本屋で見つけました。
徳島県立池田高校
私世代では野球を知らず共、知らない人がいないくらい
有名な学校です。
平成4年の夏を最後に21年間、甲子園には出場していません。
今年も優勝候補ではありながら、出場は叶いませんでした。
先日朝日新聞でこんなデータがありました。
歴代名勝負アンケート結果です。
1位 1969年決勝 松山商 VS 三沢 延長18回再試合
2位 1979年3回戦 箕島 VS 星陵 延長18回
3位 2006年決勝 早実 VS 駒大苫小牧 延長15回 再試合
今も記憶に新しいハンカチ王子とマー君の投げ合い
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9位 1983年準決勝 PL学園 VS 池田
池田 夏・春・夏の3連覇の夢を打ち砕く桑田、清原の1年生出現
この試合は鮮烈でした。3連覇は間違いのない戦いぶりでここまで勝ち進み
1年生がエースと4番のPL学園にも楽勝だと思いきや、
序盤に4失点し、焦りからか打線は繋がらず、終わってみれば7-0の完敗でした。
この時のエース水野(ドラフト1位で巨人へ)のやけに
すっきりした表情が今も焼きついています。
そして2位にランクした箕島VS星陵も、とってとられての感動的な試合でしたが、
私の中ではその年の決勝 箕島VS池田 が歴代1位なのです。
野球が一番楽しかった中2の夏に見たこの戦い
箕島の春夏連覇がかかった試合は4-3で箕島が見事優勝しました。
しかし決して前評判が高くはなかった池田が、
あれよあれよと決勝まで進み、横綱相手に8回裏に逆転されるまで
池田初優勝は信じて疑わなかったのですが・・・・
1974年のさわやかイレブンで春準優勝した時は
私も記憶にはなかったので、
初めてみる池田高校の戦いぶり、そして蔦監督の采配に
とにかく興奮しました。
徳島の子供たちだけの公立が、
都会の優秀な選手を集めた私立を相手に、
一歩も引けをとらずに戦う様は
今も心の奥深く染みこんでいます。
近い将来、また甲子園で観たいです。
今年も、もーすぐ始まります。