広田寛治のブログ

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12月30日(日)のつぶやき

2012年12月31日 01時18分18秒 | 日記

都心から人が消えて行く。オフィスにも誰もいない。またこいつといっしょに過ごすことになるのかな。youtube.com/watch?v=6eRKeA…


今朝は眠れなくて午前1時30に目覚めてしまった。夢を見ていたようだが、あまり覚えていない。ちょっと淋しい夢だった。いくらなんでも出かけるには早すぎるし、気晴らしに村上春樹の全作品5巻の短編集の最後の1作「沈黙」を読んだ。あまり頭に入らなくて何度も読み返していたような気がする。


「沈黙」の最後の一文にはこんなことが書かれていた。意図的に悪い噂を流す奴は許されないが、もっと許されないのは、その噂に付和雷同し、それが事実ではないとわかっても、何食わぬ顔で、なんの責任も痛みも感じない人々が多数派を形成し、世の中を動かしていること。現代を象徴しているな。


自戒をこめて。言葉は、人を幸せにしたり、励ましたりする力をもっている。と同時に、一瞬にして、人を困惑させ、傷つけることもある。だから、言葉を操る者は、文字、文章、言葉に対して、常に謙虚でなければならない。

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