休日の午後、娘とレンタルDVD「歓喜の歌」を見た。娘は、安田成美さんのファンで、きれいきれいの連発、私は小林薫さんの演技力に見惚れていた。年末の二日間だけのお話なのに、みんなの人生が盛り込まれて、なかなかの秀作、お勧めです。
「大和小泉式部日記」で式部が奈良麻呂にあてて書いた恋文を作っていくのが、つぎの稽古までの宿題になった。万葉集や、百人一首を参考に、奈良麻呂を愛でる言葉を探してみよう。あをによし奈良の都に咲く花の・・・。
娘が忘れていった衣類や靴下を詰め、EXPACK500で送ろうとしたら、厚みが出てしまって、ポストの口に入らない、使えないエクスパック、近くの郵便局は、今日明日と締まっているし、本局の窓口へ持っていかねばならないのか、手間のかかる荷物を作ってしまった。ポストの口を、なんとか改良してもらえないものか。
金曜日に、第5回目の演劇練習があった。後半には、松村武さんもいらしゃって、「大和小泉式部日記」終わりまでのストップモーションができあがった。B班が一番進行状況がよいと、褒めてくださった。気分よく、帰りに来年用カレンダーを、四つ買い求めた。海外用クリスマスカードもついでに買っておいた。
「第七話 サポナリア」貞美(中井貴一)を‘大天使ガブリエル’だと思い込む岳(神木隆之介)は、貞美の姿を見て逃げ出したルイ(黒木メイサ)の態度を責める。ルイは修(平野勇樹)に頼んで貞美の足跡をたどり、キャンピングカーを見つけるが貞美は不在。その頃、貞美は、エリに、理容室を自分宛の郵便物の送り先にさせて欲しいと頼み、携帯電話の番号も変えてしまう。岳は貞三(緒方拳)にガブリエル天使を怒らせてしまったと相談し、貞三も、息子が、岳やメイに会いに来ていることを悟る。ガンの苦しみに耐える、中井貴一より、このドラマが遺作となった、緒方拳の演技に、目が行ってしまう。家族にみとられ、自宅で死を迎える人は、倉本聰の希望であるのかもしれない。