加奈(仲間由紀恵)から、子どもが産めない体だと告白された、翔太(加瀬亮)は、加奈から呼び出されて、藤本(陣内孝則)のアパートを訪れる。加奈は、藤本に立ち会いを頼んで、自殺しようとした本当の理由を話し始める。翔太は、そのあとすぐ、加奈の家を訪問し、加奈の祖母に、子どもを作る気がないことを告げ、メールで加奈に叱られる。加奈の父親は、翔太の家に行き、この縁談がなかったことにしようと提案する。まわりの思惑とは、裏腹に、加奈は、翔太に惹かれてゆく。
人の心の、微妙なすれ違いが、うまく描かれ、山田太一の脚本が冴えているのだが、女装趣味と、母親の浮気は、どうも理解しがたい。
人の心の、微妙なすれ違いが、うまく描かれ、山田太一の脚本が冴えているのだが、女装趣味と、母親の浮気は、どうも理解しがたい。