今日はまた快晴、昨日よりさらに気温が上がり、湿度も高かったような気がします。
今日は木曜日ですが、ふと思い立って仕事帰りにまた関内のディスク・ユニオンに寄り道してしまいました。
【今日の収穫】
●JOE FARRELL 「OUTBACK」(写真)
ジョー・ファレルはチック・コリアのRTFの諸作やソロ作品でバリバリとサックスを吹きまくっている人です。一時はコルトレーンの真の後継者と言われましたが、惜しくも若くして亡くなりました。マイケル・ブレッカーもそうですが、あまり若いうちから道をきわめてしまうと、早逝してしまうのでしょうか。
この人の吹くフルートもすばらしいです。他にソプラノ・サックスやオーボエ、クラリネットもこなすマルチ・リード奏者です。
このアルバムは1971年11月にニュージャージーで吹き込まれた彼のの第2作です。
メンバーはチック・コリア、バスター・ウィリアムス、エルビン・ジョーンズ、アイアート・モレイラ。エルビン・ジョーンズは当時既にコルトレーン・カルテットでの活躍等で名声を確立していましたが、他の3人は当時まだ新主流派の若手のホープという位置付けでした。
ジョー・ファレルのサックスはまさにコルトレーン直伝という感じですが、チックのピアノと絡むと、この翌年に録音されるリターントゥフォーエヴァーの第一作に通じる楽園を感じさせるサウンドが聴こえてきます。
《Personnel》
JOE FARRELL (ts.as.flute,piccolo)
CHICK COREA (elp)
BUSTER WILLIAMS (b)
ELVIN JONES (ds)
AIRTO MOREIRA (Per)
《Track List》
1. OUTBACK
2. SOUND DOWN
3. BLEEDING ORCHID
4. NOVEMBER 68TH
「国内盤」「帯なし」「美品」リーズナブルな1,050円でした。