goo blog サービス終了のお知らせ 

エデュパな日々

受験指導20年のカリスマ講師が
理数系受験個別教室を開設
新たな挑戦が始まる!

はだしのゲン

2007-08-12 23:55:40 | 時事
小学校の学級文庫で読んだ漫画2点のうちの1つ(もう一つは「ドカベン」)。
内容については既に語り尽くされていると思われるのでここでは云わない。
凄惨な描写にショックを受けた事以外あまり覚えていないがそれで十分にその役割を果たしたことになるだろう。今回の実写は録画したのでお盆中に見る予定です。

これも含めて最近のリメイクモノはどれもちょうどそれぞれの適齢期に親しんだものが多い。リメイクという性質から人生の何処かの時期で触れているのは当たり前かもしれないが,ちょうど戦争だけは絶対にしてはいけないと強く教え込まれた頃の反戦漫画(最近では戦争は絶対にイケナイというよりも国益から判断して云々という議論が多いと思う),洋楽に親しみだした中高生の頃流行ったロックがCMでバンバン流れ,大学生の頃のバブル崩壊を懐かしむ映画が作られる。

思うに,ちょうど私と同年代のプロデューサーがメディアの中心となって来ているのだろう。

とてもしっくりきてありがたいといえばそうだし居心地もとてもいいのだけれど,リメイクが多いというのはすなわちクリエイティブではなくなってきているともいえよう。

温故知新といけばいいけれど,「芸術は爆発」なんだから,まるっと新しい何かにどかんと感動したい今日この頃。