いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

議員定数の削減について②

2010-04-11 17:16:16 | 政治活動
3月議会では、山本源一郎議員から議員定数を現在の26人から22人に削減する条例案が提案され、私が委員長を務める議会運営委員会に付託されました。


議員定数の削減については、昨年の6月議会に今回と同じ山本源一郎議員から、定数20人への削減を求める内容の決議案が提案されましたが、賛成少数で否決された経緯があります。

その際、私も反対をしましたが、理由としては以下の通りでした。


①決議案の中で「議員定数を20人に削減するには根拠に乏しい」と自ら述べてしまっていること。

②合併前に比べると、実質的に議員定数が半分になっていること。(合併前は、神栖町26人、波崎町26人の合計52名でしたが、合併後は神栖市で26人になりました。)

③提出方法が「条例案」ではなく「決議案」であったこと。

(条例案が可決されれば強制力があるので、議員定数は即20人になりますが、決議案の場合は強制力がないので、可決されても再度条例案が可決されなければ議員定数は削減されないことから、市民向けのパフォーマンスではないか?という疑問がありました。)


そもそも私は、議員定数の削減に反対の立場ではありません。しかし、削減するためにはきちんとした根拠が必要であり、それが示されなければ、簡単に賛成できるものではありません。

(これは、議員定数の削減に限らず、全ての議案に対して言えることです。)


それを確認するために、議会において山本源一郎議員に以下の内容の質問をしましたが、残念ながら、それぞれ明確な答弁はいただけませんでした。


①前回は20人への削減を求めながら、今回は22人への削減と、2人分増えてしまった根拠は?

②神栖市と人口や財政状況などが近い、県内市町村との議員定数の比較を行ったか?

③議員定数を削減することにより、議員の存在意識、スキルアップにつながることは明白という考えのようだが、その具体的な内容は?


この件については今後、議会運営委員会において議論がなされますが、各委員のご意見をうかがいながら、委員会としての答えを早急に出したいと思っています。
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何かを考えたい時は…②

2010-04-09 20:44:09 | 日常
このブログで、『ねこの手も借りたい…』とコメントしたところ、『そのねこは見つかったのか?』というご心配を数人の方からいただきました。

(ありがとうございました。)


残念ながら見つかりませんでしたが、ようやく本来の生活ペースに戻れそうな状況になってきました。

心にゆとりができると、今まで止まっていた頭の一部が動き出すような感じがします。


― 今週は、私の身近な人が新しい生活を始めました。

今までだったら、いろいろと心配もしたのでしょうが、もうそれはありません。

(もちろん、いい意味で… です。)


時が経って、何かが前に進んだのかもしれません。

それどころか、あまり変化のない日々を過ごしていた私は、逆に刺激を受け、『自分も何かしなければ…』という思いにさせられています。

今まで止まっていた頭の一部が動き出したはずの私ですが、その答えがなかなか出てきません。


こんなときは…

― いつものように、車の中で考えてみます…
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たちあがれ日本…

2010-04-08 11:14:15 | 国政・県政
と聞いて、何かのキャッチフレーズかと思ったら、新党の名称でした。

このような党名もありなんだ… と思いながら、その新党に参加するメンバーを見てみると、平均年齢が70歳近くということで、何となく”新党”という言葉がしっくりきません…


支持率が下がってきている民主党でもなく、支持率を上げることができない自民党でもなく、第3極を目指すということなのでしょうが、それが目的の新党だとすれば、そこには大きな疑問を感じます。


このブログでも何回か述べていますが、重要なのは党そのものではなく、政治家が国のため、国民のために何をするかということであり、その意味では、党というものはそれを実現するための手段にすぎないと思っています。

今回の新党も基本的な政策は今後調整するようですが、それでは順序が逆であり、本来、「手段」であるべきはずの党というものが、「目的」になってしまっているような気がしています。


政治家としては素晴らしい能力を持った皆さんなのでしょうが、今回の行動は残念ながら、”迷走”にしか見えません。(最近の国会では迷走する人が増えているようです…)


「最近の若い者は…」という言葉がありますが、その反対の言葉が私の頭を過りました。
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新年度

2010-04-07 14:19:20 | 政治活動
「4月から新年度」という方は多いかと思います。

私は特に年度に関係した生活はしていないので、特別な変化はありませんが、性格的には定期的に区切りをつけたがるところがあり、私には関係のない新年度を勝手に活用させていただき、気分的には新たなスタートを切ったような新鮮な状態にあります。


神栖市役所では本当の?新年度を迎え、人事異動も行われました。


私は毎年この時期を迎える前に、「年功序列を全て否定するものではないが、将来的なことや、やる気がある職員、能力がある職員が報われるためにも、そのような若い人材がいれば、積極的に管理職に登用すべきではないか?」と主張してきました。

これは、若い職員の士気を高めるという意味があるのはもちろんのこと、もう一つは神栖市役所ではここ数年で定年を迎える職員が多く、また、その中で管理職を務めている方も多いことから、その少し前から計画的に若い職員を管理職に登用し、経験を積ませておかなければ、数年後には市長を支える部長や課長などの幹部職に、管理職の経験が浅い職員ばかりが就くという事態になりかねないことを危惧したからです。


残念ながら、今まではそのような私の主張は受け入れられることなく、相変わらずの年功序列を基準とした人事が繰り返されてきましたが、この4月の人事異動では、ようやく数年後におとずれる”現実”に気がついたのかどうかはわかりませんが、今までに比べると前述したような若い職員の登用が見られました。

この件については、対応が遅れたことは否めませんが、ようやくその流れが出てきたことは結構なことです。


今回の人事異動を受けて、自分よりも年下の人が上司である課長や部長になったことに不満のある職員もいるかもしれませんが、不満を言う前にそれに見合う仕事をきちんとして、その仕事ぶりが評価されたことによって、昇進する…


― そのような姿を期待しています。
コメント (4)
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