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BLOOD+ #44

2006年08月13日 00時47分38秒 | BLOOD+感想

■■ソーンを消す方法
小夜はディーヴァの子供が産まれる前に斬ると決意する。
ルルゥはモーゼスたちに内緒で度々小夜たちのアパートを訪れていた。


デヴィッドはまだ復活ならず。
アニメ時間で半月か~。
しばらく登場なしっぽいね。
てかルルゥ。
おちゃめ過ぎるよ!
小夜と故郷話に花が咲く。
小夜は記憶戻ってるくせに生まれた場所を「沖縄」って言ったのかな?


ブラプラdeクイズ★
  Q.ハジの生まれた場所は?

  回答者ルルゥ「えーっとお城」

  A.「私は旅をする者たちの間で生を受けたのです」



残念、ハズレ!
ハジの出身地よりも19:00スタートのテレビ番組に興味を示すルルゥ。
ドンマイ、ハジ。
だけどついに名前を呼んでもらえたね!

そしてシフ待望のジュリアからの情報。
もっと色んな情報を得てから離脱してほしかったけど。
ちゃっかり知るとこは知っていたんだね!!


「シフは元々シュヴァリエを人工的に作り出す過程の中で生み出されたものらしいの 翼手としての強靭な肉体と生命力を持ちながら命に限界があるのは意図されてできたものじゃない 言うなれば彼らは失敗作なのよ」


そんなシフのデメリットを活かして作られたのがコープスコーズ。
なんだかんだでアンシェルから色々聞いてたんだね。
さずが女医!
コリンズを出し抜いただけはあるね!


「彼らがシフと異なる点はただ一つ 不確定だったソーンの出現をコントロールされているということ」


何ですって?!
理論上はソーンの出現を押さえることができるって!!
やったね、シフ!
グッジョブ、ジュリア!

「但しディーヴァの血があっての話」


ガクッ
結局はそれか。


「いずれにせよ膨大な時間と労力が必要となるわ 問題はそれまでシフの体が持つかどうかね」


あぁ、最終的にはコレか。
持ってくれ、何が何でも。
ここまできたらシフは3人で生き残って欲しいんだよう!



■■生まれ変わったら
夜の街で落ち合うカイとモーゼス。
カイは度々シフに血液パックを渡していた。
モーゼスはカイに感謝の気持ちを表す。


ちゃんとアメリカ到着してたシフ。
別行動だけど接触してたっていうのに安心。
そしてルルゥがアパートに行ってることはモーゼスにはバレバレ(笑)


「カイ ミヤグスク 礼を言う」
「何だよ いきなり」
「僕たちが今こうして生きているのも君のおかげだから…」
「俺が?」
「君がイレーヌを通じて僕たちを理解しようとしてくれなければ 今の僕たちはなかった」

「…イレーヌか」



イレーヌを回想するカイ。
あぁやっぱりイレーヌが出ると切ない。
「カイ・ミヤグスク」って言うと耳に違和感が。
てか「ミヤグスク」って苗字自体、いまだに違和感がある私。謝花も。


「もう少し早く会えてたらな」
「君のような人間がキルベドにもいたなら 僕たちの生き方は変わっていたかもしれない」



モーゼスは本当に温情に弱いよぅ。
いい奴だよね。

「次に生まれてくることがあるのなら 僕は君の傍に生まれてきたい」

その言葉を聞き終わる前にカイはモーゼスの肩を掴む。
驚くモーゼス。

「何言ってんだよ!お前まだ生きてるだろ!!“次に生まれてきたら”何て言うなよ 現に俺とお前は今ここにいるだろ?!こうして会ってんだろ!これからだって遅くはないさ」



つД`)・゜・。・゜゜・*:.。



カイの傍に生まれてきたい (ノД`) モーゼスぅぅぅ
お前まだ生きてるだろ (ノ∀`) カイ、いいこと言った!


「僕たちは限りある者 ソーンの出現を止められなければ自らを蝕む死を恐れなければならない だからこそ命ある間にやらなければならないんだ」
「ディーヴァを倒すことか…」



頷くモーゼス。
あぁ、ずーーーっとワクワクして待っていたカイとモーゼスの絡み。
29話から期待し続け、38話で「これ以上は絡まないか」と断念してました。
やっぱこういうの良いよね。
たった一人声を張り上げ、分かり合えると言ってくれたカイ。
でもモーゼスは性格的に感謝しすぎだね(笑)



■■死の宣告
朝日を前に根城に戻ったルルゥだったが、カルマンの機嫌が悪い。
人間には共に歩めない、と頑なに言うカルマンの首筋にはソーンが現れていた。


カイの所に言っていたのか、と問いただしては不機嫌なカルマン。
しかも今度は一緒に行こうと誘われて、ルルゥに武器を投げる。

見事なキレっぷりだぜ、カルマン('д` ;)


「もう人間の所には行くな あいつらは俺たちとは違う 奴らにソーンはでない…俺たちシフはもう3人しかいないんだ」


そんな所へモーゼス帰宅。
カルマンのイライラはモーゼスまで飛び火。


「お前もか…お前もカイって奴にまた会いに行ってたのか」
「カイは信じられる人間だ それに僕たちの協力者だ 彼らが僕たちに血液を供給してくれる限り奪う生活は止めようと決めただろ」
「あいつらは俺たちの餌だ」
「僕たちは人間とだって生きていける」
「人間の施しなどいらん!自分の食い物くらい 自分で獲れる!!」
「カルマン!」
「人間全てが…あいつみたいな奴とは限らないんだ」



人間とは共存できる。
そのために奪わない生活を選んだ。
人間として生きることだってできる、と。
しかしここにきて、翼手らしい行動に出ようとするカルマン。
カルマンもちゃっかりカイのこと信頼してんだね(笑)
個人的にはカイとカルマンは仲良くなれると思う。似たもの同士…。


血液パックをチュウチュウ吸うルルゥ、今回も完全に萌えキャラ化。
ビジュアルは全然 萌え系じゃないのに、可愛く見えてしまうのがルルゥマジック。


「そうだ モーゼス アタイさ 行きたい所あるんだ」
「行きたい所?」
「うん オキナワ!海があって明るくってとても気持ちい所なんだって 全てが終わったらカイは沖縄に帰るんだって だからその時アタイたちも一緒に…」
「できるワケないだろ!俺たちと あいつらは一緒じゃない!」



何このシフも一緒に沖縄エンド♪なフラグ!
でもシフに猛暑は似合わなそう。
日焼けで真っ赤になってヒリヒリして、そしてクーラーを求めてグッタリしてそう。
そんな明るい未来を描くルルゥに怒るカルマン。嗜めるモーゼス。
しかしカルマンの勢いは止まらず。


「言わせろ モーゼス!俺たちは夢なんて持ったところで自分が傷つくだけだ どうしてそれがわからない!!」
「アタイね 最近ちょっと思うんだけど アタイたち死なないんじゃないかな…ソーン 出ないんじゃないかな…?」



そんなルルゥの望みを聞くや否や、カルマンはルルゥの胸倉を掴む。
ちょっ、身長差があるんだから完全に宙吊りルルゥ。


「ふざけるな おい!本気でそんなこと言ってんのか?!それなら今まで死んでいった仲間たちはどうなる!」
「止せ!カルマン」



そしてモーゼスとルルゥは愕然とする。
カルマンの首筋にソーン (゜д゜|||)
予告で知ってたけど、やっぱり辛いなぁ。
ソーンが出たために荒れたカルマン、脱走。
それをこっそり見つめるジェイムズ。

いきなりジェイムズ復活(゜∀゜)ワァ



■■光の中で
ルルゥはカルマンを探し回り、小夜たちに助けを求めた。
太陽の光から逃げるカルマンは、死に怯えていた。
そんなカルマンの目の前に、イレーヌたちが現れた。


TVを前にボーっとしているカイに、翼手であるルルゥも自分も、カイと同じだと話す小夜。

「お互い解り合おうとすれば誰だって仲良くなれるさ」
「お父さんみたい 似てきた」
「血は繋がってねぇのにな」
「カイはすごいよ」
「すごくねぇって」
「私は戦う事だけしかできないのにカイは敵だってどんどん解り合おうとしている」
「お前はお前にしかできないことをやってるんだろ 俺にできるのって仲間を信じてやることだけだからな」



今のカイはカウンセラーになれそうだ。
一方でビルの合間に座り込むカルマン。
もう日が昇ってるにお前さんは…。


「イレーヌ 俺は怖い死ぬ事が堪らなく怖い…どうしてこんなにも恐ろしい…生きている意味もよく分からないのに」


ちょっカルマン、
何てこと言い出すんだよぅ。
日差しを避け、病院内に逃げ込むカルマンは、いきなり患者を吸血しようと襲う。
ダメじゃん、カルマン_| ̄|○


しかしその瞬間、光射す扉の向こうにイレーヌの姿が。
ギー、グドリフ、ヤーン、ダーズ、ディスマス、ゲスタス。
皆の姿を見つけるカルマン。
ついにお迎えが…ヒィー(((゜Д゜)))ガタガタ
しかし近寄ると皆は消えていった。
最後に残ったイレーヌは、首を横に振る。

イレーヌ追い返した(・∀・)ナイス!
日向と日陰の境界線で座り込むカルマンは胸を押さえる。

「みんな ここにいたんだな…」



目から水が(ノ∀`)・゜・。



■■取引
一人残っていたモーゼスの元にジェイムズが現れる。
ジェイムズの言う「ソーンを出現させない方法」にモーゼスは耳を傾けてしまうのか。


カイの話を思い返すモーゼス。
カイに「俺たちの所に来いよ」と言われたが、モーゼスは断っていた。

「心遣いだけで結構 僕たちは君たちに与えてもらうばかりだ」
「そんなの気にすんなよ 仲間だろ」



その言葉を思い出し、呟くモーゼス。
「仲間…か」
ってさ!
これってモーゼスはカルマンが戻ってきたらカイたちの所に行こうとしてたって意思表示だよね!
カルマンのためにもジュリアに診てもらおうと考えていたはずだよね!


そんな所へ復活した男ジェイムズ。


ジェイムズはやはりシフの体を移植。
カールが楽しそうに飛ばしていた飛び出る手がジェイムズまで使用可能に。
ちょっと寂しい。
そういやシフって本当に翼手化しないな~。
29話のカルマンの手ぐらいか。

「仲間を救いたくば私の元へ来い」
「お前たちに生かしてくれと頭を下げるつもりはない!」
「自尊心でソーンは消せない 我々は元は同じ血から生まれた家族 分かりあえるはずだ 生きる術を知りたくば着いて来るがいい」



なんてタイミング…。
ディーヴァの血が必要な以上、ディーヴァ側から取引があるとは予想してたけどさ。
このタイミングで来られたら従うしかないよなぁ。
それにしても復活がさり気ないよね、ジェイムズ。
あなたの胸元に光るママとの写真のほうが気になったよ。



■■生きるんだ
夜明け前。カイや小夜はカルマンを見つけられなかった。
再び探しに出るカイたちに、ルルゥはお礼を言う。
一方、モーゼスは屋上でフードを被らずに街を眺めるカルマンを見つける。


「お願いだよ 一緒に探してよ 独りぼっちで…独りぼっちで 死なせたくないんだよ!」

もうシフは良過ぎだ…ルルゥ、最高。
しかしカルマンはきちんとお家に戻っていた(笑)
日陰を選んで歩くモーゼス、なんか可愛い。


「イレーヌに会ったよ イレーヌだけじゃない ギーや皆にも会った 皆 俺の中にいた 俺の思い出の中に…なぁモーゼス 死ぬって怖いよな でもどうして怖いのか分からなかったんだ」
「もうすぐ太陽が昇る 戻ろう」
「何も出来ずに死んでいくことが怖かったのかもしれない でも本当はそうじゃないんだ イレーヌが言ってたように 誰の思い出にもなることなく死んでいく事が怖かったんだ」


かつてイレーヌがカイと出会って口にした言葉。
「私達 誰かの思い出になれるのかな…誰かの記憶に残れなければ その人の生きてきたことは消されてしまう」
それがようやく理解する事が出来たカルマン。
皮肉にもイレーヌと同じで、死を間近にして。


「だけど気づいたんだよ 自分の中に仲間が皆 生きていることを…皆 俺の思い出の中に生きていたんだ 俺にはお前たちしかいない モーゼス 俺のこと覚えていてくれよな お前に会えて良かった」


カルマンいつも粋なこと言うよねつД`) グスン

陽が昇り、容赦なく光が射してくる。
フードも被らず、避ける様子も見せないカルマン。

ちょっ、遺言残して自殺ですか?!


光の前に立ち塞がり自らで影を作り、カルマンを日陰へ抱き止めるモーゼス。
崩れ、座り込む。


「バカ…君は僕が助ける 僕と生きるんだ
 思い出なんかにさせてたまるか!!」




シフ。・゜・(ノД`)・゜・。最高



■■総合

本日のモーゼスはずっと眉毛がハの字だったね。
カイの心遣いに眉毛が下がり、ルルゥの無茶な旅行案にも眉毛が下がり、カルマンの逆ギレ・ジェイムズの誘惑・カルマン幻覚疑惑・カルマン自殺未遂etc
苦労が絶えないモーゼス。

予告から察すると、「ディーヴァの血と引き換えにカイを殺せ」って事ですね。
友情か恩人か。
モーゼスはカルマンを生かすためにカイに牙を向ける。
だから今回、モーゼスとカイの関係がクローズアップされてたのね。
持ち上げて落とすなんて、さすがBLOOD+


ってことは、ディーヴァは「カイが欲しい」んじゃなくて「小夜の大切なものを奪いたい」って事だったのか。
リクの記憶を持っていそうだったから、てっきり純粋にカイが欲しくなったと思ったんだけどな~。


さてさて、来週はどうなることやら。
カイが「俺たち仲間だろ?!」とか言うのか?
ルルゥが「モーゼスしっかりおし!」とか言うのか?
カルマンがカイを庇いモーゼスをぶん殴り、「取引の材料になるくらいなら…」って太陽の光の中にダイブ!

なんて死に方だったら号泣してしまう。
こんなマイナス思考な妄想は止めておこう…欝になる。


プラス思考に考えるんだ。
「手のひらを太陽に」とくれば「みんなみんな生きているんだ 友達なんだ!」だよね!
このサブタイで欝エンドはないよね?!
でもシフがリアルで「手のひらを太陽に」をやったら燃えちゃうよね…
うぅ、32話の例もあるからな。油断できんよIG!


■■次回
「太陽よ そんなに僕たちが憎いか 燃やしたければ燃やすがいい
だが燃え尽きる前に僕は必ず辿り着く あいつの為に…あいつを思い出なんかにする前に!」



次回 『手のひらを太陽に』



「死んでくれ カイ」


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4 コメント

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TBありがとうございました。 (深月)
2006-08-13 10:34:31
こちらからもさせていただきますね。



前回があまりにも大笑いだったので

なんか物足りないというか。

ネイサンが出てないからかも(笑)

じゅうぶんおもしろかったし、

シフの残酷な現実と運命も素敵だったんですけどね。

ワガママというやつでしょうか。



次回は悲しい展開になってしまうんでしょうか。

楽しみです。
返信する
初めまして ()
2006-08-13 11:25:00
初めまして!

最近こちらのブログを訪ねさせていただいてます。

すごく詳しく書いてあって、かなり関心させられました。

すごいですね。

私も、最近ブログの方で書いています。

大したことは、書いてないのですが、今後よろしくお願いします。



返信する
すっかりご無沙汰してます。 (ちーべー)
2006-08-13 19:36:55
TBありがとうございます♪

今までココログ使っていたのですが何か最近わけのわからない横文字コメントやTBが多くIP禁止にしてもキリが無いのでとりあえず様子見でしばらく放置してBlog引っ越しちゃいました。

引越し先をご連絡しなかったのにTBしてもらって感激です



さて、今回のシフメインは前回の予告を見る限りではカルマンが逝っちゃいそうな気配でしたが・・・死の前兆、ソーンが現れたことが発覚したけど何とか生き残りましたね。

良かったよぉ~。

これ以上、シフには減って欲しくないのだけど・・・。



気になるのがなんと言ってもジェイムズの復活

何でモーゼスに接触したんだか・・・。

何か個人的にモーゼスが気に入ったとしか思えないんですけど・・・

次回の予告がめっちゃ気になりますよね。

モーゼス・・・カルマンの命を救うためにジェイムズの言いなりになってしまうのか?それとも

次回が待ちきれないですね。



それでは、またぼちぼちとBlogやっていくのでまた遊びに来てくださいね。

よろしくお願いしまぁ~す。
返信する
 (ひらりんこ/管理人)
2006-08-14 00:09:14
深月さま

お世話になっています。

確かにネイサンが登場するとグッときますよね。

登場時間が短くても濃いからかな?

シフには幸せになって欲しいので展開が怖いです。

せめてカルマン本人の納得いく終わり方がいいな~なんて思ってます。







虎さま

はじめまして、訪問ありがとうございます。

管理人のひらりんこと申します。

いつもまとまらずにダラダラした記事になっちゃってますが、また来てくださると光栄です。

今後もお願いします。







ちーべーさま

お久しぶりです。

カルマン、何とか44話は生存しましたね!

とりあえず今回は一安心でしたが、まだ次回が・・・。

シフの場合、ソーンでの死亡率は100%なので怖いです。

またお邪魔させていただきます♪
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