寝床PC

さて、寝床PCの件です。
多分、記事にしなかったと思いますけど、
しばらくの間、OSには『PCLinuxOS 2014』を使っていました。
まあ、私としては結構長く使ったんではないかと思います。
が、微妙に調子が狂って来た部分もあったので、
(原因を追求するスキルも気力もない)
新しいディストリに乗り換えられんかと考えておった訳です。
しかし、最近では、
主要、派生ディストリの多くが32bitを切り捨てに行っている様なので、
選択肢が減っているのが実情・・・。
で、一応色々見てみたんですけど、
結局、使った事があるとか言うディストリに絞られてしまう様です。
それ以外にも選択肢はありますが、
ベースが全く使った事ないディストリだと、軌道に乗せるのに苦労しそうなので、
(気力がない)
今回それらはパスさせて貰いました。
導入と、それ以降が結構楽と言うと、
私にとっては『Ubuntu』が一番だと思っていますが、
ハッキリ言って、寝床PCの弱小スペックでは厳しい。
『Ubuntu』系で軽量と謳っているディストリがありますが、
あれは同梱されるアプリケーションが少ないだけで、
起動とか、全体の動作が軽くなる訳ではないと思います。
必要なのは、そもそもの『軽さ』、なのです。
殆どゼロから組み立てるディストリもありますが、私レベルではしんどい。
となると、半自動的に無難な線で、『Debian』と言う事になります。
何回か使った事があるので、多少勝手は判っているつもり。
が、実は、寝床PCは、
20GBしかHDD容量がないにも関わらず、デュアルブート構成にしてありまして、
従来の『PCLinuxOS』と、もう一つは『Debian jessie』が入っているのです。
そして、現在の『Debian』の最新安定版は『jessie(8.5)』。
つまり、『PCLinuxOS』を消して、『Debian』を入れると、
『Debian jessie』が2つと言う事になってしまいます。
勿論、そんなんでは、意味がありません。
そこで、捻くれて目を付けたのが、次期『Debian』の開発版です。
コードネームは『stertch』で、現在のバージョンは『alpha6』。
まあ、普通の安定性を求めるなら、勿論安定版でしょうけど、
私は寝床で用いるだけで、大したことはやってませんし、
最悪データがぶっ飛んでも、大きな損害はありません。
と言う事で、(?)興味もあったし、この開発版を入れてみる事にしたのです。
自室のPCので、CDのISOイメージをダウンロードして、CD-RWに書き込み、
意を決してインストールを開始しました。
まあ、インストールのプロセスは特に変化なく、この辺は見慣れたものです。
GUIインストーラーを使えば、特に迷う所もないでしょう。
インストールは、『PCLinuxOS』を入れていた場所にします。
容量がかなり少ないのですが、もう片方の『Debian』が占拠している為、
変更の余地がないので、そのまま。
データを可能な限り溜め込まなければ大丈夫だと思います・・・。
思っていたより時間が掛かりましたが、1時間程度でインストールは完了しました。
ISOイメージに入っている標準のデスクトップは『xfce4』です。
最初に起動すると、GUIに切り替わった時、突然文字化けに遭遇するのですが、
デスクトップにログインしたら、
『/user/share/font』フォルダに日本語フォントを放り込めば、表示に関しては解決です。
で、これは毎度の事で判っていたのですが、
『Debian』は100%フリーソフトで構成されるOSですので、
ディストリビューションとしては、フリーでないソフトウエアは含まれていません。
先ず、問題(と言う程でもないか)となるのが、
ワイヤレスネットワークアダプタのドライバです。
これは、フリーではないので、勿論標準では入っておらず、
そのままではネットワークアダプタが動きません。
なので、今回の場合はですが、
『Debian jessie』から起動し、ファームのパッケージを入手して、
『stretch』側でインストールする方法を採りました。
ファームをインストールしたら、取り敢えず『wpa_supplicant』で接続設定を行い、
ネットワークへの接続が出来る様になりました。
標準の状態ではパッケージマネージャも入っていません。
私はちょっと悩んでしまったのですが、正攻法としては、
『apt』の『sources.list』を編集してリポジトリを記述して、
『apt-get update』を実行し、『synaptic』等をインストールすれば良い様です。
後、確か『sudo』も入ってなかったので、それも入れて、
『/etc/sudoers』も編集して、ユーザー(自分)にも権限を与えておいた方が良いです。
そこまで出来たら、後は適宜必要なパッケージをマネージャからインストールして、
環境を整えて行けば良い訳です。
で、もう私の場合は殆どお決まりなのですが、
デスクトップは『xfce4』ではやはり重いので、『JWM』に変更。
(Openboxでも良いですが)
最初、『pekwm』にしてみたんですが、
何故かブラウザでフラッシュが正常に動かないので。
日本語入力の為に、『fcitx』と『fcitx-mozc』をインストール。
ブラウザは『Midori』を選択しています。
このブラウザが比較的軽くて使い易く、特に問題がないので使っています。
後は、『GIMP』やらビデオプレーヤーやらFlashプラグインを入れ、概ね終了。
因みに、後で知ったと言うか、気付いたんですが、
ビデオチップのファームも入れないとダメなんですね。
ハードウエアアクセラレーションが利かない。
これも、別途インストールする事で解決しました。
今の所、特に大きな不具合は起こっていません。
いや、しかし、まだ最新の『Debian』が使えるってのは有り難い事です。
これが無料で配布されているってんだから、重ねて有り難い。
Windows専用のネットゲームさえ切り捨てれば、
Linuxでも殆ど困る事がありません。
PCのパワーさえあれば、勿論、Linux対応のネットゲームは出来ますし。
これは使わない手は無いですよねぇ(笑)
取り敢えず、スクリーンショットを撮りました。
『xfce4』
『JWM』
寝床PCのRAMは、256MBですが、『XP』でここまで開いたら、
動かなくなっちゃうんじゃないですかね(笑)
昨今、重装備化が進んでいるLinuxディストリビューションですが、
一部では、『軽さ』はまだ健在の様です。
一応、この『stretch』は軌道に乗ったので、
もしかしたら、『jessie』側のディストリを変更に走るかも知れません。
入れるなら、上手く行けるか判りませんが、『AntiX』とか・・・。
でも、デュアルブートだと、緊急時にも役立つので、便利ですよ。
と言う事で、初心者の戯れ言でしたが、
この記事が、私以上の初心者の方に、微妙にでもお役にでも立てば、と。
多分、記事にしなかったと思いますけど、
しばらくの間、OSには『PCLinuxOS 2014』を使っていました。
まあ、私としては結構長く使ったんではないかと思います。
が、微妙に調子が狂って来た部分もあったので、
(原因を追求するスキルも気力もない)
新しいディストリに乗り換えられんかと考えておった訳です。
しかし、最近では、
主要、派生ディストリの多くが32bitを切り捨てに行っている様なので、
選択肢が減っているのが実情・・・。
で、一応色々見てみたんですけど、
結局、使った事があるとか言うディストリに絞られてしまう様です。
それ以外にも選択肢はありますが、
ベースが全く使った事ないディストリだと、軌道に乗せるのに苦労しそうなので、
(気力がない)
今回それらはパスさせて貰いました。
導入と、それ以降が結構楽と言うと、
私にとっては『Ubuntu』が一番だと思っていますが、
ハッキリ言って、寝床PCの弱小スペックでは厳しい。
『Ubuntu』系で軽量と謳っているディストリがありますが、
あれは同梱されるアプリケーションが少ないだけで、
起動とか、全体の動作が軽くなる訳ではないと思います。
必要なのは、そもそもの『軽さ』、なのです。
殆どゼロから組み立てるディストリもありますが、私レベルではしんどい。
となると、半自動的に無難な線で、『Debian』と言う事になります。
何回か使った事があるので、多少勝手は判っているつもり。
が、実は、寝床PCは、
20GBしかHDD容量がないにも関わらず、デュアルブート構成にしてありまして、
従来の『PCLinuxOS』と、もう一つは『Debian jessie』が入っているのです。
そして、現在の『Debian』の最新安定版は『jessie(8.5)』。
つまり、『PCLinuxOS』を消して、『Debian』を入れると、
『Debian jessie』が2つと言う事になってしまいます。
勿論、そんなんでは、意味がありません。
そこで、捻くれて目を付けたのが、次期『Debian』の開発版です。
コードネームは『stertch』で、現在のバージョンは『alpha6』。
まあ、普通の安定性を求めるなら、勿論安定版でしょうけど、
私は寝床で用いるだけで、大したことはやってませんし、
最悪データがぶっ飛んでも、大きな損害はありません。
と言う事で、(?)興味もあったし、この開発版を入れてみる事にしたのです。
自室のPCので、CDのISOイメージをダウンロードして、CD-RWに書き込み、
意を決してインストールを開始しました。
まあ、インストールのプロセスは特に変化なく、この辺は見慣れたものです。
GUIインストーラーを使えば、特に迷う所もないでしょう。
インストールは、『PCLinuxOS』を入れていた場所にします。
容量がかなり少ないのですが、もう片方の『Debian』が占拠している為、
変更の余地がないので、そのまま。
データを可能な限り溜め込まなければ大丈夫だと思います・・・。
思っていたより時間が掛かりましたが、1時間程度でインストールは完了しました。
ISOイメージに入っている標準のデスクトップは『xfce4』です。
最初に起動すると、GUIに切り替わった時、突然文字化けに遭遇するのですが、
デスクトップにログインしたら、
『/user/share/font』フォルダに日本語フォントを放り込めば、表示に関しては解決です。
で、これは毎度の事で判っていたのですが、
『Debian』は100%フリーソフトで構成されるOSですので、
ディストリビューションとしては、フリーでないソフトウエアは含まれていません。
先ず、問題(と言う程でもないか)となるのが、
ワイヤレスネットワークアダプタのドライバです。
これは、フリーではないので、勿論標準では入っておらず、
そのままではネットワークアダプタが動きません。
なので、今回の場合はですが、
『Debian jessie』から起動し、ファームのパッケージを入手して、
『stretch』側でインストールする方法を採りました。
ファームをインストールしたら、取り敢えず『wpa_supplicant』で接続設定を行い、
ネットワークへの接続が出来る様になりました。
標準の状態ではパッケージマネージャも入っていません。
私はちょっと悩んでしまったのですが、正攻法としては、
『apt』の『sources.list』を編集してリポジトリを記述して、
『apt-get update』を実行し、『synaptic』等をインストールすれば良い様です。
後、確か『sudo』も入ってなかったので、それも入れて、
『/etc/sudoers』も編集して、ユーザー(自分)にも権限を与えておいた方が良いです。
そこまで出来たら、後は適宜必要なパッケージをマネージャからインストールして、
環境を整えて行けば良い訳です。
で、もう私の場合は殆どお決まりなのですが、
デスクトップは『xfce4』ではやはり重いので、『JWM』に変更。
(Openboxでも良いですが)
最初、『pekwm』にしてみたんですが、
何故かブラウザでフラッシュが正常に動かないので。
日本語入力の為に、『fcitx』と『fcitx-mozc』をインストール。
ブラウザは『Midori』を選択しています。
このブラウザが比較的軽くて使い易く、特に問題がないので使っています。
後は、『GIMP』やらビデオプレーヤーやらFlashプラグインを入れ、概ね終了。
因みに、後で知ったと言うか、気付いたんですが、
ビデオチップのファームも入れないとダメなんですね。
ハードウエアアクセラレーションが利かない。
これも、別途インストールする事で解決しました。
今の所、特に大きな不具合は起こっていません。
いや、しかし、まだ最新の『Debian』が使えるってのは有り難い事です。
これが無料で配布されているってんだから、重ねて有り難い。
Windows専用のネットゲームさえ切り捨てれば、
Linuxでも殆ど困る事がありません。
PCのパワーさえあれば、勿論、Linux対応のネットゲームは出来ますし。
これは使わない手は無いですよねぇ(笑)
取り敢えず、スクリーンショットを撮りました。


寝床PCのRAMは、256MBですが、『XP』でここまで開いたら、
動かなくなっちゃうんじゃないですかね(笑)
昨今、重装備化が進んでいるLinuxディストリビューションですが、
一部では、『軽さ』はまだ健在の様です。
一応、この『stretch』は軌道に乗ったので、
もしかしたら、『jessie』側のディストリを変更に走るかも知れません。
入れるなら、上手く行けるか判りませんが、『AntiX』とか・・・。
でも、デュアルブートだと、緊急時にも役立つので、便利ですよ。
と言う事で、初心者の戯れ言でしたが、
この記事が、私以上の初心者の方に、微妙にでもお役にでも立てば、と。

