アウトドアばんざい!& 柴犬 コテツ!

時間が空いたら山登り、
たまには趣味の写真とフライフィッシング!

そして我が家の柴犬コテツ成長記録です。

紅葉の裏銀座(鏡池、双六・三俣蓮華・鷲羽岳)に行って来ました

2011年10月10日 | 山登り
毎年恒例の紅葉時期の山歩き、一昨年は北穂、昨年は剱、今年はどうする?となり、まだ行ったことがない裏銀座の双六岳キャンプ場を起点に三俣蓮華・鷲羽・双六岳に行って来ました。

【日程】
2011年10月07日(金) ~ 2011年10月09日(日)

【メンバー】
Tくんと私の2人

【天候】
★10/7(金)
曇り時々晴れ間が除く、弓折乗越辺りではパラパラ雪も

★10/8(土) ※AM4:00、テント内気温 0°
晴れ、お昼頃より3時間程度槍・穂高に雲がかかる

★10/9(日) ※AM4:00、テント内気温 1.8°
晴れ

【アクセス】
★自宅 2:00出発、駐車場着 6:30、自宅から約285km
★新穂高登山者無料駐車場を利用(10/7 6:30時点で8割方埋まってました)

【地図/標高グラフ】


【コースタイム】
★10/7(金)
7:00新穂高無料駐車場⇒7:15新穂高登山指導センター⇒8:25笠新道登山口⇒8:40わさび平小屋(休:10)⇒9:10小池新道登山口⇒10:15秩父沢⇒11:30シシウドヶ原(昼休:30)⇒13:00鏡平(休:10)⇒14:15弓折岳分岐(休:5)⇒15:35双六小屋(テン泊)

★10/8(土)
6:20双六小屋⇒6:35双六岳中道分岐⇒7:15稜線分岐⇒8:05三俣蓮華岳(休:5)⇒8:20三俣峠⇒9:10三俣山荘⇒10:20鷲羽岳(休10)⇒11:20三俣山荘(昼休:40)⇒12:40三俣峠⇒13:00三俣蓮華岳⇒13:45稜線分岐⇒14:10双六岳(休:10)⇒15:00双六岳中道分岐⇒15:30双六小屋(テン泊)

★10/9(日) ※晴天で多数写真を撮っているのでCTは参考になりません
7:10双六小屋⇒8:40弓折岳分岐(休:5)⇒9:25鏡平(休:15)⇒10:30シシウドヶ原⇒10:20秩父沢(休:5)⇒12:05小池新道登山口(休:5)⇒12:25わさび平小屋(休:25)⇒13:50新穂高登山指導センター⇒14:05新穂高無料駐車場

【コース状況/その他周辺情報】
★登山道状況
特に危険箇所はありませんでした、これからの時期は積雪も考えられるので軽アイゼン等を用意しておくと良いかもしれません。
※10/7(金)の朝は鏡池辺りより上部は所によって1~2cmの積雪がありました。

★登山ポストの有無
登山口でもある新穂高登山指導センターとゲートの所にポストがありました。

★下山後の日帰り温泉
新穂高周辺利用しようと思いましたが3連休中日で観光客も多く、帰り道にある福地温泉の『奥飛騨ガーデンホテル 焼岳』を利用(日帰り入浴料 500円)


【写真】
山行時に撮った写真はデジブック『紅葉の裏銀座を歩く』をご覧ください。
※山行記も兼ねているので77ページと長いですが、よろしかったらお付き合いください。



【感想】
★★★ 1日目 ★★★
初日のこの日、新穂高登山者無料駐車場に着いたのが6:30頃ですが駐車場は大方8割埋まってました。この時期は紅葉を狙っての登山者が多くいるようですね、私たちもその一員ですが...

小池新道までは平坦な登りが約2時間、途中わさび平は歩き始めの身体を休める良い休憩場所です。
小池新道を過ぎると石が多く本格的な登山道に変わって行きます、秩父沢を過ぎると勾配も急になり10月になってもかなりの汗が出ました。
シシウドが原では昼食休憩を取り、1時間登れば鏡池に到着です。今まで写真でしか見たことない景色が現れるとそれまでの疲れも吹き飛びます。

あいにくこの日は槍・穂高連峰に雲がかかっていましたが、私たちが到着すると一瞬だけ槍の穂先を見せてくれました。
この日はここ鏡平辺りより上部は朝方降雪があり、雪景色に換えてしまったと写真を撮りに来ている方が、今年は9月末から何度か降雪があり紅葉も色ずく前に茶色くなってしまうので期待できないと話されていました。(自分は初めて見る鏡池と槍・穂高連峰で満足!)

鏡平からは弓折乗越を経て双六小屋までは2.5時間弱、予定していた時間にどうにか到着でき、テント設営受付を済ませテン場にテント設営。

テントを設営し夕方になると寒いこと、外で『豚バラ肉と白菜鍋』をつついていても歯がガチガチと鳴る感じで、そうそうに食べ終え、テントに潜り込み19:00頃には就寝。

★★★ 2日目 ★★★
この日は4:00起床、テント内も寒いこと。テント内に置いていたペットボトルの水もうっすらと凍っており、温度計を見ると0°寒いはずです。

そして外に出て上を見上げると星がとてもキレイでした、そにて朝食・身支度を済ませて先ずは三俣蓮華岳を目指し6:20にテン場を出発、この日の天気は晴れ、まわりの山並みを堪能しながら約1.5時間で三俣蓮華岳に到着。
山頂からは360°のパノラマ、昨年登った剱も今年は雪をまとっているのも確認でき、山頂はすでに秋と言うよりは初冬といったようです。

山頂に留まって居たい気持ちはありますが寒いので次の目的地に向けて歩き始め、約1時間で三俣山荘に到着です。ここで一休憩して、2924mの鷲羽岳には1.5時間弱で登頂。
ここのでの景色も360°のパノラマ、水晶岳の先には10日前ほどに登った後立山連峰の白馬岳もすでに雪景色に変わっていました。南の方に視線をやると槍・穂高の大パノラマ、そして足下の鷲羽池の湖面は凍っているようです。

十分山景色を堪能したあとは改めて三俣山荘に下り、展望食堂での昼食。友人Tくんはラーメン、私はビーフカレーを注文、併せてネクター(ピーチ)を購入、久しぶりに飲んだネクターの甘さは疲れた身体を癒してくれ、ビーフカレーも美味、そして何より食堂からは槍・穂高の大パノラマが真ん前にありこんな贅沢な食堂はありませんね。

昼食休憩の後は再度、三俣蓮華岳を登り返すと初日から同じコースを辿り雲ノ平まで縦走されているお姉さんに再会。この方80Lのザックに22~25kgの荷物を背負っており涼しい顔で話される姿に感銘と言うか尊敬です。お姉さんの無事を祈り見送り、私たちも本日の3座目の双六岳に向かいます。
午後になると日差しはありますが稜線を抜ける風が冷たく、休憩なしで双六岳に1時間強で到着です。この時間になっても槍・穂高にかかった雲はなかなか切れてくれないので、山頂を後にします。
テン場に向かう途中でやっと、槍穂が顔を見せてくれました!双六小屋に下る道は真ん前に槍ヶ岳が大きく見え、ロケーションは最高ですね。

2日目は天気にも景色にも恵まれた山歩きができました、テン場に戻り一休憩を取って
16:00過ぎには夕食の支度です、本日は風が冷たいので個々にテントで夕食をとりました。
夕食後は夕景の写真を撮りに外に出ましたが、思いのほか赤く染まる山々はなく、早々にテントに戻り18:00前には就寝。

★★★ 3日目 ★★★
前日同様4:00起床、約10時間の睡眠です。良くもまぁ寝てるもんですね。

朝食を取り、底冷えのする寒さの中、パッキングにテント撤収です。
フライシートには一面に霜が張り付いて、撤収の際は手袋無しでは出来たものではありません。

7:00過ぎには湖面が凍った双六池を横目にテン場を出発です。

この日は雲一つない一番の天気で、振り返れば昨日登った鷲羽岳、視線を西に向けると白山もキレイに見えました。

あとは家に帰るだけですから所々立ち止まりながら、紅葉は見ながら、写真を撮りながら下山をしているのでこの日のペースはかなりゆっくりです。
双六小屋を出てから7時間、無事新穂高無料駐車場に着くことができました。


今シーズン最後のテン泊も天気にも恵まれ楽しい時間を過ごすことが出来、すばらしい景色を見せてくれた山の神様に感謝 m(_ _)m。

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