲間なのかもしれない。

 次の写真の奥にいる画像がぼけたトンボはシオヤトンボだ。シオカラトンボとほぼ同じ大きさのトンボ。手前のトンボのサイズ感がこれでお分かりいただけると思う。



 自宅にいた時に、似たようなトンボが飛んできた。ギンヤンマなんかが良くするように、庭先を行ったり来たりしながら、エサとなる昆虫を探しているようだ。時にコースを大きく外して高く飛んだりする。エサを見つけたのだろう。先のトンボとは模様が違う。別のトンボのようだ。

 運よく庭の隅でホバリングをしてくれた。





 こちらのトンボはハラヒロトンボだと思う。



 シオヤトンボの次に出てくる、シオカラトンボの仲間のトンボだ。

 小さいけれど体色の水色がきれいだ。ホソミオツネントンボ。


 
 青と言えばこんなきれいな青色を持つ蚊が、林のふちにいた。



 きれいな色だ。調べるとミスジガガンボが似たような模様をしている。ただこの場合、体色は白と黒のシマシマで、体色が角度によって青色に見えるということらしい。

 青黒のシマシマガガンボは、変異でたまたま生まれたのだろうか。

 オオウラギンヒョウモン。



 アザミでお食事中。





 ヒメウラナミジャノメ。



 カノコガがいた。6月2日のこと。そういつも梅雨時近くに出てくる。



 カタツムリのお食事。名は分からない。食べられているのはフタリシズカの花のつぼみだ。



 あれ、これじゃ花を楽しめない。

 まっ、しょうがないか。 


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