県内にある丹下健三設計の文化的価値が高いと言われている建築物です。
1958年竣工の県庁舎東館、1964年竣工の県立体育館
今後の保存法?についていまだ結論が出でいません。
県庁は耐震化ということで方向性は決まっているものの詳細はこれから。
県立体育館については、改修工事の3度の入札不調により改修工事を中止。
とりあえず9月末で閉館。今後は未定。
県立体育館については、カワニシノリユキ氏が「保存の会」を発足し、
積極的に保存活動をしています。
文化的価値・・・・利益や実用性がなく経済的価値はなくとも、人間の活動を
示す証拠としての価値
わたくし建築に携わる者としましては、
まず価値があるかないかは誰が決めるのか。(建築関係者なのか、県民市民なのか)
上記の建物に関わらず
現在の構造基準と、当時の構造基準があきらかに変わっているのは理解するが
デザイン優先の建物、構造をないがしろにした建物に価値があるのか。
本末転倒な事とは思いますが。