コード・ブルー

多重衝突事故が発生した高速道路のトンネル内に、冴島（比嘉愛未）と共に入った藍沢（山本智久）は、腕から血を流している、小西（肘井美佳）から助けを求められる。小西の恋人（大橋智和）が、トラックの下に滑り込むように挟まれていたが、動脈が断裂しており、諦めざるをえなかった。つぎつぎと起こる救命処置に、ヘリコプターに乗ることを許されなかった男性研修医も、現場へ、ドクター・ヘリでかけつけ、多くの患者を救う。ガソリンが充満するトンネル内で、最後の患者を見捨てず、全員で救命する姿には、迫力があった。助けられる命と、諦めなければならない命、医者の力が、どこまで命を救うことができるかを問いかける、最終回であった。