現代日本人文芸

現代に生きる日本人の文芸です。小説、エッセイ、俳句、短歌、川柳、現代詩、日本の伝統文芸を愛し新しい日本の文芸を創作

現代日本人文芸:二宮正治小説:小池百合子をひとりで歩かせてはならない第51回:(フィクション)

2016-11-06 03:24:10 | 日記

「Nさん、アメリカの大統領選挙はどうなるかなあ」

 Nの仲間がNにこう聞いた。

「恐らくよほどの事がない限りクリントン氏が勝つだろう。オバマ大統領の応援演説が効いたよ」

 Nが言葉を返す。

「小池都知事もクリントン氏がアメリカの大統領になったら訪米していい関係を築いて欲しいな。クリントン氏が日本に来る事もあるだろう。ぜひ面会していい関係を築いて欲しい。日本とアメリカの為に。なにしろ小池都知事の最高の強みは『誰にも負けないほどの都市外交が出来る』これだから」

 Nが言葉を続ける。

「小池都知事に余力があればイギリスのメイ首相と交友関係を築いて欲しいな」

 仲間のひとりが言葉を添える。

「それそれ、日英同盟復活の礎を築いて欲しい」

 他の仲間も言葉を添える。

「イギリスは難しい立場だからなあ、今」

 みんなが言う。

「まあみんな全力で小池百合子都知事を応援しよう、東京の発展のために。日本の発展のために」

 Nがみんなをまとめた。