someday somewhere

いつかどこかで

実るほど頭を垂れる稲穂かな

2015-09-19 17:11:42 | 建築


2006年に撮影した

もう見ることのできない中讃のこの風景。

今この場所には大型スーパーが建ち並んでいます。

当時、法務局の庁舎設計を担当をしていた私は、

色彩計画のプレゼン資料を作成するためにイメージしている風景を

探しに東へ西へ。


決してどっかのスポーツイベントとのエンブレムの展開資料作成のために、

勝手に誰かの画像を無断使用するなんて事はしませんでした。





出来あがったサインです。

四色使っていますけど、全てに意味があります。

ベースは稲穂から、文字は地名の寒川からと

周辺環境との調和を目指し

なんとなくの色ではありませんよ。

当然建物の色を含めた色彩計画で、

建物設計コンセプトの「静かな美しさ」にリンクしています。


どっかのスポーツイベントのエンブレムの作成みたいに

コンセプトが途中で変わってしまうことはありません。


グチル

2015-09-13 18:55:06 | 
打てない、走れない、守れない。

ただ力いっぱい振るだけ

ただ力いっぱい投げるだけ。

なんの工夫もしない

はあー。

今年もこの時期がくるとため息とイライラで

不健康です。

残り40試合で首位にたち、

ラストスパートには早すぎると思いましたが

やはり。

あと20試合、ここからがホントの勝負なのに、

もう見るに堪えない試合ばかり。

鯉とのここ数試合では二度もダブルスチールされ、

二度とも成功を許し失点です。

一年に何度もある事のないギャンブル的作戦に、何度でもひっかかります。

これが優勝を目指しているチームとは

トホホ。



これで完全に鯉も優勝争いに加わり

燕と虎と読売と鯉とでの優勝争いとなりました。

やっぱり読売でしょうか。






認定しました

2015-09-08 16:55:07 | 日記・エッセイ・コラム
今年の最初は本日昼すぎ。


平年よりどれくらい早いのだろう。


いつもならマダマダ「9月の蝉時雨」の時期だけど



ラジオから流れてくる



朝晩はめっきり涼しくなったけど


日中はムシムシで「風は秋色」とは言い難く。


でも私のなかではこの曲を聴けば「もぉ秋」ということで


認定です。

かがわ木造塾9月講座

2015-09-02 10:28:51 | かがわ木造塾
「森林と建築をつなぐ木材コーディネーター」森林の価値を高める建築を考える

講師:有限会社ウッズ 代表取締役 能口 秀一


木材の流通を遡り森林にたどり着くと、規格の自由度や高付加価値の自由度が見える。

一方で低価格帯の木材需要が増大し、良質な建築用材の製材技術を持つ製材所は減少し、

森林の価値を高めてつなぐ技術が失われている。

これらは建築にどのような影響を及ぼすのか。今後、建築が森林を活かす関係をつくれるのか。

木材コーディネーターとして全国各地の地域材活用の現場の声や地元丹波市で取り組む

「森林から考える木材利用」についてご紹介し、森林と建築のつなぎ方について考えます。



●講師コメント

森林は二酸化炭素を吸収し成長します。

その森林から伐り出された木材の中には蓄積された二酸化炭素が固定されていて まさに「CO2の缶詰」といえます。

その木材を建築用材として住宅に活用することは、町に二酸化炭素をストックした新たな森をつくることにつながり地球温暖化防止に大きな効果があります。

同時に山では伐採後に新たに植林された若木が盛んに二酸化炭素を吸収し成長していくので、山と町で同時に効果的な地球温暖化防止対策がおこなわれることになります。

しかし一方で、森林を取り巻く社会環境は国産木材の需要と価格の低迷や林業の担い手不足、良質な建築用材の製材技術を持つ製材所の減少など難しい問題が山積しています。

その改善のためには、長年手入れされ大切に育てられてきた良質な木材の価値を認めて住宅などに適正価格で流通させ、その対価を山に還すことで

林業関係者の雇用改善や間伐などの森林の手入れにつなげることが必要です。

そのような健全な資源の循環を生む森林環境を育むためには、森林の価値を認め更に向上させる建築と林業の関係が大きな鍵を握っています。

今後、建築が森林を活かす関係をつくれるのか、木材コーディネーターとして全国各地の地域材活用の現場の声を聞き、

地元丹波市で「森林から考える木材利用」の活動についても取り組んでこられた能口先生にお話しを伺い、森林と建築のつなぎ方について学んで行きます。


●講師プロフィール

能口秀一 (のぐち しゅういち)

1965年 石川県生まれ。立命館大学卒業後、フォトグラファー・ 製材会社勤務を経て、2004年 に有限会社ウッズを丹波市に共同設立し、代表取締役。

森づくりに直結する木材調達と地域産材コーディネートの先駆者として、全国的に注目されている。

NPO法 人サウンドウッズ副代表理事、京都府立林業大学校客員教授として後進の人材育成に関わる。


■日時:9月5日(土)13:30~17:00
■場所:サンメッセ香川 中会議室
■分野:森林・木材
単講座(1回)6,000円