HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

ミシェル・ルグラン ビッグ・バンド

2006年05月10日 21時13分43秒 | CD
写真はミシェル・ルグランの「BIG BAND」というCDです。
昨日図書館で借りてきたのですが時間がなくて聴けず、今日聴いています。

この人のビッグ・バンド・アルパムと言えば、何と言ってもあの伝説的な「ルグラン・ジャズ」が有名ですね。1958年に彼がハネムーンでアメリカに渡った時に、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、スタン・ゲッツ、オスカー・ピーターソン、フィル・ウッズ、バド・シャンクといったピッグ・ネームを集めて作ってしまったアルバムですが、フランスのシャレた香りのただよう魅力的な作品でした。
で、このCDはそれから約40年後の1997年に若手ミュージシャン(殆どがフランス人だと思われます)を集めて製作されました。「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人達」などのルグランの作曲した映画音楽をビッグ・バンド向けにアレンジしていますが、さすがはルグラン、ロマンチックでムーディー、時にスピーディーでスリリングなアレンジにたちまち引き込まれてしまいます。
ソロイストの名前を見ると知らない人ばかりですが、なかなかテクニシャン揃いでいい演奏を聴かせてくれます。

こんな風に、何気なく手にしたCDがすごく良かったりするのが、図書館CDのメリットですね。