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火の女神 ジョンイ (全46話)
これは、女性でありながら、陶磁器の最高の作り手サギジャン(沙器匠)になれた
ユ・ジヨンの物語です。
王室の陶磁器製造所である、分院(プノン)で最高責任者(郎庁)ナンチョンを
決めるための競い合いで、ユ・ウルダムは同僚の
イ・ガンチョンの罠に嵌り、罪人として、囚われた。
しかし、当時二番目の王子が誕生し、その恩恵で釈放されたが…
やがて、時が過ぎ…山中で陶器造りをして暮らしているユ・ウルダムと娘のジヨンがいた。
ジヨンは活発な娘で、陶器造りにあまり興味がなく、山を駆け巡り、
幼なじみで、兄のように慕っているキム・テドに弓矢などを
習いたくて、必死だった。そんな時、山に猟に来ていた王子の光海君(クァンヘグン)
をジヨンが掘った落とし穴に落としてしまった。
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そんな、きっかけで子供の頃に王子とジヨンは知り合ったが…
その後ユ・ウルダムが何者かに殺され、ジヨンには辛い試練が…
父の師でもあった、元郎庁のムン・サスンに陶磁器の土の作り方など、
今まで興味が無かったことを学び、父のように朝鮮一の沙器匠になるのだと、
男装して工抄軍の試験を受け、テピョンという偽名で分院に入る。
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、
工抄軍(コンチョグン)とは陶工士たちの雑用係だから、辛い仕事が多く、
女は許されないので男の姿で居なければならない。
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辛く、危険な事だったが、子供の頃からずっと、側にいてくれたキム・テド
(キム・ボム)が助けてくれた。
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キム・テドはテピョン(ジヨン)の側に居るために、王宮の三番目の王子の護衛になった。
三番目の王子の母は王様の寵愛を受けている仁嬪(インビン)キム氏で、その一人息子だった。
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長男の臨海君(イメグン)と次男、光海君(クァンヘグン)は前妻の息子だが、
仁嬪(インビン)キム氏は自分の息子を世子(セジャ)にさせたかった。
三男の信城(シンソン)君、イ・フは病弱で、まだ、子供だった…
普通だったら、長男が世子(セジャ)になるのだが、怠け者で無能な長男に王様は
決めかねていた。そうかと言って次男の聡明な光海君(クァンヘグン)には
自分と比べられて、負けそうなのは嫌だった…寵愛している仁嬪(インビン)に
ねだられれば、何でも叶えてしまう王様は、迷っていたのだ。
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今は郎庁になって、我が物顔に分院を取り仕切っているイ・ガンチョン(チョン・グァンリョル)
は息子のイ・ユクト(パク・コニョン)を郎庁の次の位である、辺首(ピョンス)にしていた。
勿論、それだけの技術はあったのだが…
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テピョン(ムン・グニョン)は雑用を手伝いながら、おぼえていった。
何も知らないユクトは素質のあるテピョンを気に入った。
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一方のキム・テドは常にジヨンのテピョンを心配していた。
辛くは無いか?危険な事はするなよ…
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大丈夫よ、テドオッパ…
明から来た使者の命令でお茶の冷めない茶器を作ることになったが…
分院の担当をしている光海君(クァンヘグン)は私が作ってみせますという、
イ辺首にまかせた。しかし、
イ・ユクトが、何度やっても、冷めない茶器はできなかった。
そのうち、十日以上寝かせた土がなくなった。
助手のテピョンは師匠の作った土を思い出し、山に取りに行くことに…
テピョンの事をあのジヨンだと、夢にも思わない光海君(クァンヘグン)は
何故か、気になる頼りないテピョンと一緒に行くと言い出した。
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途中、船に乗り遅れそうになり、慌てたテピョンは川に落ちてしまった。
溺れたテピョンを助けた光海君(クァンヘグン)はテピョンが女だと
気がついた。彼女は許しを求めたが…
サギジャンは、男性しか認められていないから皆を騙すしかなかったと…
光海君(クァンヘグン)は見逃すから、逃げろと…
しかし、テピョン(ジョン)はもう少し頑張りたいと…
師匠のの土で焼き上げた茶碗を明の使者に見せるときユクトは
テピョンに手伝ってもらったので一緒に連れて行った。
しかし、やはりお茶は冷めてしまった。
これは焼くときに窯のそばに女がいたせいだと…
窯の神の怒りだと…イ・ナンチョンがサギジャンを夢見る女の先輩を
罰しようと…、テピョン(ジョン)は光海君(クァンヘグン)
が止めるのも聞かずに自分が女だと告白した。
イ・ナンチョン(郎庁)は怒り、すぐに衣を脱がし、確かめろ…
と、命令したが、光海君(クァンヘグン)は止めさせた。
私が許可したと…ジョンは倉に閉じ込められたが…そこに、
話を聞いたイ・ピョンスが入ってきた。「さっきの、話があると言ったのは
この事か…」お許し下さい、みんなに知られる前に謝っておきたかったのです。
イ・ピョンスはジョンが逃げられるように扉を開けたままにした。
何故、逃げないのだ…
一方、光海君(クァンヘグン)はイ・ナンチョンに言った。私が許した。
女の工抄軍(コンチョグン)を受け入れたと…
手柄を立てれば罪には問わぬと…
プノンには決まりがあります。それを破れば光海君(クァンヘグン)様も
大逆罪に問われます。とイ郎庁(ナンチョン)が言った。
縛られて、連れて行かれる途中で、キム・テドがジヨンを救い出す。
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ジョン、もう、家に帰ろう…
師匠のところに帰ったジョンは師匠が釜戸で焼き物を焼いているのを見た。
入り口を塞ぎ、火加減をすれば、窯で焼くのと同じだと…
そして、気づいた…ひょっとして…明の窯は釜戸と同じ形をしている…
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やっと、気づいたか…鈍いやつだ、いつ気づくかとやきもきしたぞ…
その頃、イ・ピョンスも書物を調べて、明の窯の形に気づいた。
細長い窯だったが、今から窯を作るのでは間に合わなかった。
あと、三日しかなかったのだ。
そのとき、ジョンが師匠の釜戸の仕組みを知らせたのだった。
師匠の所でイ・ピョンスも一緒に茶碗を焼いた。
そして、出来上がった、茶器を王様や明の使者の前に置き、お茶を入れた。
明の使者は時間を於いたお茶を飲み、冷めているぞ…と
しかし、それはイ・ピョンスが焼いた茶器ではなかった。
明の茶器と入れ替えておいたのだ。使者は元々、認める気はなかったのだ。
どちらも、冷めてはいなかった。
後で王様は大喜び…
光海君(クァンヘグン)と、イ・ピョンスの口添えでジョンは
許されたが…ジョンは姿をけした。
侮辱された、明の使臣は怒り、茶器を作った者を殺すと、言い出した。
イ・ナンチョンは息子が殺されるなんて、とんでもない、身代わりを作ると…
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ジョンに明に行って、褒賞され、技を勉強できると…騙し、
もっと、勉強がしたいジョンは心を決めた。
いよいよ、明日出発という時、本当は殺されると知ったキム・テドが
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光海君(クァンヘグン)に知らせた後にすぐ、明の使臣が泊まっている
館に助けに行く。
王室の宝を賄賂として、沢山持ち帰るところをキム・テド達に証拠を掴まれ、
罵倒しながら、使臣は明に帰った。
その後ジョンはプノンにもどり、イ・ナンチョンに憎まれ、
光海君(クァンヘグン)に助けられられながら、技を磨いていく…
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そして、キム・テドに守られ…
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キム・テドを好きなファリョンに嫉妬され、
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しかし、暫くはジョンは彼女を友だと信頼していた。
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また、イ・ピョンスはファリョンを好いていた。
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そして…