恒例の撮影会ですが、コロナ過の影響により、開催されるのは、実に
2年ぶりです。場所は2年前と同じ昭和記念公園、秋も深まる時期、
最後の紅葉を写真に収めようと企画されました。
前回よりも天候は良好で、空は青く晴れ上がり、ところどころに白い
雲があって、撮影には絶好の条件となりました。
ここしばらくは、新型コロナの感染者数も少なく沈静化していること
もあってか、公園内は多数の入場者です。
午後1時の集合時間に遅れること無く、柿本先生を含めて12名全員集合。
晩秋の日は短いので、早速記念写真を撮影することに。
当然のことながら全員一眼レフか、ミラーレス機持参です。
中には、最近発売されたばかりの、最新のニコン製やキャノン製の高級
ミラーレス機を購入したメンバーも複数いて、この日に向けた強い意気
込みが感じられます。
それから、いつものように柿本先生から、カメラの細かい設定方法を
はじめ撮影にあたって配慮すべき事項、撮影ポイント等の説明を受け、
いざ出陣です。
11月末で、既にかなり葉が散り始めているとはいえ、なかなか見事な
紅葉です。
フォトグラファーの性か、いかにいい写真を撮影するか、はやる心を
抑えられない状況です。
大勢の来園者も、同様で、スマホを両手に撮影に余念がありません。
有名な撮影ポイントでは、避けなければならないとされる、いわゆる
「蜜」の状態が出現し、いささか心配な場面も散見されます。
今回は、昨今の状況に鑑み、飲み会を兼ねた反省会を開催しない
ことから、途中の休憩場所でビールを飲みながら談笑する姿も見
られます。
そうこうしているうちに、閉園時刻が近づき、楽しくも充実した
撮影会は、慌ただしく終了となりました。
先に述べたように、反省会を実施しないことから、流れ解散となり、
各メンバーは、満足感を胸に、家路についたことでした。
次回は新年1月、今回の作品のZoomによるオンライン講評会という
予定で、どのような秀作が発表されるのか、楽しみに待ちたいと
思います。
文責:吉澤