Hiro*のStarlight Note

デジタル天体写真初心者の奮闘を綴る備忘録です
2013年春ポタ赤で再発し14年秋オートガイド導入、装備だけ完全再発!

1月3日 のウイルタネン彗星

2019年01月05日 | 話題の現象(彗星など)
新年あけましておめでとうございます。
皆様のご健勝をお祈り申し上げます。


ブログの方はゆっくりと新年を迎えました。


2019.01.03 20:30~撮影  撮影地:uneyama 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:2.5分×7コマ(17.5分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter  CameraRAW  RAP2  Stellaimage8  Adobe Photoshop cc  メトカーフコンポジット 860mm相当にトリミング


12月13日に近日点を通過してその4日後に地球に接近してからですのでピークからもう3週間経っています。
左が北。画面の右上方向に広がった尾が見えないでもない気がします。

プレアデス星団に接近しつつある12/15にコラボ写真を撮って以来、天候不順でチャンスを逃して、もう行った~ネン。

今年の年末は今度はブランペイン彗星が接近して、明けた1月初旬に4等級の予報だとか。鬼が笑いますが期待しましょう。

当夜は星友Yさんもご一緒でした。


オリオンが南中する頃は氷点下2.6℃にもなり冷えました。







12/15深夜のウイルタネン彗星

2018年12月16日 | 話題の現象(彗星など)
13日に近日点を通過し地球に最接近です。
17日のプレアデス星団との接近を前にコントラストの綺麗な姿を真っ暗な空の下で撮影したいと思っていました。
皆さんもそうだと思います。


2018.12.15 23:58~撮影  撮影地:miharasi 光学系:Apo-Sonnar T* 2/135 ZE(絞りF3.2) + EOS6D SEO SP4
露出:1.5分×6コマ(9分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter CameraRAW RAP2 Stellaimage8 Adobe Photoshop cc 恒星基準でコンポジット


当夜もチャンスでした。
上弦の月の月没は0:06です。ウイルタネン彗星の南中は22:25頃。

処理はカブリ補正をして一回りトリミングして仕上げましたが、ここの空では仕方がないでしょう。


・・・・当夜の撮影記・・・・
当夜は町内会の集会があり夕方か出席の用事です。帰宅は20時半くらいなのでそれから出動しても間に合うと予定。
しかし、集会が長引き疲れて帰宅したのが21時半でした。
GPV気象予報は雲量60%~30%位を予測して深夜は20%くらいで撮影の可能性を示していました。

自宅玄関先で見上げるとプレアデス星団が天頂に近づいていました。”寒い!””ぼわ~~とした薄雲の夜空”。
自宅は住宅地で結構な光害地です。瀬戸内海沿岸部ですから光害マップLight pdlution mapの黄色のところです。

”ここじゃぁ~なぁ~”
元気が出ません。
防犯灯の下です、電線が上空を南北に覆っています。工場やナイター設備など夜空を照らす施設に囲まれていますので、撮影は考えられないところ。
ご近所の壁や屋根が空を隠していて。防犯灯の明りの横に北極星が見えます。


南中後、30分もしないうちに電線があり3本の電線を約1時間くらいかけて乗り越えて行かなければなりません。
ウイルタネン彗星の南中は22:25頃。機材を積み込んで1時間かけて遠征してそれからセティンング・・・・考えると気分が消沈してしまいました。

考えてみれば”自宅前”初めての撮影地(笑)です。室内からコードリールが届く、・・・・これは快適です。
結果は、予想外に晴れました。
カブリ処理は未完成ですが撮れました。





M78と馬頭星雲

2018年12月15日 | ε130D

2018.12.10 22:18~撮影  撮影地:seranisityou 光学系:ε130D 430mm F3.3 + EOS6D SEO SP4
露出:3分×20コマ(60分) 感度:iso1600 機材:Vixen SXP赤道儀 + QHY5L-Ⅱ PHDガイディング
DNGonverter  CameraRAW  RAP2  Stellaimage8  Adobe Photoshop cc

この領域はε130D+6Dで初めてです。

当日はウイルタネン彗星がメインの遠征です。彗星を撮影後、凄く綺麗な夜空になり、折角なので久々に冬の銀座辺りを撮りたいと、予定を変更。
予定では、買っちゃった冷却CMOSカメラASI 294MC Proでの操作練習です。でも新カメラでの撮影に失敗したら何もないので、先に慣れた6Dで撮影です(笑)。
露出時間はあっさり60分。

馬頭星雲付近をトリミング



昨夜14日は曇られてしまって結局ふたご座流星群は諦めました。
今日15日は上弦の月です。だんだん月齢も大きくなっていきます。年内にまだ遠征のチャンスはあるでしょうか。





ZWO ASI 294MC Proのその後①

2018年12月14日 | 機材備品・撮影技法など
ZWO ASI 294MC Proが届いてから1ヶ月を超えました。
たまに晴れても、彗星撮影を優先したりでテスト撮影・練習は後回しになっています。

当夜(12/10)はウイルタネン彗星を撮った後、練習のテーマはピント出しとgainとExposure(露出)でした。

先に結果。

ε130D 430mm F3.3 + ZWO ASI 294MC Pro  冷却はなし、ただ当夜の気温はマイナス4度でした。
gain300で,Exposure(露出)は300sを3カット合成=15分露出です。PSccとStellaimageで画像処理しましたが、ダーク・フラット処理はなしです

操作練習で、ファーストライトと言うことに・・・・評価するレベルでありません。

デジカメとは勝手が違う操作。慣れるのに相当に時間がかかりそうです。書くには恥ずかしい備忘録ですのでご容赦(笑)
では
・・・・・備忘録その①・・・・・

このてのカメラはデジカメのようにファインダーを覗けたり、カメラボディーのライブビューで確認できないだけで、妙に不安なのです。
カメラボディで単独操作が出来なくて、パソコン上のソフトでないと操作できないところに違和感を感じるのでしょうか?
月や惑星・星雲など対象により感度や露出時間などパラメータの設定値を変えないといけないのは同じなのですが!

協栄産業さんの添付マニュアル「Sharp Cap簡単操作マニュアル(by KYOEI)」を頼りにして・・・・
まずピント出しをします。ツールのFocusアシスタントでバーディノフマスクを選択

半端な設定値ですがgain295です。露出は512ms/1000msですから約1/2秒。
ライブスタックで操作中、グラフの赤い棒グラフはピントがずれています。時系列は右へ経過しています。
画面右上のズームで拡大をすれば見やすかったのですが・・・・・出来たのかどうか今一の感覚です。

こんな調子です。やれやれ!慣れないといけない!

で、対象を自動導入して撮影したのはこれです。
gain300で,Exposure(露出)は300sですから5分です。
Cclour SpaceはRGB24を選択。Output FormatはTIFFに設定しました。



「一応、撮れたぁ~」って感じです。目標達成です。もう2カット撮って本日終了。
ご覧の通り、輝星は飽和しています。明らかに露出オーバーです。飽和だけは回避しないと色表現ができません。
適正なgainとExposureを探さないとなりません。


同製品を使用中のブロガーさんの記事を拝見させていただいていますが、gainは300~大きい方が多数です。
Exposure(露出)は、数秒の方から300秒の方までいらっしゃいます。
空の状態とF値を考慮して、多数枚スタックなのか?色々やってみるしかないでしょう。

それと、色空間のパラメータは通常「RGB24」とされていますが、これはどう記録されるのか解りません。
アウトプットフォーマットは「TIFF」にしてしまいましたが、Stellaimageを使うことを前提に「FITS」にすべきでした。たぶん。

まだ、dalk処理やflat処理・レベル調整などがあります、処理フローをどうすべきか思案です。


一歩一歩ですがパターンを掴むまで難儀しそうです。
海外のサイトの作例など見ながら夢見て楽しみます。





ノートパソコンへの充電

2018年12月13日 | 機材備品・撮影技法など
先月からDCACコンバータの調子が不調です。ノートパソコンへ充電してくれません
当然、ノートパソコンのバッテリーを使い果たした時点で撮影は終了です。困ったぁ~~

フィールド用のパソコン電源は車のシガーソケットから供給しています。どこに原因があるのか探っていましたが、怪しいのは ①DCACコンバータの故障 ②車載バッテリーの電圧低下、 ③コードリールの不調 など検証したのに判りません。!
車のバッテリーはそろそろ替えてもよいの時期なので交換。
電圧低下が怪しいとみて、DCACコンバータは供給と出力の電圧モニターがある商品をAmazonで探していました。

電気に疎いアナログ人間ですので、購入者のレビューを読みあさっていると、「調整矩形波」?「準正弦波」?「擬似正弦波」?やら専門語!。
レビューは「やはり正弦波だと安心だ」「近年の充電器(ACアダプター)は、スイッチング整流を使ってるため、擬似正弦波は使えないため・・・・」とかが目に停まったのですが、正しく理解出来ません。

そういえば・・・充電してくれなくなった先月、5年間使ったノートPCからSSD搭載のノートPCにバトンタッチしていたことに気付きました。
原因は新ノートPCに付属のACアダプター!ではなかろうか?綺麗な「正弦波」しか食べないjのでは?
ノートパソコンの技術面で時代の要求なのかもしれませんが・・・・怪しい現象です。
で、


Amazonでこれ「BESTEK 純正弦波 カーインバーター 300W 車載充電器」5,679円をポチッとしました。

結果は”ピンポン♪♪”

既存の「調整矩形波」のDCACコンバータではだめだったのです。どんどん充電してくれます。
めでたしめでたし一件落着でした。



すると先週
こんな時に、Amazonでサンデーマンデーが始まり以前から何となく目をつけていた「リチュームイオンバッテリー」高価で止めていましたが、なんと3割引きのタイムセールで「SmartTap ポータブル電源 PowerArQ...」48,600円で正弦波出力!、今年のような災害時でも・・・などとこじつけて、”ポチッ!”としちゃいました。


重量は6㎏、腰に優しい重さです。
冬季、山の上で車のバッテリー切れだけは恐れていましたので、2段構えで良かったような痛いような(笑)出費となりました。
一つ、勉強になっ出来事でした。


明日14日深夜から15日未明にかけての”ふたご座流星群”が気になりますが、天候が残念ぽいです。
GPVにお願いしても無理ですが睨みましょう(笑)