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閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

産業遺産のこと

2011-11-04 10:50:25 | 日記
一昨日「炭坑のまちファンクラブ」10周年記念パーティーが開かれた。
行ってみると小生の席は「鉄道関係者席」!だった。(小生は鉄っチャンでは
無いのですが・・)「204号電車」をやっているので 好意だったのだろうけど
 案の定、途中からは彼らの盛り上がった話題についてゆけません!
 来賓などの「偉いさん」方は しきりに「世界遺産の認定を勝ち取ろう」なん
てことを言ってらっしゃるが、。ついこの前まで世界遺産という
言葉も知らなかったのに・・・。  と 小生はいたって冷ややか。
 話が長くなるけど、小生は基本的に「お役所」を信用していない。
 地元の人たちが 地道にかつ一所懸命やっているときは 相談に行ってもまったく
相手にしないどころか 「好き者が勝手に騒いで せからしい」という態度
の連中が 一旦上部(官庁など)や有名人が指摘すると 手の平を返し、
さも自分達が・・・。という態度にかわる、そして「補助金獲得」へわき目も
振らず、忠告や進言をまったく聞かず自分達の「近視眼シナリオ」を押し付けながら
動き出す。この やり方に モウ相手にするのが馬鹿馬鹿しくなったのだ。
「補助金獲得」はお役人としては「オ手柄」だそうな。さればとて
大事な事業と思えば、其の費用・補助金を「獲得してくるのが仕事」であって
昨日まで無視してきた事を「予算が付くならとってこよう」とはどういうことか。
 物貰い根性 としかいえない。そして「商業観光課」などが出てくると
まったくいけない。隣町で其のいい例(悪いと言うべきか)すでにあっている。
ここでは同じことが自然環境保護 の場面でも起こりつつある。
 産業遺産や自然環境保護は 「お金・観光」のためではない。
  それを見に来る人はよく保護・保全され自然と歴史を体感するために
(多少不便であっても)来るのであって人口的加工をされたら 存在意義が
失われてしまう。 大型バスなど来なくてもいいのだ。
 お役所の仕事は何処でも同じ といってしまえばそれまでだが、
 目の当たりにすると イライラが募る。困った困った。