閑寂肆独白

ひまでさびしい本屋のひとりごと

本のことではありませんが

2014-05-21 08:53:15 | 日記

先だって 思いかけぬ経験をしました。 数年前から時々 「あれ?これは心臓の発作かな」というのを経験していましたが、この春先、その間隔が詰まってきて ついに4日に3回ということになって、紹介状をもらって専門医に診てもらに行きました。「即、入院検査!」という宣託で、その通りにせざるを得ない。「何日かかりますかというやり取りも一項目できるくらい面白かったのですが ちょっと置いておいて。 さてその心臓カテーテルを使っての検査でしたが、 「はい、今もう入りつつあります、何ともありませんね」「造影剤を入れます」までは問題なし。その後「あれ!ナントともないやん、綺麗なもんたい」という施術医の声。 途中吐き気がして、造影剤のアレルギーだろうということだった、他は問題なく終了。その後の説明でも「何の問題もありません綺麗なものです、動脈硬化の負荷もやってみましたが問題なしです」   翌日朝の回診で 「お帰りになって結構です」と。「では、あの発作はなんだったのでしょうか」と聞いても「むにゃむにゃ、ともかく心臓外科的になすべきことはないという事です」「今後何かあったときはすぐ来てください」「とりあえずは薬も必要はないです」  病名は「攣縮性狭心症」ということだそうだ。後で普段の医者に聞いても「ようわからん、ばってん何もなかったけんよかったやんね」「ちいっと気ばつけんね、ちゅうこったい」 でおしまい。要するに 時々痙攣する ということだが「気は付けとかんと、心臓は止まったらおしまいやけん」(それはそうだ)という話です。2泊3日ホテルオークラに泊まったような散財で、しかも訳が分からんという結果を 安心しろと言われてもねえ。 実は、4・5年前にも一度似た経験が。夜明けまでもう少しという時に胸苦しく、どころか痛くて寝ておれない、「スハ一大事」と市立病院の救急へ駆け込んだ、担当医は小児科ということで「まず検査を」 この時も何も変化なしで 医者は首をかしげ、「とりあえず鎮痛剤を出しますから、明日出直してください」と。痛くて横になれず、ほとんど眠らないまま 再度病院へ行った。全部検査のし直しで 2時間以上待たされてやっと診察になったのだが、この時の女医は小生の体に触れるどころか、顔も見ないでPCの画面だけを見ながら、「何ともありませんね、どこも異常はありませんよ」「ではこの痛みは何ですか」と聞くと「そんなに痛いなら、これだけの検査で何も出ないはずはない、それでもというなら精神・神経科を紹介しましょうか」と。何のことはない「仮病」と思っているのがありありの表情。まったくお話にならないと思って「結構です」で帰ってきた。ということがあっているのです。この時も 2万円程検査にかかったけど結局訳が分からないまま有耶無耶になってしまいました。  両手、両腕の筋肉は痛むし、年を取るというのはこういうことかと・・・。

 

 

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