3155円+244円
大幅に反発し連日の新値更新となっています。上昇率は東証2部の2位。
12/12の当社、朝一の注目銘柄でした。以下はその時の本文です。↓
インスペック(東証2部6656) 2019年12月12日(木) 08:11
長くなるので昨日書き上げ、早めに送信しました。割り切って買える方向きの銘柄で、長期投資用です!
会社四季報発売前で買い手掛かり材料がありません。
そんなこともあって本日はインスペック(本社は秋田県角館)。最近では2017/6に紹介、同月29日に利確(その前は2009/6に紹介、同年8月に利確)、そして今年4/18に紹介した時は見切りライン割れとなりました。過去3戦2勝。
今年紹介した時はそのポテンシャルの大きさにびっくりしたからです(寄付値は1480円)。
2009/6の「注目の厳選銘柄」を読み返していたら、「・・・20億円以上あった売上高が5億円程度に激減、2期連続の最終赤字となり継続企業の前提に疑義の注記が付くまでになった。・・・新製品の発売を好感して8日連続S高となり38800円まで上昇したが…」と書いてありました。そして推奨文の一番最後はこうなっていました。
「3年前には株価は639000円もしていました。それが99%下落した6400円まで下げてから回復に転じようとしているのです。割り切って買える方には格好の銘柄ではないかと思います」と・・・(株価30900円±0)。
半導体用外観検査装置やパターン検査装置などを生産、技術力の高さで知られてる会社です。
今年4/18に紹介した時は目視に頼らない画期的な検査装置を開発したからです。FPC(フレキシブルプリント基板)の検査はいま目視に頼っています。同分野でトップのNOKは中國で1万2000人の作業員を雇って検査しているとのことです。これが人手なしで可能になるのです。
本日は昨日のラジオ日経の杉村富生氏の「ザ・マネー」を聴いていて、これは絶対いけると判断したからです。
詳細を説明するのは大変ですので、HPを開いて社長の動画を見たら大体分かります(所要時間約16分)。
今回の新製品開発で自動車部品業界の命運は同社が握った感があります。
自動車には膨大な銅線(ワイヤハーネース)が使われていますが、電子化の進展でそれがいま猛烈に増えています。
テスラ社の場合、ワイヤハーネスの総延長は3000メートルに及ぶとのことです。
そんな中、同社はこれまで培った技術を駆使し長尺(約6メートル=車長)のFPCを開発したのです。シームレスでそんな長さのFPCはこれまで製作不可能とされていました。
競合会社は少しあるようですが、そこは60センチ程度のFPCを繋ぎ合わせて作成していますが、そのやり方は技術的に大きな欠陥があるとのことです。
ワイヤハーネースの世界市場は2016年で約5兆7000億円。
同社は来年2月から受注を開始し生産に踏み切るとのことです。このFPCができたらワイヤハーネスは6メートル程度に短くできるとのことです。同社社長は10%程度のシェアが取れたら大変な収益になると話していました。
これの開発に最も期待を寄せているのは意外なことに住友電工などの電力ケーブル会社だと杉村氏は話していました。
同社の製造装置を導入してハーネスを生産しなければ自動車市場を失うからです。
チャートからはとてもではないが推奨できません。12/9のストップ高は会社の動画を見た向きがこれは買わざるを得ないと考えたからでしょう。
今回は少し先(2~5年)を見据えての推奨です。
安くなったところを狙うようにしてください。
2~3年後にはいいパフォーマンスを収められるとみています。
業績は立ち直りつつあります。
10月中間期は売上高14.12億円(前年同期比1%増)、経常利益1.51億円(同30%増)と大幅な増益を達成。
今通期では売上高31.50億円(同%増)、経常利益2.90億円(同3%増)と最高益更新を見込んでいます。
業績拡大に弾みが付くのは2製品が立ち上がってくる来期以降となりそうです。
なお今上期の受注は4.01億円(前年同期比65%減)と冴えません。
会社資料には米中貿易摩擦等の影響で顧客が投資判断を見返る傾向にありましたが、第2Qの後半から引き合いが活発化しております。
この状況から第3Q、第4Qには受注が増加してくることが見込まれると出ています。
買い物が集まってきました。きのうの放送を聞いた向きが買ってきたようです。
なお制限値幅は500円です。
(11日株価2162円+193円) 買いゾ~ン2600円まで 見切りライン 無し
大幅に反発し連日の新値更新となっています。上昇率は東証2部の2位。
12/12の当社、朝一の注目銘柄でした。以下はその時の本文です。↓
インスペック(東証2部6656) 2019年12月12日(木) 08:11
長くなるので昨日書き上げ、早めに送信しました。割り切って買える方向きの銘柄で、長期投資用です!
会社四季報発売前で買い手掛かり材料がありません。
そんなこともあって本日はインスペック(本社は秋田県角館)。最近では2017/6に紹介、同月29日に利確(その前は2009/6に紹介、同年8月に利確)、そして今年4/18に紹介した時は見切りライン割れとなりました。過去3戦2勝。
今年紹介した時はそのポテンシャルの大きさにびっくりしたからです(寄付値は1480円)。
2009/6の「注目の厳選銘柄」を読み返していたら、「・・・20億円以上あった売上高が5億円程度に激減、2期連続の最終赤字となり継続企業の前提に疑義の注記が付くまでになった。・・・新製品の発売を好感して8日連続S高となり38800円まで上昇したが…」と書いてありました。そして推奨文の一番最後はこうなっていました。
「3年前には株価は639000円もしていました。それが99%下落した6400円まで下げてから回復に転じようとしているのです。割り切って買える方には格好の銘柄ではないかと思います」と・・・(株価30900円±0)。
半導体用外観検査装置やパターン検査装置などを生産、技術力の高さで知られてる会社です。
今年4/18に紹介した時は目視に頼らない画期的な検査装置を開発したからです。FPC(フレキシブルプリント基板)の検査はいま目視に頼っています。同分野でトップのNOKは中國で1万2000人の作業員を雇って検査しているとのことです。これが人手なしで可能になるのです。
本日は昨日のラジオ日経の杉村富生氏の「ザ・マネー」を聴いていて、これは絶対いけると判断したからです。
詳細を説明するのは大変ですので、HPを開いて社長の動画を見たら大体分かります(所要時間約16分)。
今回の新製品開発で自動車部品業界の命運は同社が握った感があります。
自動車には膨大な銅線(ワイヤハーネース)が使われていますが、電子化の進展でそれがいま猛烈に増えています。
テスラ社の場合、ワイヤハーネスの総延長は3000メートルに及ぶとのことです。
そんな中、同社はこれまで培った技術を駆使し長尺(約6メートル=車長)のFPCを開発したのです。シームレスでそんな長さのFPCはこれまで製作不可能とされていました。
競合会社は少しあるようですが、そこは60センチ程度のFPCを繋ぎ合わせて作成していますが、そのやり方は技術的に大きな欠陥があるとのことです。
ワイヤハーネースの世界市場は2016年で約5兆7000億円。
同社は来年2月から受注を開始し生産に踏み切るとのことです。このFPCができたらワイヤハーネスは6メートル程度に短くできるとのことです。同社社長は10%程度のシェアが取れたら大変な収益になると話していました。
これの開発に最も期待を寄せているのは意外なことに住友電工などの電力ケーブル会社だと杉村氏は話していました。
同社の製造装置を導入してハーネスを生産しなければ自動車市場を失うからです。
チャートからはとてもではないが推奨できません。12/9のストップ高は会社の動画を見た向きがこれは買わざるを得ないと考えたからでしょう。
今回は少し先(2~5年)を見据えての推奨です。
安くなったところを狙うようにしてください。
2~3年後にはいいパフォーマンスを収められるとみています。
業績は立ち直りつつあります。
10月中間期は売上高14.12億円(前年同期比1%増)、経常利益1.51億円(同30%増)と大幅な増益を達成。
今通期では売上高31.50億円(同%増)、経常利益2.90億円(同3%増)と最高益更新を見込んでいます。
業績拡大に弾みが付くのは2製品が立ち上がってくる来期以降となりそうです。
なお今上期の受注は4.01億円(前年同期比65%減)と冴えません。
会社資料には米中貿易摩擦等の影響で顧客が投資判断を見返る傾向にありましたが、第2Qの後半から引き合いが活発化しております。
この状況から第3Q、第4Qには受注が増加してくることが見込まれると出ています。
買い物が集まってきました。きのうの放送を聞いた向きが買ってきたようです。
なお制限値幅は500円です。
(11日株価2162円+193円) 買いゾ~ン2600円まで 見切りライン 無し