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ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ ナビレラ

数日間かけて、2度目の『ナビレラ』、見終わった。
なんだか、2度目なのに、泣けてしまった。

否。
2度目だからこそ哉。

ハルボジ(おじいさん)役のパク・イナンの驚くべき素晴らしいバレエシーン。
なによりも、パク・イナンに、感嘆。


そして、23歳の青年チェロクが、ハルボジのそばに寄り添い続けた、そのチェロクの素朴な無骨っぷりを見事に演じたソン・ガンが、とてもよかった。

パク・イナンとソン・ガンが、背筋、頸筋は勿論のこと、手の指の先まで、足の爪先まで、それを踊る人の息づかい、呼吸までも、演じる切るバレエという美意識の完成度、さらにキャラクター描写を演じる、その見事さ。
役者って凄い、って思わせられた作品だった。

最終回も巻末。
ソン・ガン演じるチェロクが、ソウルを発って3年後に踏切でハルボジと出会うシーン。
いつも何気に不満足でふくれっ面だったチェロクが、達成し得た人の持つ寛容、或いは包容、それゆえの優しさが、その立ち姿だけでも、明確に分かるシーン。
それが、一瞬で視る者に伝わるソン・ガンの演技、素晴らしかった。



ダンス - ソン・ガンの踊りがパク・イナンの心に火をつける | ナビレラ -それでも蝶は舞う- | Netflix Japan


<追記>
韓ドラ視ていて、いまだ理解し難い法則は固有名詞の語尾変化。
絶賛韓国語堪能のMIHOKOちゃんにも訊いたことがあるのですが、その説明は論理的にも理解出来がたかった。
多分、母音と子音の関係から影響する変化らしいと思うのだが、適用される範囲を私は理解し得ていない。

とっても注意してドラマを視聴していても、感覚的にその変化の法則が理解できなかった。
例えば、『ナビレラ』のチェロクですが、チェロガになる時と、チェロギになる時の画面字幕に差違はないのです。

『1988』では、パク・ボゴム演じる、チェ・テクが、テガに変化したりテギなっていたりした。
その変更の塩梅が、分からない。
気になってならない。

どういう状況で、あるいは、助詞の変化によるのか、それが、原語の変化が字幕の変化には現れなく、分からないのです。

カイロにいるMIHIKOちゃんに、再度、訊くしかないかも😰 です。






















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