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第24回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞マラソン挑戦記(その5)

27番目の井鹿エイドからは長い上りです。

朝この坂を下ったときは気分爽快でしたが、復路ではつらい上り坂に変わります。
雨もずいぶん強くなってきました。

歩いていると寒い。

28番エイドで温かいレモンティーいただきました。
ありがとうございます。

往路ではなかった29番エイドが現れます。
ありがとうございます。

体温を上げるためにちょっと走ります。

基本は上りですが、ちょっと緩やかな上りの区間があります。
ここも走ります。
まだ脚が残っています。
かなりの余裕で走れます。

30番目の南平野エイド到着は16時01分。
7kmの坂を約1時間かけて登ってきた計算になります。


エイドのスタッフが往路の時と替わっています。
往きと還りの両方ではボランティア任務の期間が長過ぎますよね。
ありがとうございます。
「上りはあの電柱までであとは下りだよ。頑張って。」との応援。
「ありがとうございます。頑張りまーす‼」

あと9㎞。
ここからは大好きな下り坂です。

思いっきり飛ばします。
前半の下り坂では「ゆっくり、ゆっくり」と唱えながらセーブしましたが、
最後の下りは全速力です。

下りの途中93kmくらいで、白いキャラバンとTさん発見。
「12時間切れますよー!」と声をかけられて。
「切りますよー!」と元気に返事します。

94.5kmの31番エイドは寄らずにパス。
下り坂で10人くらい抜き去り、絶好調。

最後の32番エイドもさらにパス。
ここからはフラット、あと2.8㎞になります。

フラットではスピードが落ちて、2人に抜かれました。
でも、脚は動きます。

応援のTさん発見。

最後のゴール手前で1人抜いて、両手を上げてゴール。

ガーベラの花と木製メダルいただきました。

そうこうしてたら、スタッフから完走証をいただきました。
完走証の発行が早いです。

記録は11時間50分30秒。

総合     71位(出走379名、完走274名中)
50歳以上男子 23位(出走173名、完走126名中)でした。

還暦にして、12時間切り達成し、自己ベストを26分更新。
ありがとうございました。

雨で全く暑くなく、寒いくらいだったのが良かったと思います。

大雨のなか、頑張っていただいたスタッフ、ボランティアの皆さんの感謝です。
ありがとうございました。

暖かいうどんと福助堂のお菓子、のどごし生、アイスクリームいただきました。
ゴールは大雨でした。
荷物返却担当の皆さんもありがとうございました。

これからホテル浦島で温泉&ビールのこころだ~。
関さん、いい大会を開催していただき、ありがとうございました。
Tさん、走りたかったと思うのですが、応援ありがとうございました。

番外、ホテル浦島、熊野三山巡りにつづく。

2014第16回奥熊野いだ天ウルトラ65㎞の記事は→こちら
2015第17回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞の記事は→こちら
2019第21回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞の記事は→こちら
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第24回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞マラソン挑戦記(その4)

熊瀬川沿いの緩やかな下りを走っていると、白いキャラバン発見。

私が「しんどい。」と弱音を吐いていたら、キャラバンに乗っていたのはTさんでした。

彼は小江戸大江戸200㎞も走ったウルトラランナー。
私と同じ還暦です。
同じ職場ですが、21回大会のスタート地点で偶然出会い、レース後は新宮の熊五郎という店でタラフク飲んで意気投合。
かなり飲み過ぎたのを覚えています。


今回の大会では、送られてきた「参加者の顔ぶれ2024」のパンフレットで名前を発見し、後泊の車中泊の予定を止めて、2人でホテル浦島を予約しました。

今回はエントリーしたものの残念ながら肉離れで出走回避しています。

その彼が応援に来てくれました。

Tさんから温かい缶コーヒーをいただき、またまた元気100倍。
脚も残っているので今日は自己ベスト更新できそうな勢いです。
頑張るぞ。



写真は100㎞走った親爺のゼッケン。

右下の小さな「がんばってね!」はうちの娘に書いてもらいました。
この小さな文字が背中を押してくれます。

番号も173。
サーファーにとって1173は「いい波」。
私も現役サーファーなのでいい番号です。
関さん、いい番号ありがとうございます。

65km地点熊野川エイドから74㎞出合橋エイドまでは緩い下り。

出合橋エイドの皆さんはとにかく元気です。
外人の女性も2人ほどいらっしゃいました。
往きと還りで2度元気いただきました。
ありがとうございました。

そして、ここでも、両脚に水をぶっかけました。

76km地点、長井集会所。
ここには予備の靴を預けてあります。
びしょびしょの靴を履き替えようと思っていたのですが、2重に結んだ靴の紐がほどけません。
濡れた手の爪がふやけて、紐に力が伝わらず苦戦。
ロスタイムが増えそうなので履き替えを断念。
びしょびしょの靴のまま走ることにしました。

そして、エアサロを脚にスプレーして、ウエストポーチからレインコートを出して身軽にしました。
長井エイド出発は13時50分。
残り24km。
12時間切り、行けそうです。

しかし、脚のエアサロのお陰で、脚が無茶苦茶寒いっす。
雨もひどくなってきて、レインコートなしのTシャツ1枚ではゲキ寒、低体温症状態。
レインコートを置いてきたのは大失敗だったかもです。



勝浦ではないですが、新宮の気象データはご覧のとおり。
昼過ぎから、雨がひどくなってます。

中里エイドで温かいお茶をいただきました。
ゼッケンを調べて「枚方市からお越しの〇〇さん。頑張ってください。」との応援がありました。
ありがとうございます。頑張ります‼!

そして、84㎞地点、井鹿会館エイド到着。

時間は3時前だったと思います。
5時にはゴールできそうです。
目指せ12時間切り。


ここでのマッサージは今年はありませんでした。残念。
でも、元気な子供達の応援がありました。
イチゴと元気いただきました。
ありがとうございます。

これから坂道。
頑張って行ってきます。

最後の7kmの長い上り坂です。

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第24回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞マラソン挑戦記(その3)

35kmのエイドでビールを一口いただいて、先を目指します。
40kmまでは緩やかな上りです。

熊瀬川のエイドで茶粥をいただきました。
茶粥にイタドリ、タケノコ、梅干しが無茶苦茶美味しかった。
ありがとうございました。

脚が結構ヤバくなりました。
緩やかな上りを走ったので、右脚ふとももにきています。
エイドでコップの水を両脚にぶっかけました。

このエイドを抜けると上り坂になります。
私は歩きます。
残り半分以上あります。
ここで走ると脚が持ちません。
最後まで脚を残すことが大切です。
歩くことで攣りそうな脚も回復します。

雨が降り出しましたが霧雨状態。
そんなにきつくありません。
ミストシャワーを浴びているようで、涼しくていいです。


44km地点、田垣内三差路エイドで、めはり寿司に缶ビール、茶粥いただきました。
ちょっと食べ過ぎました。
缶ビール旨かった。
スタッフに感謝。



口色川の棚田。
下り坂です。


そして、50㎞過ぎの円満地公園エイドで鹿肉と猪肉いただきました。
ありがとうございます。
やっぱ、ジビエ食べないと。


あと半分です。
かんばるぞ。


そしてゲキ坂が現れました。


名物のつかのまの長島スパーランド富士急ハイランド級のゲキ坂。
迷わず歩いて上ります。

かなり雨がひどくなってきました。
ウエストポーチに入れたレインコートの出番です。
100円均一で買ったビニールのレインコートですが、着て走ると逆に暑い。
しばらくして、レインコートを脱いで、ウエストポーチにしまいました。
寒いくらいでちょうどよい。


そして小坂下のエイドを通過。
イチゴをいただきました。

平野バス停エイドでトイレへ。
トイレから出てきたら、方向の見失い、来た方向に帰りそうになりました。

スタッフに行先を確認し、折り返し地点を目指します。

危なかった。
もう少しでDNFになりそうでした。

平野エイドでチョコレートとブルーベリーヨーグルトをいただきました。
ありがとうございました。

何とか無事に58.7㎞の折り返し地点を通過。
ピッと鳴るのを確認したら、元気100倍。
緩やかな下りを気分よく走り出します。
かなり好調です。

再び平野エイド。
帰ってきました。
ブルーベリーヨーグルト2杯目いただきました。
ありがとうございます。

そして小坂エイド。
オレンジも食べたかな。
あちこちでいただいたので、何処で食べたのか忘れました。
すみません。

そしてさらに下り。

小さいトンネルを過ぎて、川を渡ると熊瀬川エイド。
「ただいまー。帰ってきました。」

ふたたび茶粥をいただきました。
イタドリがなくなってました。
ありがとうございます。


脚にはひしゃくで水をぶっかけました。
靴はもうびしょびしょです。

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第24回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞マラソン挑戦記(その2)

10km地点到着は1時間14分。

雨は降ってません。



ここからは下りです。


私は下りは大好きなので、すぐに飛ばし過ぎになります。
前回の大会はこれで失敗しました。
下りで走ると脚にはかなりの負担になりなす。
前回は痙攣を起こし、最後にTさんに抜かれました。
脚が動かなくなってました。


棚田と茶畑。

晴れてたら、もっと綺麗なんですが、今日は曇&霧雨。
霧雨がミストシャワーになって、身体を冷やしてくれます。
昨日の土曜は暑かったのですが、今日は雨で正解。
涼しくていいです。


「ゆっくり、ゆっくり」と言いながら、坂を下ります。
この下りが終盤83kmから91㎞の上り坂になります。
恐ろしい。


20km地点通過は2時間15分くらい。
ここから10㎞はほぼフラットです。

エイドでめはり寿司いただきました。
旨かった。

この大会のエイドは32か所。
バナナ、スポーツドリンクは当たり前。すごく充実しています。
ありがとうございます。

30km地点の長井集会所には荷物を預けています。
ボランティアの方が2~3km前くらいでゼッケンを確認してくれて荷物を用意してくれています。
ありがとうございます。
でも、私はここでの着替え等をパス。
トイレに行って、ボランティア方にお礼を言って荷物を返して通過します。

そうめんいただきました。
感謝。





ここから10㎞は熊瀬川沿いの緩やかな上り。
35km地点の西中野川トンネルを抜けたエイドには、ビールがあります。
今回も、ビールいただきました。
ありがとうございます。

35kmも走ってきたのですが、残りがまだ65㎞あります。
頑張ろう。
先は長い。

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第24回奥熊野いだ天ウルトラ100㎞マラソン挑戦記(その1)

親爺の100kmマラソン4戦目。
奥熊野いだ天ウルトラ100kmマラソン3戦目。
いよいよ始まります。
しかし、今回の車中泊ではあまり寝られず、2時頃から起きてました。
眠れないなら起きておこうと開き直りです。
まあいいか。

3時55分、駐車場の近くからバスに乗って、那智大社下の駐車場へ。
ここで、長井のエイドとゴール地点宛ての荷物を預けます。

そして道を下って、計測チップエントリー。
ここでピッと鳴らしておかないと記録が出ないらしい。

さらに那智の火祭りで有名な階段を下って、那智の滝のスタート地点へ。


護摩木を焚いて、家内安全&完走祈願。


熊野鬼城太鼓が鳴り響き、気分は最高潮。
そして、実行委員長の関さん発見。

私がウルトラマラソンを走ることになったのは、新宮に単身赴任していた時に関さんに言われた「ウルトラマラソン走ってみませんか?」が始まりでした。

2014年の16回大会で65kmを走り、「次は100㎞ですね。」と言われて、
翌2015年は100㎞を走りました。

その関さんとガッチリ握手をかわして、4度目のいだ天ウルトラ(うち1度は65㎞)に臨みます。
頑張るぞ。


親爺の今日のスタイルは半袖Tシャツと短パン。
ウエストポーチにレインコートが入ってます。

半袖だとちょっと寒いので、護摩木の近くで温まったりしましたが、走るのには全く寒くなさそうな気温でした。

いよいよスタート。
階段を歩いて登ります。
道路に出たら、200mくらい坂道を下って折り返します。
100kmのための微調整ですね、

ここから、約8㎞上り坂です。
気分よく走りたいところですが、私は歩きを入れます。
先は長いです。
私の脚は30㎞を超えるとほぼ痙攣します。
過去のマラソンで実証済です。
痙攣させずに100㎞をどう走り切るか。
脚を最後まで残しておくことが重要です。


坂道は続きます。

勝浦の海が見えました。
今夜はホテル浦島を予約しています。
エントリーしたものの肉離れのため出走回避したTさんと一緒です。
浦島の温泉めぐりとビール飲み放題が楽しみです。



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