島根県出雲市斐川町の『斐川公園』

斐川公園管理人が公園内の情報や島根県・出雲市・斐川町の事などお伝えできればと思っています。

斜面作業

2007年10月25日 | 公園
みなさんこんにちは、昨日産れた?カモ雛ちゃん
3羽無事に朝を迎えました、斐川公園です


餌やりに行けば仲間のみんなとウコ島へ。。。




争奪戦の戦場を離れた場所から眺めるだけ。。




おかあさんは食事で大忙しのようです。


しかし、昨日の餌の時間はヒナがいなかったのに・・

と思うと、たった1日であやめ池を泳ぎ、陸に上がりと、
行動範囲も池全体で、自然の中で生き延びるための
知恵を産れた時から授かってるんだなぁと実感致しました。


この時期産れるのは珍しく、寒さを乗り越えられるか心配ですが、
おかあさんの子育てと生命力にすがるしかありません。


毎日あやめ池に行くのが楽しみな反面、
1羽少なくなってたらどうしよう・・・と不安もありますが、
管理者も手伝いながら子育てしようと考えています。


どうかみなさん見守ってやって下さいね




さて、今日の話題「斜面作業」です。


斐川公園は広い敷地であるため、年間の草刈り作業は90%を占めます。



秋の時期になって草木の伸びが落ち着いてから始まる
「斜面作業」
先月から始めて1ヶ月くらいやっています。


この作業は相当な時間を費やす割には作業効率が非常に悪い。
しかも相当な重労働。

作業員さんはとても大変な思いをしているのです。





清さんです。

ハシゴに登り草刈をしています。
斜面ですから立つ事も歩く事もできません。


手の届かない場所はもっと長いハシゴを使い移動しながら刈っていらっしゃいます。



この作業、刈ってそのままではなく、ちゃんと草集めし、
捨て場まで運んで・・・・約2~3ヶ月近くかかります。

去年まで斜面の危ない場所はシルバーさんの草刈り専門さんを雇い、
草集め、運搬を管理者がしていたわけですが、
予算の事もありまして
なるべく草刈りを外注に出す事を控え、
ほとんどを管理者がするようにしました。


ご老体の杉さま&清さん、
そして授産施設太陽の里から草集め作業に来てくれるみんな。





上の高い場所の、歩ける場所で草集めをしてくれる太陽の里の園生。


平らな場所だけ刈れれば楽な話しですが、
この斜面作業だけは足腰に負担がかかり、
見てる私は何もできない自分がはがゆく感じる事だってあります。



公園を管理するのは想像以上に大変で、
時間を費やしてる間に他の場所の草が伸び、
苦情が出たり・・・・


広い公園を順々に草刈り作業してキレイにしているのに
「草が伸びてると苦情が出たんだって・・・」
と言うのはとても辛い事です。


あやめ池の鳥さんの餌だって最低限の購入で
後は給食センターや管理者達が持ち寄ったりポケットマネーで購入したり、
節約しながら外注の草刈りに回せるようにと努力しています。


清さんや杉さまの達の大変さを思うと私が出来る事で
何とか楽にしてあげる事ができれば・・



これからだんだん寒くなり、紅葉すれば
落ち葉もいっぱいになりますね。


斜面作業が終われば、クズと格闘しながらツルの除草と公園内掃き掃除です。
またつつじの植え込みの中に入ってツルを刈る重労働が待っています。


作業員さん、これからも大変な作業ばかりですが、よろしくお願いしますね。
私が手伝える道路の掃き掃除くらいならいくらでもしますから・・・


以上斐川公園管理棟からお伝えしました


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