旅の続きのお話です。
私たちは一行は徳島をあとにして高松に移動することに。。
高松での目的はいろいろ。。
みんなの共通のものおよび個人の希望を取り合わせて順路に沿って移動します。
私がどうしても見たかったのは左甚五郎の美術館です。
むかし訪れたのですが・・それはもう35年ぐらい前のこと。。
そこは美術館と言えないほどの小さくて古くて長屋のようなたたずまいでした。
なのに外にぽつんと置かれたお魚の彫刻にびっくり!
木で創られたのがわかっているのに決して触れる事の出来ないこわいほどの
生命力の満ちていた造形。。
ほこりだらけだったし、捨てているような置き方だったので触る事は可能でしたが、
触れるとピチッと跳ねそうな生きた造形にちょっと怖かったのを覚えています。
一緒に出かけた友も感じ方は同じで長い間2人して立って見ていました。。
左甚五郎は江戸時代に活躍した彫刻家です。
作品を完成させるとそれが動き出す事で有名です。
でも動くための仕掛けも無いのできっと私がお魚を触ることが出来なかったように
創られた物は生命感にみちあふれていたということなのでしょう。。
私が作家になろうと思った根源はこのお魚にあります。
描いたものに別の命のようなものを宿せること。。
永遠の課題で、これからもず~~ときっと追い求めてい行きたいモノですね。。
美術館に行ってみると昔の古い建物とは違っていて市の美術館になっていました。
調べて行ったのでオープンのはずでしたが表には臨時休業の札がかけられていました。
とっても残念に思いましたが・・また改めてそれだけの旅をしたいなと思います。
今日のわん子:
萌愛ちゃん。
甘えるとかすかな声を出すようになって来ました。。
聞き取れないほどのわずかな声ですが、触るとのどのところが震えています。
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