
空の彩りと木々の彩りと。
空と紅葉を愉しむ東吾妻(2015.9.21)
「その1 吾妻小富士」の続きです。
吾妻小富士を後に、姥ヶ原に向かいます。

一切経山から流れてくる沢に映る日光環。

静かなもので、噴気が噴き出す音は聞こえません。
(この日の火山性地震は0回)
浄土平から姥ヶ原への登山道を登っていきます。

シラタマノキの白い実はサロンパスの香り。

一足早く色付き始めたダケカンバ。

ナナカマドの実が豊作。

なんだか巻雲が好い感じだな~♪
なんて思っていたら、幻日を発見!

ミネカエデと右幻日。

蓬莱山の紅葉がまさに見頃できれい♪
・・・なんですが、いつ消えてしまうかもしれない大気光学現象の方に目が行って。

先程、御鉢巡りをした吾妻小富士の上空には左幻日・・・あれ?

太陽を貫き左幻日に伸びる弧状の光・・・幻日環!
この大気光学現象を初めて見たのは去年の1月3日。
いつか完全な幻日環も見てみたいな~。
あ、彩雲も出ています♪

儚く。
1分ぐらいで消えてしまいました。

蓬莱山と何か変わった雲。

少し登っては、もう出ていないよね?と振り返る。
吾妻小富士と桶沼。

大気光学現象も登りも落ち着き平坦に。

オオシラビソやコメツガなどの針葉樹に大部分を覆われている東吾妻山も、
その深緑色に、ミネザクラの深紅とミネカエデの黄色などを加えて華やかに。
姥ヶ原分岐 10:38

ベンチで10分程休憩。

高山の隣に見えていた・・・
ちょっぴり余談です。
昨日(10月4日)、鮮やかに色付いた紅葉に雲間から日が差し込む度に歓声が上がっていた安達太良山。
個人的な印象ですが、標高1300mより上が紅葉のピークかな?と。
奥岳登山口の標高は約950m。
まだまだ楽しめます。
ちなみに、先程「 福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原リゾート」のHPを見たら・・・
今日付けのあだたらブログには「最近稀に見る鮮やかな彩りです」と。
安達太良山が雲隠れするのを見届けたら鎌沼方面へ。

10:50
大空に、

10:51
羽ばたく、

10:52
巨鳥を見た!

鎌沼が見えてきました。

見頃までもう少しのナナカマド。

満水に近い状態ということは・・・
あの休憩ポイントは水没しているかも?

こっちに登る手もあるけれど・・・
登山者カードに東吾妻山に登るとは記入しなかったからやめよう。
続きます。
「蓬莱山と何か変わった雲」は確かに珍しいですね。薄い膜のような薄く切ったこんにゃくを泳がせたような。
P.S.
首つかれちゃいませんでしたか?(笑)
心の中のわだかまりが解消されるような・・・そんな光景でした。
それで、どの写真を載せたらいいか迷って迷って。
どうしましょう?
標高がそこそこ高く、目線の高さにいろいろな雲があって、意外と首は疲れませんでした。
そういえば真上だけ見るのを忘れていました(^^ゞ
とにかく雲の変化がまだまだ続くので、続きもお楽しみに♪