「そんなヒドイ目にあってなぜまだそこにいる?」
とおもってる方いらっしゃると思いますが、それは私の生い立ちとモラ母と
義理姉妹と息子が関係しています。
以前に
モラ母と私の確執や
優柔不断な私とモラ母にも書いたけど
私のモラルハラスメント歴は物心ついたころからはじまっていてカナダに行っ
てた間
(Canadaで失恋、そして悪夢なような出来事~トラウマPart2)を
抜かして現在まで進行中です。
今まで誰かに依存して生きてきました。小さい頃は母を頼るしかなかったし、
母が再婚した後は義父に依存してきたとおもいます。義父にはよくしてもらった
と思う。母が「離婚するわ!出て行くわ」と喚いても義父は
「出ていくならお前ひとりで出てけ!hirobonitaは置いていけ」と本当の娘でも
ないのにそう言ってくれました。義姉妹から逃げたかったし母のことも嫌い
だったけどその頃まだ未成年だったからどうすることもできなかった。
母は私のたったひとりの血のつながった肉親なのに、私につらくあたるのが
どうしても許せなかった。
本当に自分の居場所がなく相談する相手もいなくて
今よりずっとツラかった
義父が他界し、路頭に迷った時にDaddyに助けられ、
(まっち~さんの夕鶴のようだけど)今度は彼に依存して生きてきました。
その間、私ともうひとりモラの犠牲者になりそうな彼女と両天秤させられて
いました。その彼女は二十歳くらいからDaddyに拾われ、平社員から管理職
まで這い上がったそうです。Daddyに言わせると、「オレがあいつを育てて
やったんだ。右も左もわかんない田舎もののあいつをオレが管理職まで育てあげ、
白鳥にしてやった」と「マイ フェア レディ」のヒギンズだと語る。
その白鳥になった彼女は忠犬ハチ公のようにご主人様であるDaddyから離れません
でした。ドライブ中も彼の腕をしっかり離さず、「オレの腕にさわるんじゃねぇ!
バカ!」といわれようが、けなされようが彼が「お手!」と言ったら「お手」をする
ような彼女です。彼が休暇とってアメリカ帰ればその後を追って彼の実家まで
追いかけてきたそうです。その白鳥なハチ公さんは彼の身内から友人みんなに
気いられたそうです。何から何まで彼に尽くした彼女が「結婚したい」と言い出し
結婚なんて縛られたくない彼は(前の結婚生活がトラウマになってる)
嫌気がさしてきました。「よく尽くしてくれる女だ。コイツを育てて間違いは
なかったが結婚は嫌だ。」と私に言ったことありました。
その反対にカナダから帰ってきて自信がついた私は今と比べたら、すごい
高飛車な女でした。白鳥ハチ公さんと大違いだったの。
Daddyはそんな私を「調教」しようとしたんです。
「オレはチャレンジャーだ!なんとしてもhirobonitaをオレ好みの女に変えて
やる!」と思ってたそうです。私は彼に眼中なかったんだけど、別れた
アメリカ人の彼の相談に乗ってもらってた。「プロポーズされたんなら彼のいる
ハワイに行けばいいよ。」と悲しそうな顔され、なんとなく行けなかった。
ハワイの彼が片道航空券を私に送ってきて「幸せにするからオレについてこい」
と言ってくれたら飛んでいったんだけどね。
結局両天秤にかけられた私達は「結婚!結婚!って言わないHirobonitaのほうが
面倒じゃなくていいや。じゃじゃ馬だが調教しがいがある」と思って
私に決めたそうです。白鳥ハチ公さんは泣く泣くあきらめて腹いせに彼の友達
と寝たそうです。その友達が去年私に教えてくれたけどDaddyはそんなこと
知らない。
そして白鳥ハチ公さんは南の方へ、ニュージーランドへ飛んで行きました。
結果的には彼女はモラの被害にあわなくてよかったんだよね。ニュージーランド人
の旦那さんと幸せに暮らしてるそうです。
しょっちゅう白鳥ハチ公さんのこと言います。「あんなにいい女(尽くしてくれる女)
はこれからも現れないな。。。しまった。あいつにしとけばよかったな。」
彼女のことは今でも忘れたことないそうです。耳にたこができるほど聞かされた。
4~5年前ほど白鳥ハチ公さんから手紙がきました。Daddyは子供のように
はしゃいで喜びました。彼の弟が亡くなったことを彼女の実家の両親にわざわざ
伝えにいって、彼女がその知らせをうけ、お悔やみの手紙を送ってきました。
普通、彼女の実家まで行って「僕の弟が亡くなった」って知らせますかね?
そんなはしゃいでいるDaddyをみて、「私じゃダメだ。私じゃ彼をHappyに
してあげられない」と思い、バカみたいだけど、白鳥ハチ公さんに
「あなたから手紙もらうと嬉しそうです。勝手なお願いですが、たまに
彼に手紙書いて送ってあげてください。」とずうずうしいお願いを
書いてニュージーランドに手紙を送りました。
彼女はとても良い方で何度か私と手紙のやりとりをしてる時にDaddy
にみつかりものすごく怒られました。
話は脱線してしまったけど、飛びたてない最大の理由は息子です。
去年の夏にDisney World とUniverdal Studioに行ったときもPD(パニック障害)
に陥ってアトラクションが全くっていいほどみれなかった。
夏にようやく私達は夫婦関係ではないと言う事を受け入れてもらったけど
ショックは隠しきれなかった。
日本に帰国後、母が一緒に住もうと言い出し、マンション探しをしてて
物件の部屋を訪れたら、パニックになって大変だった。
「引越しは嫌だ!僕は自分の家じゃなきゃ嫌だ」と大泣きしてパニックを起こして
しまった。去年から少しずつDaddyはアメリカに帰ることを言ってきて
その事はようやく納得できた。しかし引越しはムリだ。これは親の私しか
分からないことだから、息子が嫌がることを無理にはできない。
普通の子でさえ親が離婚とかなると傷つくし精神的にもダメージを受ける。
息子のように障害を抱えてるとこれ以上精神的ダメージを与えるのが苦痛
でたまらない。。。母の家で別居してたときもパニックや強迫観念に
かられ、ひどい精神状態になったのを見てまた同じことが起きるのが私は
怖い。だからあと9ヶ月乗り切ろうと思った。アメリカに彼が行ってしまえば
少しづつ息子の記憶からフェードアウトしていくのではないかと思ってる。
もしかしたら私自身が息子に依存してるのかもしれない。完璧に私は
「依存症」だとおもう。飛べないんじゃなくて、飛んだことないから
飛び方を知らないのかもしれない。泳いだ事ない人に「水に飛び込め」って言われ
ても水に飛べ込めないのと一緒。言い訳にしかすぎない気もするけど、
息子の強迫性障害(OCD)は日に日にひどくなってシュミレーション
しないとパニックに陥る。これから日本の小学校に編入だし、新しい環境
を突然行えない。これは医者とも話をした。
今はまだ誰かに話をきいてもらえるし、息子やアメリカやカナダにいる友人そして、
私のブログを読んでくださる方々に支えられて毎日を送っていられる。