笑う門には福来れ!

ヒューストンより帰国しました!
期間限定新天地・東京での家族四人の育児と
ちょっとした毎日を綴ります・・・。

終わった・・・

2007年05月09日 | 日々徒然
私の趣味は食べる事。

旦那の趣味はスポーツ観戦。


毎年、こんな二人が一緒に盛り上がる時期がある。


それは「NBAプレイオフ


野球は暑い。サッカーはチンタラ性に合わない。

私が直に観戦するのはバスケとアイスホッケーくらいなものなのですが。

喜ばしいことにヒューストンのチーム「ヒューストンロケッツ」が
今年もプレイオフに出場していた。


私も学生時代はいっぱしのバスケっ子だった

本当は陸上部に入って長距離でもテポテポ走ろうと思っていたのだが、
希望を出したとたん、先生二人が自宅へやってきて親と共に説得された

そんな状況で入部したにもかかわらず、私の意志とは別に部長になり。

三年間の継続のお陰か、卒業時にはなかなかの売れっ子スポーツ特待生となっていた。


お陰で、バスケ以外のスポーツがとっても苦手になってしまったのだが
(癖で体がそのようにしか動かない)染み込んだ感覚は離れない。


始まると馬鹿のように盛り上がる


選手が大きすぎてコートが狭く見えるので、全体像がわかりにくいが
シュートを打った瞬間、入ったか外れたか分かる感覚もまだ残っている。
(私自身が今シュートを打ってもゴールに届かない自身もある。)


NBAのゲームは15分×4で、一般のものよりも長い。

フリースローや、ファウルなどでいちいち時計も止まるので
選手は相当な時間走っていなければいけない。

実際、ラグビーに続き、キツイ球技はバスケだと聞いたことがある。

そんなに走って残り数十秒まで二点差・四点差で勝ち負けが分からないのでは
本当に気の抜けないスポーツなのだ。


その中でひときわ切なく、キツそうに哀愁を漂わせて走っている選手がいる。

彼の名はヤオ・ミン

2メートル何十センチだかの身長を誇る中国人センタープレーヤーなのだが。


彼を見ていると他人の気がしないのでいけない

「バスケは球技だけれど、格闘技だ。」と言うように、気が強くなければ勝てない。

長年バスケのコーチをしていた先生が「バスケをするとみんな気が強くなる」と
言っていた。

実際、バスケ部のメンバーは気が強く、部長は本当に大変な仕事だった。


なのに、私はヤオ・ミンのように決して気の強い選手ではなかった

彼の置かれている状況が昔の自分とものすごく被ってしまう・・・


結局、3対3で最終ゲームまでもつれこんだのだが、ホームで負けてしまった


見た目は年々、強そうに変化してきているヤオ・ミンだが
来年こそは精神的にも当たられても動じない男になって帰ってきて欲しい