京橋川と旧太田川の分岐点よりやや下流に架かる、旧市内唯一の吊り橋
工兵橋
1889年（明治22年）に白島町北端に駐屯（現在の安田学園の位置）する陸軍工兵第5連隊と京橋川の北岸に所在した牛田の演習場の連絡橋として、工兵隊の手により架けられたもので、
1945年（昭和20年）8月6日原爆被災（爆心地から約2.3km）。周囲の民家が全焼する中、床版の一部が落下していたが、爆風方向に対して平行に架かっていたため落橋はしなかった。そのため、広島市内から郊外（牛田方面）への市民の避難路として使われた。その際、憲兵隊が立ち、一時牛田方面から市内へ入ることは制限された。と
書かれていました。
今では、誰でも渡れる橋となり
橋の先に建っている
安田学園の女生徒たちが
歩く姿がよく似合う
そんな橋になってます。
昼下がり
橋のたもとでは
満開の桜を写す少年や
長寿園において
酒宴が行われているようです。
