ただ、単に。

ただ、単に存在している。それになりきってみたい。
今この時に留まるだけ。

いつも、何らかの期待や予測で頭がいっぱいで、これから起こることの準備期間でしかない「今」になっていないだろうか。

自分の選択、イコール創造。イコール変化。
でも、自分が関与しているためか、「変化」という概念とは一致せず、ピンとこないかもしれない。

唯一の普遍は、変わり続けることだけ。
日が落ち、日にちが変わるのも、変化。明日目覚めて、おはようの挨拶するのも、変化。

自分の選択、自分の行動の一つ一つが、きっと、変化。
恐らく、単体ではピンとこないだけ。
繰り返して、積み重ねた後の「違い」を変化と解釈していたなら、猶更。


そうやって、コンマの世界で、微粒子の単位で、変わっていく、過ぎていく。
変化とは、日常・・日々の一瞬のことかもしれない。そのように、私は思いました。

今に、単に存在する。そうすれば、何でも自分で選択できる。
（でもこれは、私には理屈でしかない。まだ、腑に落ちていない。なんて頭でっかちな表現！！）

何をするのか、どう在るか、
日々の中で、複数の私が生まれては消えているはず。様々なアイデンティティを着て、脱いで。

でも、そうであっても、実際には、いつでも私は、単に存在しているだけなんだろうと思うし、そこに気付いていきたい。
そして、心に映る情景や感覚、感情と共にいる。尊重している。

尊重して、任せるだけ。行きたいところは。

共にいるとは、ずっと一緒にいようとすることとは、きっと違う。
そして、そこでギュっと握りしめなくても「一緒」なんだろうけども。



ただ存在する。その瞬間にすべてがある。しかし、全員が同じすべてを含有はしない。

オンリ－ワン。

ジャストユ－。

突出した何かがあって個性的だなんて、呪縛。
何かが出来て、はじめて価値があるだなんて、呪縛。






今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。
今日も、皆さんの掛け替えない気持ちが、誰かにきっと届く、そんな一日でありますように。