醍醐と苺の夏休み

「だいごおにいちゃん　さわやかなあさだね」（苺）

「とりさんもちょうちょさんも　ごはんたべてるのかな」（苺）

和やかに語り合っているおふたりさんはいいわよね
明け方にお遊びスイッチが入った苺に　おなかの上を箸って横切られて、
私達は最悪な目覚めだったけどね
「いちご　こういうときは　きこえないふりをするんだぞ」（醍醐）
「うん　わかった！」（苺）

醍醐の教育方針は　どこかずれているんですよね

リビングのドアからエアコンの風がくるので、
にゃんずにとっては快適な廊下だけど…
「いちご　こんどはここで　おひるねしよう」（醍醐）
「こんなところで？！　わたしはいやよ」（苺）

「ここがいちばん　すずしいのに」（醍醐）

今度は、思春期の娘に嫌われたパパみたいね

だけど、醍醐が大好きな苺
後を追いかけて、冷蔵庫の上まで登っちゃいました

「おりるのがちょっとこわいけど　わたしがんばったの！」（苺）
「よくがんばったね　ほめてあげるよ」（醍醐）

どこからどう見ても、仲良し親子ですよね

シャッターチャンス、いただきました～

苺が無事に　下界（？）に降りるのを見届けたら、
安心して横になる醍醐

でも、苺の面倒をいっぱいみてくれて、私は本当に助かってます
優秀な保父さん醍醐なんですよ

唯一の欠点は、苺のごはんを横取りすること
だけど、苺も負けてはいません

取られても「ウ～」と唸りながら、食べるのを止めませんからね
逞しい女の子になりそうです


おきてがみをはじめました
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