9月23日に閉会した9月議会では、平成27年度決算が審議されましたが、その中で気になったことの一つが、「神栖市国際交流基金」です。
その名のとおり、国際交流事業に充てることを目的とした基金で、残高は5000万円弱あります。
この基金が、国際交流事業活性化のために活用されているのであれば、何の問題もなりませんが、実際は、平成5年度の基金設置以降、平成26年度までの20年余り、一度も取り崩されることがなかったとのこと。
5000万円ものお金を、国際交流事業で使い道がないのであれば、国際交流基金を廃止して、他の事業に回してはどうか?との指摘をしたこともありましたが、それが関係しているかどうかはわかりませんが、平成27年度には、初めて378万円が取り崩されました。
それも、年度当初ではなく、補正予算という形で取り崩されていたので、何に使われたのかを確認すると、その一部が、市制施行10周年事業において、姉妹都市アメリカユーリカ市から、使節2名を招いた費用に充てられたとのこと。
ちなみにこの2名は、ユーリカ市長やその代理というのではなく、民間の方。
その2名の交通費や宿泊費など、など、などを、全て神栖市が負担したということになります。
ということは、今後、神栖市からユーリカ市に人が派遣された場合には、ユーリカ市が全額負担してくれることになっているのかを確認したところ、神栖市の担当からは「それはない」との答弁が…
当たり前ではありますが…
つまり今回は、神栖市が気前よく(?)お金を出し過ぎてしまったということであり、これは市の担当も認めました。
その背景には、神栖市の財政が恵まれているということもあったようですが、このようなバランスを欠くやり方で、本当に国際交流が上手くいくのか疑問に感じました。
関係する皆さんは、国際交流事業に対して、熱心に取り組まれていると思いますので、それ自体は素晴らしいことだと思いますが、だからこそ、お金の面で疑問を持たれないような対応を、今後は期待したいと思います。
その名のとおり、国際交流事業に充てることを目的とした基金で、残高は5000万円弱あります。
この基金が、国際交流事業活性化のために活用されているのであれば、何の問題もなりませんが、実際は、平成5年度の基金設置以降、平成26年度までの20年余り、一度も取り崩されることがなかったとのこと。
5000万円ものお金を、国際交流事業で使い道がないのであれば、国際交流基金を廃止して、他の事業に回してはどうか?との指摘をしたこともありましたが、それが関係しているかどうかはわかりませんが、平成27年度には、初めて378万円が取り崩されました。
それも、年度当初ではなく、補正予算という形で取り崩されていたので、何に使われたのかを確認すると、その一部が、市制施行10周年事業において、姉妹都市アメリカユーリカ市から、使節2名を招いた費用に充てられたとのこと。
ちなみにこの2名は、ユーリカ市長やその代理というのではなく、民間の方。
その2名の交通費や宿泊費など、など、などを、全て神栖市が負担したということになります。
ということは、今後、神栖市からユーリカ市に人が派遣された場合には、ユーリカ市が全額負担してくれることになっているのかを確認したところ、神栖市の担当からは「それはない」との答弁が…
当たり前ではありますが…
つまり今回は、神栖市が気前よく(?)お金を出し過ぎてしまったということであり、これは市の担当も認めました。
その背景には、神栖市の財政が恵まれているということもあったようですが、このようなバランスを欠くやり方で、本当に国際交流が上手くいくのか疑問に感じました。
関係する皆さんは、国際交流事業に対して、熱心に取り組まれていると思いますので、それ自体は素晴らしいことだと思いますが、だからこそ、お金の面で疑問を持たれないような対応を、今後は期待したいと思います。