HIKOの趣味三昧な日々

趣味の音楽やスポーツについて、日々の気付きとともに書きつづっていきます

今日の自主練  と SPYRO GYRA

2006年04月30日 20時25分40秒 | サックス
今日は暖かく良い天気になりました。
気持ちが良いので引地川沿いの遊歩道を散歩してきました。うっすら汗ばむ初夏の陽気、水辺のカモたちも気持ちよさそうに水をかいていました。

さて、今日はサックス教室は休みなので、先週の土曜日以来久々にカラオケ・ボックスに練習に行きました。
うっかりリード・ケースを家に置いてきてしまったので、サックス・ケースの中にあった「リジェール・リード」(プラスチック合成素材のリード)を使いました。
あまり使い慣れていないので、最初はちょっと抵抗が強く難儀しましたが、慣れてくると太くていい音が出るようになりました。

【今日の練習】
●12キーのメジャー・スケール
譜面を見ないで各スケールを一通り吹く。すんなり吹けるスケールと、苦手なスケールがはっきりしてきました。

●「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」
アドリブ・ソロの部分も含めて一通り何度も吹く。
苦手だったソリの16分音符のフレーズが今日はスラスラ吹けた!!
いい感じです。

●「白鳥」「明日に架ける橋」「アヴェ・マリア」「センチメンタル・ジャーニー」「テネシー・ワルツ」
以前図書館でコピーした譜面集から何曲か吹いて見ました。簡単そうな曲もきちんと譜面どおりきれいに吹くのは結構難しいです。

帰りにまた図書館でCDを借りてきました。
【今日借りたCD】
●SPYRO GYRA 「GOT THE MAGIC」 (写真)
スパイロ・ジャイラというとデビュー間もない頃(私が大学に入学した頃です)の「モーニング・ダンス」とか「キャッチング・ザ・サン」などの、サックスとヴァイブ、マリンバをフューチャーしたややラテン色の入った爽やかなフュージョン・サウンドの印象が強いですが、最近はより洗練されたスムース・ジャズ系のサウンドとなり、ラテン色は殆ど感じられません。しかし、彼らは1978年のデビュー以来28年間にわたり、ほぼ毎年1枚ずつのペースでコンスタントにアルバムを発表し続けており、これほど息が長くいつまでも色あせることなくファンを楽しませてくれるバンドはジャズ・フュージョンの分野では珍しいですね。
それにしても、ジェイ・ベッケンスタインのサックスは爽やかさと腰の強さをあわせ持ち、素晴らしいと思います。


GROVER WASHINGTON, JR. 「SOULFUL STRUT」

2006年04月29日 21時25分22秒 | CD
ゴールデン・ウィーク一日目「みどりの日」の今日、藤沢はあいにくと朝からすっきりしない天気で、昼からは雨となりました。
という訳で、今日は家でゆっくりCDでも聴こうと、また図書館からCDを借りてきました。

【今日借りたCD】
●Grover Washington, Jr. 「SOULFUL STRUT」 (写真)
グローバー・ワシントンJRと言えば、「ワインライト」で一世を風靡した、メロウ・フュージョン系サックスの第一人者です。この人は見た目は髭が濃くて、いかにも真っ黒でソウルフルなサウンドを想像させます。たしかにソウルフルなんですが、黒人独特のアーシーなサウンドとは一線を画し、コンテンポラリーでソフィスティケイトされた楽曲を売り物にし、この分野をリードしてきました。ケニーGが得意とするソプラノ・サックスも、そもそもこの人がいち早くこの分野に取り入れてきたものですよね。
このアルバムも彼ならではの暖かく柔らかいサウンドを活かし、実に気持ちよさそうにサックスで「歌って」います。1996年の作品。 

1. SOULFUL STRUT
2. CAN YOU STOP THE RAIN
3. PLAY THAT GROOVE FOR ME
4. BORDERTOWN
5. I CAN COUNT THE TIMES
6. VILLAGE GROOVE
7. HEADMAN'S HAUNT
8. POACHER MAN
9. MYSTICAL FORCE
10. UPTOWN

Grover Washington,Jr.(soprano sax,alto sax,tenor sax) Dan Shea(key) George Whitty(key) Dan Huff(g) Ray Obiedo(g) Chris Taylor(g) Gary Headman Haase(b,ds) Steve Wolf(ds) Steve Gadd(ds) Omar Hakim(ds)...and others

●Charles Lloyd 「THE WATER IS WIDE」
昨日の「Hyperion With Higgins」と同日に録音されたバラード集。
期待通りでした。特にピアノのブラッド・メルドーがキース・ジャレットやミシェル・ペトルチアーニを連想させる清々しいサウンドを聴かせてくれます。2000年のスイングジャーナルゴードディスクです。

●伊藤君子「Sophisticated Lady」
普段は殆ど聴かないボーカル物。守備範囲を広げるために借りてみました。
この人は元々は歌謡曲でデビューした人だそうですが、とても上手ですね。
またこの作品はバックをつとめるミュージシャンがすごい。マイケル・ブレッカー、ロニー・キューバ、スティーブ・ガッド、エディ・ゴメス、ウィル・リー、ラルフ・マクドナルド、ジョン・トロペイ、野力奏一と豪華この上ないメンバーです。当然音も素晴らしい。こうして未踏破の分野に足を踏み入れて、守備範囲を広げていくのもジャズの楽しみの一つですね。



Charles Lloyd 「Hyperion With Higgins」

2006年04月28日 21時40分16秒 | CD
最近一週間がとても早く感じます。早くも週末金曜日、恒例の図書館のCDです。

【今日借りたCD】
●Charles Lloyd 「Hyperion With Higgins」 (写真)
チャールス・ロイドという人の名は、有名な「フォレスト・フラワー」というアルバムのジャケットとともに、ジャズの名盤案内書などでよく目にするのですが、今まで一度も聴いたことがありませんでした。なんだか「フォレスト・フラワー」のジャケット写真のアフロっぽい髪型とサングラスの姿がなんだかチンピラのおじさんみたいで、手が出なかったんですよね。でもキース・ジャレットが参加しているってことで、完全無視ができず意識下に残っていたようです。
そんなアーチストのCDでも迷わず手にすることができるのが、図書館のいいところですね。しかもレーベルがECMってことで、何となく音にも期待感を持って借りてきました。
聴いて見てビックリ、私の持っていた先入観とは全く相容れない繊細で魅力的なサックスのサウンドが聴こえてきました。テナー・サックスの低音でゴリゴリ吹く人なのかと思ったら、高音域を多く使用してスピリチュアルな響きが強く感じられるプレイです。ピアノのブラッド・メルドーも、ギターのジョン・アバークロンビーも、ともに「これぞECMサウンド」というような澄んだ音を聴かせてくれます。1999年12月の録音で、このアルバムはオリジナル作品で固めていますが、同時に録音したバラード集のアルバムもあるようなので、次回はそちらも聴いてみたいと思います。
あ、「フォレスト・フラワー」も聴いてみよっと。

1. Dancing Waters Big Sur To Bahia (For Gilberto And Caetano)
2. Bharati
3. Secret Life Of The Forbidden City
4. Miss Jessye
5. Hyperion With Higgins
6. Darkness On The Delta Suite
7. Dervish On The Glory B
8. The Caravan Moves On
Charles Lloyd (tenor saxophone,taragato,maracas)
Billy Higgins (drums,percussion)
John Abercrombie (guitar)
Larry Grenadier (double-bass)
Brad Mehldau (piano)

●EUROPEAN JAZZ TRIO 「DANCING QUEEN」
第2期EJの2003年録音の12枚目の作品。
アバのダンシング・クイーン、スティングの「フラジャイル」(この曲は先日BSで村治佳織さんと渡辺香津美さんもデュオで演奏していました)、シンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」(マイルスがカバーしたことで有名)などのポップ・チューンを題材にしています。なんと「いつも何度でも」(千と千尋の神隠し)なんかも演っています。

●村治佳織 「GREENSLEEVES」
1994年、村治さんが16歳の時の録音。リュートのための楽曲をギターで演奏した小品集。

ゴールデン・ウィーク前半に突入です。 
でもこの土日は天気悪そうなので、読書と音楽鑑賞で穏やかに過ごすとしますか。

若松正司の音楽セミナー 「コードのしくみ」

2006年04月27日 21時12分15秒 | 読書
先日の日曜日のサックス教室で、先生がコードのしくみとコードネームについて少しだけ教えてくれました。
コードというと昔挫折したギターのコード、CとかEマイナーとかFくらいしか知らないもので、サックスのテキストの譜面に書いてあるスパイの暗号みたいな「C6」とか「CM7」とか「Am」とか「G#dim」といった記号には、なんとなく近寄りがたいというか理解し得ないような先入観を持ってしまっていました。
しかし、今後楽譜をもっと読めるようになってアドリブなんかもバリバリできるようになるためには、避けては通れない道のようなので、ちょっと勉強してみようかと思い、ヤマハ藤沢店に行ってみました。
そこで見つけたのがこの本、「若松正司の音楽セミナー コードのしくみ①」と「同 ②」(音楽の友社刊)です。
①の方は「コードとは何か」から始まって、基本的なコードの組み立てとそれぞれのコードの持つイメージについて、イラストを添えて分かりやすく説明していて、きちんと読めば私にも理解できそうです。なんとイラストも著者自ら書いているようです。
②の方はディミニッシュ・コード、ドミナント・コード、テンション・コード、オルタード・コード、借用コード、代理コードなどについて説明していますが、私にはまだ難しくてよく分かりません。こちらも個性的なイラスト満載です。
①が1,200円、②が1,400円。
この本でよく勉強して、コードを身につけたいと思います。 

STEVE COLEMAN & FIVE ELEMENTS

2006年04月26日 21時28分09秒 | CD
先日発見した中古CDの宝庫「茅ヶ崎 RYTHM BOX」に行きました。
豊富なプライベート盤にも食指を動かされますが、私の中古CD選びのポリシーは「国内正規盤」・「帯付き」・「1,260円以内」なのです。

【今日の収穫】
●TEVE COLEMAN & FIVE ELEMENTS 「ON THE EDGE OF TOMORROW」 (写真)
80年代後半から90年代にかけて一世を風靡した「M-BASE派」の旗手スティーブ・コールマンの1986年録音のセカンド・リーダー作。当時は最先端のサウンドでややキワモノ的な見方すらされていましたが、今聴いて見ると全然違和感なく聴けます。
ジャズ、ファンク、ロック、ソウル、レゲエなどさまざまジャンルの音楽がゴチャ混ぜにされている感じですが決して散漫にならず統一感のあるタイトなサウンドにまとまっています。いまや押しも押されぬビッグ・ネームとなった2人の黒人女性ミュージシャン、カサンドラ・ウィルソンの妖しいボーカルとジェリ・アレンのシンセサイザー・ソロ、これがこの作品の最大のチャーム・ポイントになっています。もちろんコールマンのアルト・サックスもガッツのあるのサウンドを聴かせてくれますし、ギター、ベース、ドラムスも頑張っています。
ちょっと懐かしいこのCD、700円のお買い得でした。

1.Fire Revisited
2.Fat Lay Back
3.I'm Going Home
4.It Is Time
5.A More Perfect Union
6.Little One I'll Miss You
7.T-T-Tim
8.Metaphysical Phunktion
9.Nine To Five
10.Profile Man
11.Stone Bone
12.Almost There
13.Change The Guard

Steve Coleman(as) Graham Haynes(tp) Cassandra Willson(vo) Geri Allen(syn) Kelvyn Bell(g) Kevin Bruce Harris(elb) Marvin Smitty Smith(ds) Mark Johnson(ds)

帰宅後、いつものコースをジョギングしました。
日曜日のマラソンの後の足の痛みは火曜日には消えたので、軽快に走れたことは走れたのですが、なぜかペースが上がらず所要時間40分でした。

BILL EVANS (sax) のソウル・ジャズ

2006年04月25日 22時50分03秒 | CD
今日は火曜日、帰宅途中に図書館へ。
【今日借りたCD】
●Bill Evans (sax) 「Soul Insider」(写真)
この人の場合、今だに名前の後に(sax)と書かないと、ピアノのビル・エバンスと間違えられてしまいます。同姓同名の相手があまりにビッグすぎて、仕方のないことですが、ちょっとかわいそうな気がします。
そういえば、たまにケニー・ギャレットとケニー・Gを間違えている人も・・・
・・・・・いないか。

さてこのアルバム、タイトルを和訳すると「ソウルの事情通」でしょうか。まさにソウル・ジャズ路線でがんばっています。200年の作品。参加メンバーもリッキー・ピーターソン(org)やスティープ・ジョーダン(ds)、ジェイムズ・ジナス(b)といったソウルフルな音を出す人たちで固めています。そういえばリッキー、スティーブの二人はデビッド・サンボーンのファンク・アルバム「アップフロント」や「ヒア・セイ」といったアルバムにも参加しています。マーカス・ミラーこそ参加していませんが、このアルバムも同様な路線のサウンドでご機嫌な感じに仕上がっています。スティープ・ジョーダンのタイトなスネアの音色が効いています。


●Earl Klugh 「The Best Of Earl Klugh」
これは説明不要でしょう。

●EUROPEAN JAZZ TRIO 「Classics」
「トルコ行進曲」「アダージョ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「月の光」などクラシックの名曲をジャズ・アレンジで演奏した2001年のアルバム。

MILES DAVIS 「Munich Concert」

2006年04月24日 20時42分31秒 | CD
MILES DAVIS の「Munich Concert」という輸入CD、昨年の暮れあたりからタワー・レコードの店頭に出ていました。TUTUのジャケットと似た感じのマイルスの顔のアップのジャケットが異様にカッコいい。しかも3枚組で1,460円と破格の安値!!今まで迷っていましたが、ついに買っちゃいました。
内容は1988年7月のドイツ・ミュンヘンでのライブ。
このころのマイルス・バンドの公式アルバムは少ないので貴重なCDです。
3枚目の最後の1曲だけボーナス・トラックとして1970年のワイト島ライブの音源が入っていますが、これがまたスゴいメンバーです。

【収録曲】
(DISC.1)
01. Perfect Way
02. Human Nature
03. Tutu
04. Splatch
05. Heavy Metal Prelude
06. Heavy Metal

(DISC.2)
01. Don't Stop Me Now
02. Carnival Time
03. Tomaas
04. New Blues
05. Portia

(DISC.3)
01. Hannibal
02. Code M.D.
03. Jean Pierre
04. Time After Time
※Recorded at the Munich Philharmonic Concert Hall, July 1988
Miles Davis / tp, keyboards
Kenny Garrett / saxophone
Bobby Irving / keyboards
Adam Holzman / keyboards
Benjamin Rietveld / bass
Marilyn Mazur / Percussion
Joseph 'Foley' McCreary / guitar
Ricky Wellman / drums

(BONUS TRACK)
05. Call It Anithing
※Recorded August 29th, 1970 at the Isle of Wight Festiva
Miles Davis / trumpet
Gary Bartz / saxophone
Chick Corea / keyboards
Keith Jarrett / keyboards
Dave Holland / bass
Jack DeJohnette / drums
Airto Moreira / percussion

1988年のライブは若かりしケニー・ギャレットがバリバリ吹きまくっていて、感激します。1970年の方もチック・コリアとキース・ジャレットのWキーボードが激しくぶつかり合う中で、帝王マイルスのトランペットも張りが合っていい音してます。
いい買い物しました 



東日本国際親善マラソン

2006年04月23日 20時33分51秒 | マラソン・ジョギング
今日はちょっとアメリカへ行ってきました。といっても飛行機には乗っていません。
日本の中のアメリカ、相模原の米軍基地の中で行われる「東日本国際親善マラソン」に参加してきたんです。
http://www.kanagawamarathon.jp/international_goodwill/index.html
昨年参加したときもそうでしたが、相模原駅から外に出ると「長蛇の列」!!
基地のゲートのチェックに時間がかかるんですね。
でも去年よりはだいぶ改善されて、45分位で中に入れました。去年は1時間半位かかったと思います。
一歩中に入ると、そこは別世界です。ゲートの外はゴチャゴチャとビルが立ち並んでいるのに、塀の中は広大な敷地が広がっています。もちろん格納庫や工場のような建物もたくさんありますが、だだっ広い草っ原がドーンと広がっています。
駅前の一等地なのですから、もっと有効活用できるといいのですけどね~。
さて、今日は天気予報は曇り時々雨でしたが殆ど雨は降らず、気温も暑くもなく寒くもなく風もないという、マラソンにはうってつけの日でした。
昨年は初夏のような天気で暑くてバテてしまったのですが、今年は快適でした。
今回は先月の三浦国際市民マラソンの反省を踏まえて、前半飛ばしすぎないように抑え気味で走りました。15km地点まではイーブン・ペースで気持ちよく走れました。しかし最後の5kmはやはりいつもと同様足に疲労が出てきてしまい、ガクッとペース・ダウン。
結局ゴール・タイムは2時間10分でした。 
2時間の壁は私にはとても厚いようです。
でも、前回は最後3kmくらいは歩いちゃいましたが、今回は殆ど歩かずに済みましたよ。まぁよしとしますか。

【今回の反省】
●ウェイト・オーバーを克服すること!!   
 やはりマラソン・ランナーが体重73kgもあったら、そりゃ足にきますって。 

今日の自主練

2006年04月22日 21時45分41秒 | サックス
先週のレッスン以来サックスには全然手を触れていませんでしたが、ようやく今日カラオケ・ボックスに練習に行きました。

【今日の練習内容】
●12Keyのメジャー・スケール
各Keyともだいぶ吹けるようになりましたが、まだ一部指使いを覚えていないので音を探りながら吹いてしまいます。
とにかく繰り返し何度も吹いて身体で覚えるしかなさそう・・・

●On The Sunny Side Of The Street
5月の演奏会の課題曲です。一見シンプルな曲ですが、吹いてみると結構指使いの難しいところがあります。
特にSoliのところは難しくて、何回吹いても指が回らないところがあります。  
あと、この曲では私がアドリブ・ソロをとることになっているので、どんなソロを吹こうか、必死に考えました。なんとか形にはしたんですが、どうしてもジャズっぽいソロにはなりません。本当は思いっきりジャズっぽいフレーズをカッコよく吹いてみたいんですけどね。まぁあまり背伸びせず無難に吹くことを考えましょう。

ところで、カラオケ・ボックスの帰りに図書館に立ち寄って、CDの返却と貸出を受けてきました。

【今日借りたCD】
●EUROPIAN JAZZ TRIO featuring Jesse Van Ruller 「EUROPA」(写真)
ヨーロピアン・ジャズ・トリオって、軟弱なイメージの先入観が強くて、今まで聴いたことがありませんでしたが、今日なんとなく手に取ったら、サンタナの「ヨーロッパ」とか、パット・メセニーの「フェイズ・ダンス」とか、ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」とか、エリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘブン」とか、私の大好きな曲が盛りだくさんだったので、迷わず借りてきました。
ジャズ・ギターの貴公子ジェシ・バン・ルーラーがゲスト参加していて、何曲かクールなギター・サウンドを聴かせています。ピアノも端正なタッチで、キース・ジャレットっぽい感触のいいプレイをしています。
《メンバー》
Marc van Roon (p)
Frans van der Hoven (b)
Roy Dacks (ds)
Jesse Van Ruller (g)
2000年9月の録音。

いやー、やっぱりピアノ・トリオっていいですね~ 

GRP ALL-STAR BIG BAND PLAYS JAZZ STANDARDS

2006年04月21日 21時16分56秒 | CD
今日は天気予報では昨日に引き続き天候はすぐれないということだったのに、一日中晴天に恵まれ、暖かく気持ちのよい日でした。
雪化粧の残る富士山がとても美しく見えていましたね。

さて、金曜日恒例!!図書館のCDです。
【今日借りたCD】
●GRP ALL-STARS BIG BAND 「PLAYS JAZZ STANDARDS」 (写真)
3月14日の日記でも紹介しましたが、GRPレーベルのスター・プレイヤーたちがこぞって参加している夢のビッグ・バンドの1992年の記念すべき第一作です。有名なジャズ・スタンダードを演奏しまくっています。ジャズにあまり詳しくない人も、一度はどこかで聴いたことのあるような名曲が極上のアレンジで聴けるので、とてもお得な一枚です。
この作品では残念ながらチック・コリアとマイケル・ブレッカーは参加していませんが、それでも夢のようなメンバーが参加しています。
エリック・マリエンサル (sax,fl)、ネルソン・ランジェル(sax,fl,piccolo)、ボブ・ミンツァー(sax,fl,bcl)、アーニー・ワッツ(sax,fl)、トム・スコット(sax)、アルトゥーロ・サンドヴァール(tp,flh)、ランディ・ブレッカー(tp,flh)、サル・マーケス(tp,flh)、ジョージ・ボハノン(tb)、ジョン・パティトゥッチ(b)、デイヴ・ウェックル(ds)、デイブ・グルーシン(p)、ラッセル・フェランテ(p)、ケニー・カークランド(p)、デビット・ベノワ(p)、リー・リトナー(g)、デイヴ・バレンティン(fl)、ゲイリー・バートン(vib)、エディ・ダニエルズ(cl)、アレックス・アクーニャ(perc)
まったくあきれるほど豪華なメンバーですが、この人たちがみんなGRPというひとつのレーベルに属していたなんて信じられません。
曲目がまたすごい!!
1.エアジン
2.ブルー・トレイン
3.ドナ・リー
4.処女航海
5.シスター・セイディ
6.ザ・サイドワインダー
7.セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン
8.アイ・リメンバー・クリフォード
9.フットプリンツ
10.マンテカ
11.ラウンド・ミッドナイト
12.スペイン
ホントこの一枚はモダン・ジャズの入門用としてもうってつけですね。

●WDR BIG BAND「Traces OF TRANE / arr. by Prter Herborn」
マイフェイバリット・シングス、ナイーマ、インプレッションズ、至上の愛といったコルトレーンの名曲が、ギル・エバンス・オーケストラにも似た大胆で先進的なアレンジのコンテンポラリーなビッグ・バンド・サウンドに生まれ変わり、ゲイリー・トーマス(sax,fl)やロビン・ユーバンクス(tb)らの参加したビッグ・バンドが演奏しています。これも1992年の作品。

●小曽根 真 「TREASURE」
彼のThe Trio のメンバーの他、マイケル・ブレッカー、チック・コリア、ゲイリー・バートンらがゲストとして参加していて、それぞれデュオで演奏しています。一曲だけThe Trio+マイケル・ブレッカーのカルテットの演奏もあり、小曽根さんがソロで演奏している曲もあります。2002年の作品でスイング・ジャーナルのゴールド・ディスクです。

今日の3枚はこれからしばらくは、私のI-Podではヘビー・ローテーションになりそうです。