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星が消えて海が壊れる

2013-12-08 06:57:55 | megamiyama

引き続き、megamiyamaです。

 

ギョッとするニュースを見つけました。

太平洋(アメリカ西海岸)で異変がおこっているようです。

 

In Deep    http://oka-jp.seesaa.net/article/381964854.html

転載します。 

 

「星が消えて海が壊れる」:アメリカ周辺のヒトデの大量死の状態は「分解して溶けて消えていく」という未知の奇妙なものだった



そして仮に太平洋でヒトデが「全滅」した場合、海の生態系は大きく破壊されると指摘する科学者たち


sea-star-into-goo-01.gif

▲ オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルドが、アメリカ周辺のヒトデの「大量消滅」の特集を組んだ記事より。
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海が壊れ始めている

カナダからアメリカにかけての東海岸と、そして西海岸の一部で「ヒトデの大量死が発生している」ことを最初にふれたのは、11月7日の、

米国の海に広がる衝撃的な光景 : まるで絶滅に向かおうとしているような「ヒトデたちの自殺」
 2013年11月07日

という記事でした。

ここでは、「自分で手足を次々と落として死んでいくアメリカ沿岸のヒトデたち」という小見出しをつけて、この状態を、トカゲなどに見られる、尾を自ら切り捨てる自切(じせつ)という行動のようだとして以下のように書いています。


現在起きているアメリカでのヒトデの大量死では、まさにこの「自切」行為が発生しているのですが、しかし、普通の自切と違うのは、「自分を守らず死んでしまう」ところです。

つまり、ヒトデたちが自分の腕を自分で落としていってから死んでいっているということが、明らかになろうとしているのです。

なお、これらの現象は決してミステリーの類いではなく、このヒトデの大量死が「消耗性疾患」という名前の病気だということは判明しているのですが、過去にないほど拡大し続けていることと、こんな状態を「どんな科学者も今まで見たことがなかった」ということで、脅威を与えているようです。



というように私は書いていましたが、これは、まったく見当違いで、そして「現在起きている事態を甘く見た考え方だった」ことがわかってきました。

ヒトデたちは、今まで知られているタイプの「消耗性疾患」というようなものではなく、また、自分で手足を落としているのではなく、

「得体の知れない病気によってバラバラに崩壊した後に溶けていっている」

ということがわかってきたのです。

トップに貼った記事はオーストラリアのメディアなのですが、そのことについて、非常に詳しく伝えています。これは後でご紹介しますが、その状態。




ドロドロに溶けて海底に付着するヒトデたち

アメリカの KUOW というニュースメディアが、シアトルの海中の様子を撮影した動画を紹介しています。撮影したのは、20年間のダイバー歴のあるローラ・ジェームス( Laura James )さんという女性です。1年間のシアトルの海底の変化を追っています。

vimeo-01.gif

KUOW より。


彼女の撮影した動画は、米国の動画共有サイト Vimeo にありますが、下のような状態になっているようなんです。


・まず生きている状態から溶けていく

seastar-death-01.jpg




・そのまま朽ちて海底に落ちていく

seastar-death-02.jpg




・海底に落ちたヒトデは粘質の「物質」となり、その白い粘体がシアトルの海底に広がっている

seastar-death-03.gif



という感じのようで、ローラさんはコメントで、「 20年間のダイビング歴の中で、こんな光景は見たことがないのです。今まで水中で私が見た中で最も哀しい光景です」と述べています。

哀しいのも確かですが、原因がわからないということに生物学者たちが懸念を持っているということと、ヒトデの大量死の規模があまりにも大きく、海の生態系への影響も考えられているようです。


そして、ヒトデの大量死が起きている範囲もはるかに広くなっています。


カリフォルニア州の地元メディア KRCB の報道に、現在、カリフォルニア州の海で「ヒトデの消滅」が起きている場所が地図で示されています。下がその地図です。

sea-star-map_1.jpg

赤が「 yes 」、青が「 no 」とありますので、調査した地点でのこの赤の地点で、ヒトデの消滅が発生しているということだと思います。


cal-seastar.gif

KRCBより。


ちなみに、この記事の冒頭は、このように記されています。


北はアラスカから、南はカリフォルニア・オレンジ郡まで、海の消耗性疾患とされている奇妙な病気によってヒトデが消滅していっている。この病気によりヒトデたちはたった数時間で、もがき苦しむように分解して、そして消滅してしまう。





そんなわけで、原因の知れない問題でありつつも、なんだかこう、とても深刻で、上のダイバーのローラさんの言っていたように悲しい感じも漂います。

「生物の消滅」には、これまでにもミツバチとか、いろいろとありますたけれど、今回のように「消滅していく過程」をあからさまに露呈したのはこのヒトデが最初のような気がします。


シドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介しておきます。

生物学者たちは、ヒトデの大量死の規模があまりにも大きいために、海の生態系そのものに影響を及ぼすのではないかと懸念しているようです。
 
 
 


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