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ミンナとアイヤカンテレートとの楽しいコンサート!

2015-11-20 09:06:00 | kantele
Time Flies!11月もずんずん過ぎていきます。
ぐっと寒くなってきましたが、いかがお過ごしですか?
北海道はこの週末、雪の予報です。

楽しかった、ミンナとアイヤカンテレートの来日コンサートがもう半月前のことです。11月3日に来日・来札して5日の旭川公演、6日の札幌公演と、大勢のファンをつくって帰国していきました。

私は6日の札幌公演の準備や運営に、佐藤美津子さんや、カンテレ仲間の皆さん、北海道フィンランド協会の皆さんと一緒にかかわりました。公演の大成功、ほんとうによかった。
お越しくださったたくさんの皆様、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。

フィンランドの地方都市、Kouvola(コウヴォラ)からやってきた男性11人(メンバーのうちあとの2人は今回来日せず)のカンテレ軍団アイヤカンテレートは、ミンナにカンテレの指導を受ける、兄弟や従兄弟などの仲のいい仲間たち。それぞれに本職があってお忙しいなか実現した初の国外公演となる日本ツアー。6弦カンテレを手に歌ありダンスありのとても楽しいパフォーマンスでした!










往年のロックバンド、ブラックサバスのラブソングをヴァイネモイネンに置き換えたアイヤカンテレートならではの替え歌や、ハーモニカやヨウヒッコも交えての演奏、優雅でチャーミングなダンス、と目にも耳にも楽しいステージ。
6弦のよさを生かしたシンプルなコードストロークがかっこよくて、伝統的なカンテレもふまえつつ、彼らならではの独自のスタイル、ユニークな立ち位置をつくっている様子が実に素敵でした。











第2部冒頭はミンナのソロ。一曲だけで、もっともっとたくさん聴きたいところでしたが、ああ、今回の主役はアイヤカンテレートとミンナが思っているということなのだな、と。



そして、札幌の大勢のカンテレ愛好家とアイヤカンテレートによるミンナの幻想的な曲の演奏です。鐘の音が重なったりずれたりして響きあうちょっと難しい曲です。このステージのために2回の合同練習を経て、幻想的なアンサンブルになりました。ご参加の皆さん、ブラボー。お疲れ様でした。
















そして最後は、客席を巻き込んで、カドリールのダンスを皆さん息切れするくらいたっぷり踊って、楽しいコンサートは幕を閉じました。








もう今から25年も前のこと、北海道フィンランド協会がフィンランドから本格的なカンテレ奏者の招聘を企画し、当時シベリウス音楽院に在学中だったミンナ・ラスキネンさんが推薦を受けて1991年に来道、コンサートやワークショップを行いました。そのときに初めて生のカンテレ演奏を聴いた人も多かったことでしょう。私もその一人です。

そのとき以来の北海道とミンナの深い関わりが、こうしてまたさらに深まり、新たなつながりもできて、嬉しい限りです。

ミンナ、そしてアイヤカンテレートの再来日が待たれます。
Kiitos Paljon, Minna & Aijakanteleet!
See you again, hopefully in near future!




素敵な小さなクリスマス♪

2014-11-15 23:59:00 | kantele
今年も私たちの発表会コンサート、Pikku Jouluカンテレコンサートが楽しく終了しました♪
皆さんが思い思いに選んだ曲で構成したプログラムは、
かなり魅力的だと思っています。
フィンランドトラッドあり、ポップスあり、映画音楽あり、即興あり。
ソロあり、デュオあり、大勢のアンサンブルも。
歌やコーラスも、このコンサートらしさの一部です。

今回もますます、皆さんそれぞれその人らしい、
素敵な演奏をしてくれました。皆さんブラボー。
ほんとに楽しかった!ありがとうございました!

雪の中お運びくださって、温かく聴いてくださったお客様、
本当にありがとうございました。




















マローンおばさん、再び

2014-07-04 09:34:00 | kantele
東京でお世話になっている下里しおん保育園では、毎年クリスマスの時期に、素晴らしく美しいシルエット(影絵劇)を上演しています。
職員の皆さんが半年かけて準備にあたられる素晴らしい作品。脚本や美術、音楽もオリジナルでこのために制作され、美しい下絵をもとに職員の方たちが繊細な切り絵を作り、稽古を長いあいだ重ねて、子供たちのために上演します。

初めて見せていただいたとき、あまりの美しさに感激して、涙が出そうになりました。影絵って、影じゃなくて光を見ているんだなあ、と、そんな気がしました。
語りにも、美術にも、子供たちの未来への祈りが込められているようで、きっとこの光が子供たちの心に宝物のように残るだろうなあ、と思いました。


2009年に私が音楽を担当させていただいた「マローンおばさん」のシルエットを、あらためて上演し映像として残すことになったとのことで、一昨日昨日と、テリーさんのお力をお借りして、音楽を録音しました。カンテレの繊細な響きの再現に心を砕いてくださったテリーさん、本当にありがとうございました。

マローンおばさんに再会できるのが、とても楽しみです。


Timoの新しいアルバム”Soitanda"について

2014-03-28 10:18:00 | kantele
 敬愛するカンテレ奏者、研究者、Timo Väänänenティモ・ヴァーナネンが、4枚目のソロアルバム”Soitanda"を制作しています。古典即興的音楽をベースにしたアルバムとのこと、とても楽しみです。

 すでに録音は終了し、現在、クラウド・ファンディングという一般に賛助を募る形で制作費を集めています。

 アルバムを特別価格で先行して予約・購入することによって、制作費のサポートをすることができます。4月10日の期日までに出資金が目的額に達しない場合は、自動的に出資金はもどるしくみになっています。新しいアルバムの購入のほか、これまでにティモが出したアルバムや写真集の購入も可能です。

 リンク先では、ティモ自身が”Soitanda"について語る動画、アルバムの構想や賛助のしくみなどについて解説されており、日本語訳も併記されていますので、ぜひご覧ください。

http://www.indiegogo.com/projects/soitanda-solo-album-on-kantele

 もちろん、リンク先から直接、賛助に参加していただけますが、私も日本で購入したい方をとりまとめています。10ユーロ(1500円)で”Soitanda"を先行予約・購入したい方、どうぞ私までメールをお送りください。arahiroko@hotmail.com

(3月末をいったんめどとしたいと思います)



また、ティモの資料の日本語訳などに尽力されている、カンテレ仲間のさらふぁいさんのブログにもプロジェクトに関してわかりやすくまとめられていますので、どうぞご覧ください。
http://chie-sarafai.jugem.jp/?eid=1245