げろげーろの毎日

かえるグッズ収集と旅行とご飯を作って食べることが大好きなげろげーろの日記です。
沖縄で暮らし始めました。

五月大歌舞伎

2006年05月24日 | 歌舞伎
さてさて、やっとこさ夕方。時間つぶしに面白い博物館を熱中してみてしまったのでけっこう疲れてしまった。こりゃ、ちょいと居眠りしてしまうかもしれな・・・と思いながら始まりました!歌舞伎!!!

今日の演目
一、 増補双級巴(ぞうほふたつどもえ)石川五右衛門
   石川五右衛門 吉右衛門
   此下久吉 染五郎
   三好国長 信二郎
   左忠太 宗之助
   呉羽中納言 桂三
   三好長慶 歌昇
   次左衛門 段四郎

吉右衛門様が石川五右衛門の役!
「中村吉右衛門宙乗りにてつづら抜け相勤め申し候」とは書いてあったけれど、実際に中に浮いた状態でつづらから出てきて、しかもどんどん3階の方へ吊り上げられていって、でもずっと演技し続けている吉右衛門様に、私はまたまた惚れ直してしまいました。あ~かっこいい。もう還暦過ぎているおじいさんなはずなのに・・・・「つづら背負ったがぁ~おかしぃかぁ~!ばぁかぁめぇ~~ 」といいう台詞が吉右衛門様の素敵な太~い声で迫力満点で、ちょーーーーかっこよかった~~~。あ~素敵。どうしよう

これまた、染五郎がかっこよかった。私は染五郎はテレビドラマとかで出てくると嫌いな方なのだが、歌舞伎を演じている染五郎はりきっとしていてかっこよい。さすがっていうかんじである。テレビとか出るのやめちゃえばいいのに。

ニ、 京鹿子娘道成寺 白拍子花子 福助

福助さんがひたすらひたすら舞う舞台。女形の人の女の舞いは、なんというかエロチックなでも上品な美しさが漂っていたような気がする。美しい~~

三、 松竹梅湯島掛額 吉祥院お土砂  火の見櫓
   紅屋長兵衛 吉右衛門
   小姓吉三郎 染五郎
   八百屋お七 亀治郎
   長沼六郎 信二郎
   丁稚長太 廣松
   月和上人 由次郎
   若党十内 歌昇
   おたけ 芝雀
   釜屋武兵衛 歌六

そして、最後の幕は前半はとってもコメディだったのだが、後半はそりゃそりゃすごかった!!!!
八百屋お七役の亀治郎さんが、途中人形と化して人形浄瑠璃を舞うのだが、それがもう、人形そのもの。すごい激しい感情を人形として表していて、目が離せなかった。ほんと。本当にすごかった。圧巻!!

というわけで、また来月も行きたいな~。歌舞伎座の方には一幕見席があるから、来月もどこかで行こうかしら。
今日はカード会員の特別割引日だったので、「はりまや~」など屋号を飛ばす人が少なかった気がする。やはり、一幕見席に集まる通の人の掛け声を勉強したいものだ。

ふむふむ。大満足な一日であった。



両親とデート_3

2005年11月03日 | 歌舞伎
おなかいっぱいを減らすために銀座まで歩きました。似合わないですが銀ブラ。
そして、16時ごろ目当ての歌舞伎座へ。今回は一番安い席を予約して行きました。そして、3幕分観賞。

①日向嶋景清  吉右衛門様作品  父と娘の親子愛の物語
②鞍馬山誉鷹  富十郎の長男大君が、初代鷹之資(たかのすけ)を名乗り、その門出を豪華な共演陣で祝う一幕
③連獅子    幸四郎 染五郎 親子で有名な獅子の舞

①は吉右衛門様が一番好きなので、一番の目的の一幕でした。やはり迫力あります。小さい声で「播磨屋~」と言ってみました。タイミングはばっちりだったようです。
②は 鷹之資君が6歳とは思えないすばらしい演技でびっくりしました。74歳のお父さんもすごいです。
③は、マジですごかったです。赤と白の長髪の鬘をつけて、頭をぐるんぐるんまわす、所謂「歌舞伎~~」という感じの一幕ですが、美しく激しく舞う彼らの演技に本当に感動してしまいました!!ほんとすごかったです。幸四郎さんも染五郎も役者としてはあまり好きなタイプではなかったのですが、今日はちょっと惚れ直しました。

というわけで、昼間さんざん歩き回った後なのでわたしの両親は間違いなく眠ってしまうだろうと思っていたのですが、ぜんぜん眠らず、積極的に観賞していて、私同様感動したようです。よかった!次はもっと前の席で・・・と言われてしまいました。
疲れたけど充実した一日でした。また行くのであります。。。

残念

2005年09月26日 | 歌舞伎
9月大歌舞伎の最終日、一か八かでまた仕事帰りにひとっ走り。並びました。
また並んだ時に「入れない可能性があります」と言われましたが、並んで待ってました。
当日券発売開始・・・ドキドキ・・・
うぅぅううぅぅぅ
私の2人前で残念ながら定員いっぱい。売れきれ・・・・あぁぁぁ
私はこの9月に4回も歌舞伎座にありを運びました。内2回見れました。
キッチャマの勧進帳、もう一回見たかったなぁ。

11月にまたキッチャマが出るので、また挑戦します。11月は幸四郎・染五郎も出るみたいなのでまたまた楽しみであります。

LOVE*吉右衛門様

2005年09月14日 | 歌舞伎
歌舞伎2回目。今日は*sawaと相方が付き合ってくれた。
今日も「一幕見席」にて当日券を購入。ぎりぎり座れた。
今日も目当ては中村吉右衛門様。「勧進帳」は吉右衛門様の代表作とな。
武蔵坊弁慶役は私が吉右衛門様に惚れた役柄。でも昔見たのはテレビの時代劇だった。歌舞伎の弁慶はもちろん初めて。ドキドキ・・・難しそうなので、イヤホンを借りる。
前回の「東海道中膝栗毛」の笑い中心のものとはだいぶちがった雰囲気で、舞台の背景には長唄囃子連中がずらりと。役者さんたちと囃子連中が一体となった舞台だった。
義経の逃亡を助ける弁慶含む腹心たちが、たくみな演技である関所を通過するシーンだったと思われる。
ってか、私が解説を出来るわけもなく・・・吉右衛門様さんのオーラに私はしびれてしまったよ。もうどうしょうもなく、なんて素敵!!声も舞いも、美しすぎる・・・あ~なんて素敵。かっこいい。私らの席は舞台から一番遠い席だけど、遠さは感じられずものすごい迫力が伝わってきた。あ、これは私が吉右衛門様を好きだからというだけの理由ではないはず。

というわけで、来週も行こうと思います!!せっかく都心に住んでいるのだから利用しなきゃね。ちなみに、帰りにツタヤにより、今は吉右衛門様の「鬼平シリーズ1」を見ております。

観劇中、いろんな人が「てんのうじや~」「はりまや~~」など掛け声をしているのが気になっていて調べた。↓
http://www5e.biglobe.ne.jp/~freddy/syurui.htmなるほど、屋号ね。吉右衛門様は「播磨屋(はりまや~)」だった。「間」を勉強していつかはでっかい声で「播磨屋(はりまや~)」って言いたい!!

>*sawa 最後におばちゃんが「たっぷり~」って言ってたのもちゃんと意味があったよ。今度はお互いにこれで勉強して行こうね!!今日はさんきゅ。

祝!初歌舞伎座

2005年09月03日 | 歌舞伎
昨日、駅に張ってあったポスターにいとしの「中村吉衛門」様の名前が書いてあって反応した。おう、9月大歌舞伎で吉衛門さんがでるのだ!!しかも、2つも!!
吉衛門さんにほれて、そろそろ20年・・・でも歌舞伎は難しそうで見に行ったことがなかった。でもなんか、そのポスターをみてそわそわしてきてしまって、今日行ってみることに至ったのだ。
初心者だし、お金もかかるしなぁ~と歌舞伎座のHPをみてみると、なんと、目的の一幕だけ見ることの出来る当日券が発売されるという。席は一番遠い4F席なのだが、一幕なんと700~900円!!初心者的には上等ではないか!これで見ることに決めた。吉衛門さんは昼の部の「東海道中膝栗毛」と夜の部の「勧進帳」にでる。今日は土曜日だし昼の部を観劇することに決めた。並ぶこと40分。私は早めに並んだので問題なかったが、気がつくと後ろに長蛇の列ができていて、立ち見も発生してるし、中に入れなかった人もいたらしい。早いに越したことはない。
いよいよ始まる!焦ってたんでメガネ忘れちゃって、吉衛門さんの顔がきっちり確認できなかったのだが(バカバカ私・・・)最初の「声」を聞いたとき、ギョーんっとしびれてしまった。あぁ、かっこいい。吉衛門さんはキタさんの役をやっていた。コメディだし、話を現代風に置き換えて演じてくれていたのでとってもわかりやすく面白くって仕方なかった。なーなんで今まで見にいかなったんだろう・・・
というわけでとっても気に入ってしまったので、来週か再来週にでも、今度は夜の部の「勧進帳」を見に行くんだ。だれか一緒に行く人いるかしら?昔、NHKの2時間物の時代劇ドラマで勧進帳をやり、吉衛門さんの弁慶に惚れたのがきっかけなのだ。楽しみ!!