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長鳥の人より

故郷は 「ながとり」というところです

氷川清話

2013年12月13日 | 
しばらく前に、新聞の広告欄で氷川清話を見る

従来の吉本襄氏が編集したものを検討し直し
疑問点をただし、再編集したものだとあり
書店で探してみる

勝海舟 「氷川清話」  江藤淳・松浦玲 編
講談社学術文庫 1,000円

姥ヶ山の戸田書店に久しぶりに行ってみて
文庫本の棚をあちこち探して見つけ出す

勝海舟の曽祖父 山上銀一は
越後国三島郡長鳥村に生まれ
江戸へ出て高利貸しで成功し
検校の位を買い、米山検校を名乗った
男谷検校とも言うそう
米山というのは、たぶん郷里の山
米山からとったのだろうと思う

長鳥が飢饉の際には米を送り、
故郷を救ったという
今でも数カ所に御礼の塔が立っている
私のご先祖様も助けられたのかも知れない。

その長鳥村というのが
現在の新潟県柏崎市
信越本線に長鳥駅というのがある。

米山検校の生家は長鳥の実家のすぐ近く
子孫の山上さん家もすぐ近所

勝海舟の晩年の談話をまとめたという
この氷川清話という本がとても面白く
大変ためになるものだと思う
こんなすごい本がわずか1,000円で買えるのだから


勝さんの住んでいた赤坂の氷川邸から
たぶん氷川清話というのだろうけど、
その近くには赤坂の氷川神社がある。

そして曾祖父米山検校の生家近くには
平田神社があり、どちらも祭神は素戔嗚尊。
また、若いころの剣術修行の場所、向島の牛島神社の祭神も
須佐之男命というと、どうも縁があるように思う。








今週のおすすめ  『いのちをいただく』

2010年08月26日 | 
探している本があって
比較的遅くまでやっている大きめの東区の本屋さん 知遊堂へ
ずいぶん久しぶりに行く


入ってすぐのところに、すごい量 平積みになっている
小さな絵本が気になって
ちょっと立ち読みしてみる。



ハンカチを持ってきていてよかった
鼻水が止まらない


家族に読んでもらいたくて
一冊買って帰る。



今週の立ち読み 「国宝の美」

2010年04月29日 | 
新潟県立近代美術館で
奈良の古寺と仏像という展示が開催されている

中宮寺の菩薩半跏像 伝如意輪観音だが
昔 切手でみたときは 弥勒菩薩だと思ってたような憶えがある
観音さまというより弥勒さまというイメージが強い

それにちなんで

今日立ち読みした 表紙が鑑真和上の像の
「国宝の美」

中を見たら
一際目をひいたのが 
興福寺にあるというこちらも国宝 
運慶作の無著菩薩の像
威厳に満ちた 
圧倒的な存在感

傑作だと思った
いつか実物を観に行きたいと思った

http://www.kohfukuji.com/property/cultural/111.html

ぐるんぱのようちえん

2009年09月19日 | 
とある雑貨屋さんで
ぞうのぬいぐるみを見た瞬間 ぐるんぱだと思った

こんなのがあったんだと
びっくりした


小さい頃好きだった絵本
ぐるんぱのようちえんの
ぞうのぬいぐるみだった


その頃は 大きなビスケットの絵が美味しそうとしかおぼえてなかったけど

すごく久しぶりに文を読んでみた

そしたら こんなにいいお話だったんだと
あらためてわかった

最後のページのビスケットに
大きなお皿にくつにピアノに
たくさんのこどもたちの絵
小さい頃に見ていた楽しい感じを思い出した



戦争で死んだ兵士のこと

2007年09月29日 | 
今週のトラックバック練習板
「あなたのオススメの本、教えてください」(9月28日)

オススメの本はたくさんあるのですが
すぐに思いついたのが 小泉吉宏さんの
「戦争で死んだ兵士のこと」という絵本です


初めて読んだのは よくいく書店で
小さな うすい絵本なんだけど
立ち読みしながら
目頭があつくなりました


人が生きる ということの
一人一人の人生の
なんと かけがえのないことなのか
そんなことを感じました





戦争で死んだ兵士のこと
小泉 吉宏
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神社の本から

2007年04月08日 | 
8日(日)
仕事の帰りに
かなりの寄り道をして書店へ

以前から待っていた
神社を紹介している本の
北海道・東北・北陸編が
ようやく出版されていました

好きで たびたびお参りしている
出羽三山、
羽黒山 月山 湯殿山や
弥彦神社が
多くのページを使って紹介されている。

著者のかたは弥彦神社とも縁があるそうで
見慣れたような境内の景色が
本で紹介されていて嬉しい。


また時間があったら
出羽三山も弥彦も
ゆっくりとお参りに行きたいと思う

今度弥彦に行ったら
社彩庵 ひらしおさんで
甘いものも食べてみたい

並んでいる土産物屋さんで
甘酒もいいなあ

今週のおすすめ  「天国への手紙」

2007年03月17日 | 
天国への手紙

集英社

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3月16日 帰りに よく行く書店へ立ち寄る。
表題を見て ついつい天国からの手紙という番組の
さまざまなエピソードを紹介しているものかと思いましたが
目次を見ると 全く違うことがわかりました。

50ページくらいは立ち読みしましたが
あとはゆっくり 熟読しようかと思います。
うーん すごい本です。

今週のオススメ 氷川清話

2007年02月22日 | 
氷川清話 勝部真長編 角川文庫ソフィア

勝海舟さんの本
購入したのは学生の頃 もう10年くらい前
その曾祖父 男谷検校(米山検校)さん
越後三島郡長鳥村の出身

興味を持ち始めたのは 高校の頃の世界史の先生が
教えてくれたのがきっかけ

うちにある2冊
一冊は自分で読み古したもの
もう一冊は おそらくおすすめの本と言うことで
人に貸すために。
当時 友人に貸したような気が

今読み返してみたら
やっぱりおもしろい本

独言といえば

2007年02月17日 | 
先日 藤沢周平さんのエッセイ
「周平独言」という本を購入した
独言と言えば 「夢酔独言」という本が連想される

幕末~明治の偉人 勝海舟さんの父、勝小吉さんの著書ですが
ウィキペディアでこの人のエピソードを見てみたら
かなり面白い

さしづめ
ちょいワルおやじの さきがけか・・・

ちょい どころではなさそうだが

今週のおすすめ  スノーフレーク

2006年11月26日 | 
最近 いきつけの書店 戸田書店で何度か見ている本
雪の結晶の写真と そのせつめいの文

スノーフレーク

山と溪谷社

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 小さい頃、降ったばかりの雪を
 よーく 目をこらして
 なんとか結晶を見つけていたのを思い出す

 融けてしまわないように
 呼吸にも気をつけて


結晶の写真を見ているだけでも
頭の奥がスッキリして
良い方に調整されるような
気分になりました

六角形や十二花の形
いろんな複雑な
対称な形が
自然にできるなんて 神秘的
不思議だなー すごい

雪は 水蒸気が昇華凝結してできるんだとか
液体の状態を介さないで。
へー 知らなかった
温度や湿度によって いろんな結晶ができるようです

写真を見ているだけでも
かなり楽しめる本です


最近読んだいい本  「星の王子さま」

2006年09月01日 | 
今まで読んだことがありませんでした

「星の王子さま」
サン=テグジュペリ 作  内藤 濯 訳  岩波書店

新潟自然科学館のプラネタリウムの番組で上映され、
感動したため
本を読んでみました。

飛行機の故障で砂漠にいる「ぼく」と
どこかの小さな星から来た「王子さま」

童話とありますが、どちらかというと
大人がよくよんでわかるような童話と思いました。
内容がとっても ふかいんですね

こんなに感動するとは・・・

 かんじんなことは・・・
 星があんなに美しいのも・・・
 
プラネタリウムの
はじまりの言葉 こんな風でした
「おとなは だれも はじめは子どもだった。」


新潟自然科学館
プラネタリウムの星の王子さまの投影は
9月3日(日)まで
できれば もう一度 見に行きたい

最近買ったいい本 「美術空間散歩」

2006年08月30日 | 
よくいく本屋さん
戸田書店 新潟南店で購入

「美術空間散歩」
青野尚子/シヲバラタク  エスクァイアマガジンジャパン



美術館はけっこうすきなのですが
これから行ってみたいところ
また行ってみたいところが掲載されていました

土門拳記念館
金沢21世紀美術館
群馬県立近代美術館 
富弘美術館
ハラ・ミュージアム・アーク 等々・・・

(距離的に行けそう)


再掲 「戦争で死んだ兵士のこと」

2006年02月18日 | 
おすすめの本 で紹介した
「戦争で死んだ兵士のこと」
戦争で死んだ兵士のこと

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とある知り合いの方に、紹介したところ
「私も読んだことある!」
とのこと!
しかも、立ち読みして、ワタシが感動したのとやはり同じ内容で
涙したそうです。

うれしいなあ
同じ本を、意外と身近なところで読んでいた方がいたこと。
そして、私が感動したのとおなじところで、その人も感動していたこと。