ユア・ハイハート、自らの神聖さと共に。

心や魂のこと。生きる勇気と希望。
世界はいつも儚く光に溢れてる。誰もが強くて優しい。No worries, 大丈夫。

肯定してもらうこと

2016-04-14 13:58:45 | Music
特に春先から夏にかけては、私は音楽からインスピレーションを得ることが多いです。
hideさん、Micheal Jackson、TAIJIさん・・私にとって今も敬愛して止まないアーティストの命日が続いていることも一つなのでしょうが、「音」とは、宇宙のコアな、凝縮した一点のように感じるのです。

最近、音楽の他にも、映画、本、和歌、格言など、私の心に今も輝き続ける作品を書き留め始めました。それらを生み出して下さった方々への感謝と共に。

私は「記録は命」と、今までも何度かブログ等でも書きましたが、それが後世にどんな影響をもたらすのか、そのとてつもない重要性を自分なりに理解しているつもりです。たとえ市井の一人の民の、些細な記録であっても。


『human nature』米倉利紀さん。

この曲にも忘れられない思い出があります。この時、この場所に私もいました。
また、この日のこのライブは、米倉利紀さんの代表曲の一つである「大丈夫っ!」のアカペラを初めて聴けた場所でもありました。
あの日の感動は、今も胸にズシっと甦ります。米倉さんが、あの日どんな想いでマイクを外し、ご自分の生の声を私達に届けてくれたのか。

さて、戻って『human nature 』。びっくりするくらい泣きながら聴いた曲でした。
実は、この前日に、当時付き合っていた彼から言われた一言があり・・
「君はいつも難しく考えるから嫌なんだよ。俺はもっとシンプルに生きたいんだ」

それがとてもショックで、落ち込みから立ち直れないまま行ったライブだったこともありますが、何故、びっくりするくらい泣いたかと言うと、この曲の終盤に次の歌詞があるのです。

「難しく生きることも悪くない。それがあなたらしさなら」

私は難しく考えてるつもりなんてなかったし、何よりも否定されたことが(そう思ったのも、そう言うのも彼の自由です。そしてそう感じたのも私の選択です)耐え難く、少しでも触れられたら心の表面張力が崩れそうな、そんな精神状態であったことも確かですが、この歌詞を通じて、この曲を通じて「肯定」をものすごく貰えたように感じたのです。「それが、あなたらしさなら」と。あの瞬間にどれほど救われたかしれません。

最終的に自分を救うのは自分でしかないので、外からの助けは真の意味での救いではありません。
でも、このように、気付きを促す出来事は、様々な形で与えられています。決して見捨てることなく。この日の私の場合、それは「私は肯定されるべき人間である」と、自分を自分で納得することへの促しだったのでしょう。

そして、しかし実際は、自分自身の肯定については、この時からかなり長い時間が掛かっています。
ただ、こういう事は、どんな状態になったらゴール、というものでもありませんので。。


米倉利紀 human nature



最近やっと自分の時間が取れつつあるので、また、米倉さんの声を聴きに、ライブに行きたいです。


今日も最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。
今日も、皆さんの全てが慈しまれる一日でありますように。



最新の画像もっと見る

post a comment