ユア・ハイハート、自らの神聖さと共に。

心や魂のこと。生きる勇気と希望。
世界はいつも儚く光に溢れてる。誰もが強くて優しい。No worries, 大丈夫。

You rise up ~あなたが教えてくれたこと

2017-12-03 21:55:02 | 


あなたの翼、暖かくて。
私が暖かいと感じる場所は、そこしかなくて、
私は、少し眠り過ぎてしまった。
 
傷ついた翼「なのに」暖かいとか、
傷ついた翼「だから」暖かいんだとか、
私たちは、本当に、
好きなように、決めてしまうのね。

私、分かったの。
私が閉じた翼を再び広げて、あなたの掌から歩き出したなら、
あなたの翼も生き返る。

私は、私と同じ場所が欲しくて、
あなたの翼も、傷ついたものにしてしまった。

分かったの。
願えば、そう作り出せることも。

そして、あなたは、
黙って、痛みを分け持ってくれた。
黙って、この時を待ってくれた。

あなたを見送るとき、
一面の空と、あなたの翼は同じになった。
形もなく、姿もなく、天を覆うばかりになった。

本当のあなたは、
ずっと前から、時の彼方。
すべてを忘れて、時の彼方。

あなたが、今どこにいるかさえ、私は知らない。
それが、悲しくない。
それが、あなたが教えてくれたこと。

Now you rise up into the new world in which I never can see.
It is just the grace you gave me.
You gave me new wings and my life.


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

今日も皆さん一人ひとりの良き一日でありますように。

輝きと同じもの

2014-05-14 22:16:48 | 
暗闇を歩いているのは
輝きを見つけるためだったのに。

そこに向かって、
一歩ずつ、近付いていくためなのに。

そして、
輝く光に包まれて、同じものになるためだったのに。

いつの間にか、
暗闇の中、
歩き続けることが目的になってた。



何かが間違っていたからじゃないよ。

今までも、何度も輝きに照らされてたかもしれないね。

そして何度も、素通りしたのかもしれないね。


それでいい。
それで良かったんだよ。

全てのことに意味がある。

これから起こることだって同じ。
自分を責めないで。

輝きと同じものになるために。
輝きの許へと還るために。


今、全てのことは、最善に起きている。
自分にとっての最善の世界を創り出しながら、
これからも進むんだ。

生かされて、決して見捨てられずに。
容赦なく、決して甘やかされずに。


そこを歩きながら、何を思い、どうしたいのか。

何を求め、どうするのか。

誰のために何を祈るのか。


私たちはそれだけでいい。
自分の思いのその先が答え。

でも、私たちが探すんじゃない。現れるのを待つの。

何故なら、それは、
見つけられるのを待っているから。触れてもらえるのを待っているから。
そして、現れることができる道筋を、いつも待っているのよ。


それが、
輝きを見つけるために
暗闇を歩くということだと思う。


自分の内にある答えに触れれば触れるほど、

輝きと同じものになる。

輝きへと・・・帰って行くよ。


螺旋

2014-04-08 11:17:19 | 
それは、風に巻き上げられた神女の衣。

両手を高く天へと掲げ、
力強く顎を上げる。

その瞳は空の向こうを貫き、
まだ見えぬ瞬きに祈る。

塵のように、
羽のように、
破片のように、

降り積もる花びらを全身に受けたなら、
まだ見ぬ瞬きへと還す。

風に巻き上げられ、
渦に乗り、
空の向こうへ。

彼女の髪も、衣も、首飾りもまた、
天へと巻き上がる。
足の平は、赤土を踏みしめたまま。

螺旋。


もっとも暗くて、冷たい場所から

2013-11-26 21:28:29 | 
私は、世界を、
憎んで、憎んで、憎んで。

いしつか、この手は肩から削がれ、
いつしか、鼓動は早鐘の如く、
いつしか、息はぜいぜいと熱を吐き、
いつしか、増えた背骨はきしきしと痛む。


私は、いつしか、
最も暗い、最も冷たい場所にいた。
深い、深い、深い。
でも、
静かでしかない場所。

聴こえてくる。聴こえてくる。
一つずつ、一つずつ、
決められた時を刻む、滴る音が。

そこには、少しずつ、命を奪っていくかのような、
ねっとりとした寝床しかなくて、

感じるもの、思い出すこと、
すべてが苦痛だった。

なぜ、ここにいなければいけないのかと、
私は、世界を、
憎んで、憎んで、憎んで。

自分を、
嘆いて、嘆いて、嘆いて。



臨界点を超えた。

暗く、冷たい場所に暖を与えるために、火を噴いた。
まとわりつく粘り気を消すために、焼き尽くした。
滴りが、岩を砕いた。

女神カーリーが目覚める。
怒気に目を燃やし、猟奇の匂いに微笑みを。

大地を蹴り、えぐり、踊り、剣を振りかざす。
蔦を、枝を、幹を、切り裂き、引きちぎる。


とてつもない荒々しさと、
暗く、冷たい、深い場所。 
それが、最も純粋な女性エネルギー。
年月の果て、砂に埋もれた金の粒。

伏され、
消され、
捻じれて申し送られ続けたその姿に、
今こそ、最大限の畏敬の念を。


死と再生。破壊と創造。
すべては対の物語。
死がなければ再生もない。破壊がなければ創造はない。

女性は、終わりを受け入れ、新しい命を産む。


そして、水が戻った。





今日も最後まで読んで下さって有難うございました。

今日も、皆さんの健やかで愉しい一日でありますように。

今日を、どんな一日に

2012-11-02 15:28:07 | 
人々は、あれが欲しい、これが欲しい。
あれを叶えたい、これを叶えたいと、口々に叫ぶけれど。

それが、自分の人生を生きている、ということなのか。

いつか死ぬために、その前段階として、今日の一日があるということになってはいないだろうか。


何かを得ることが、生きる目的となっていないか。

私たちは、何かを成し、結果的に何かを得る。いつもそうだ。
そして、そう・・・結果的にだ。

それは、都会に住んでいようと、
大自然と共に暮らそうとも。
そして、そう・・・何かを得れば、
必要が終われば、それは手放すものなのだ。未来のために。


どう生きるかは、自分次第なのだ。
頼るべきは、手中に得た「それら」ではない。
いつの間にか、自分自身を自分以外のものに、明け渡してしまうぞ。

そして、
今日をどんな一日にするかも、私次第なのだ。

良い一日になりますように。
今日も朝を迎えられたことに心からの感謝を。
しかし、どんな一日になるかは、私が鍵を握っている。


そう思うとき、
何かを得よう、これが欲しいと思いながら、
今日の一日を、どんな一日にしようかと、自分の心に耳を傾けるだろうか。

結果的に、得られているのに。結果的に、捧げられているのに。
毎日、毎日。






今日も最後まで読んで下さって、本当に有り難うございました。
今日も皆さん一人ひとりの一日が、愉しく健やかでありますように。