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いつかのおくのぶつ

さて、いつかのおくのぶつの件です。

小ネタです。


入手してしまったのはコチラ。



AKAIのMMカートリッジ『RS-84』(カートリッジ名か不明)です。



これ、全然素性が判らなかったのですが、
執念で捜索を行い、
結果、僅かながら情報を得る事が出来ました。

と言っても、
何の機種に使われていたか、だけですけど。

国内でも販売されたものかは判りませんが、
同社の高級?ミニコンポのプレーヤーに、
標準装備されていたものだそうです。

話が本筋から外れますが、そのコンポ。

当時のAKAIらしい、スタイリッシュで、
ちょっと未来を感じるスタイルなんですが、
今、そう言うコンポを電器店に展示したら、
目立つだろうなぁ、と思いました。

現在のミニコンポに足りないのは、
そう言う所なんじゃないかと思うんですがねぇ。

同じ様なの並べても、
顧客は『おや?』って思わんでしょう?

製品って言うのは、顧客に『おや?』と思わせて、ナンボですよ。

まあ、苦言ですけど(笑)


と言う事で、話は戻り、
カートリッジをシェルに装着。



そして、再生確認を行いましたが、
特に問題なく、良い音で再生出来ました。






これで、更にカートリッジのストックが増えましたが、
取り敢えず、この辺までかなと。

よかよか。

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おくのぶつ

さて、『XC-515』の後、
落札してしまったと書いたおくのぶつの件です。


入手してしまったのはコチラ。



ソニーのステレオコンパクトディスクプレーヤー、
『CDP-611』です。

この度入手しようと思ったのは、
勿論開始価格の要素が大きかったのですが、
決して気の迷いで購入した訳ではありません。

凄く欲しかった訳でもないですが、
ちょっと興味があった機種なので御座います。

あ、念の為ですが、要らなかった訳じゃないですよ(苦笑)

価格的には、多くの人が興味ないであろう(と思う)29,800円。

型番は、謎の『6』始まりですが、
価格から推察するに、
事実上、『597』の後継と言えると思います。

つか、『7』と『5』が統合された形なんでしょうね。

因みに調べた所、海外では『D7』と呼ばれているそうで、
海外のみ、この下位として、
『511』と言うモデルが用意されている様です。

私が見た範囲では、この『x11』シリーズは、
あまり数が出なかったんではないかと思います。

何でかは判りませんけど(笑)


さて、この個体・・・の話の前に、出品者の話。

モノが無事に来たのでどうでも良いんですが、
先方は多分業者だと思うんですけど、
ちょっとレスポンスが悪かったです。

最近取引した皆さんが、速かっただけかも知れませんけど。

更に、ナビのメッセージで送った、時間指定の依頼も無視。
(気付かなかった可能性もあるが)

この辺で業者の質が見えて来ると言うものです。

取り敢えず、気分の良い取引ではなかった。

あ、すんません、ただの愚痴です(笑)


さて、本題。

この個体、再生出来たとの事。

先方の話からすると、特に問題ないと言う事ですね。

で、早速テキトーなCDを放り込んでみました。

結果、



TOC読み込みOK。



再生OK。

再生出来るというのはホントでした。

加えて、フロントパネル上部を叩いても全く飛ばず。

メカニズムの状態は良好の様です。

あ、音も出ましたよ。

今回は、ヘッドフォンを耳に当てて確認しました(笑)


と言う事で、確認作業は終了。

後は、カバーオーポンしてひたすら清掃作業です。



内部はこんな感じです。

ネットで検索した結果、
『611』か『D7』の詳しい内部画像が見付からなかったので、
もしかしたら初かも知れません。(かも知れません(笑))

回路的にどうこうまでは読めませんが、
298の割にはマトモな感じがします。

ここはちょっと意外でしたね。

まあ、298の基準なんて、私にゃ判りませんけど(笑)


フロントパネルはプラ製です。

このクラスでは仕方ないでしょうね。

で、パネル側のキートップ?は、
製造時にはめ込んだ後、溶着しているタイプなので、
外す事が出来ません。

なので、清掃はし難い。

ひたすら綿棒で挑みます。

パネルが終わったら、本体側の基板とメカを取り外し、
シャーシと電源コードの清掃。

それが終わったら、最後にメカの清掃です。

密閉構造ですから、内部は結構良い状態。

ピックアップレンズの汚れは、殆どありませんでした。


筐体のカバーに一箇所大き目の打痕があるのですが、
ちょっと修正は出来ませんでした・・・。

まあ、そんなに目立たないので(笑)

塗装剥げ部分は、例によって油性ペンで処置しました。

これで、取り敢えず作業は完了。復元です。

ディスプレイ表示は、
清掃によって、新品レベル??程にまで明るくなりました。


さて、この機種の特徴と言うと、『DSP』の搭載です。


DSP操作部

取り敢えず、ワタシ的にこの機種で興味が湧くのは、
この『DSP』と、型番が『5』でなく『6』である事。

メイン基板は『511』と『611(D7)』共用で、
『511』では、DSP部分が空きになっています。

で、基板のシルクを見たら、
『D7』の文字があるではないですか!(笑)



やっぱ、海外仕様のものも同じ基板を使っているんですね。


これがDSP用のIC。



この機種用に造られた、何て事はないと思うので、
ミニコンポ等に実装されるものを使っているのだと思います。

取り敢えず、AVアンプ等を用いずに、
このCDP1台で、イコライジング、
音場シミュレートが出来てしまうと言う、ある意味ズグレもの。

悪く言えば変態仕様(笑)

ノリで載っけちゃったんでしょうかねぇ。

他は、当時のソニー製CDPの標準的仕様で、
音はフツーに良いと思います。

まあ、DSPはほぼ使わないと思いますが・・・。






と言う事で、実戦投入します。

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