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日比谷同友会 楽写会

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楽写会「2025桜撮影会」

2025年03月31日 | 撮影会記録

楽写会「2025年春季撮影会」

 

□桜撮影会を調布市「神代植物公園」で開催(令和7年3月28日)

2025年春季撮影会を3月28日(金)、桜撮影会として「神代植物公園」で開催しました。当初、4月4日に予定していましたが、2月時点での開花予想は3月21~22日頃とされ、見ごろは開花から概ね1週間後といわれていたことから、急遽3月28日に繰り上げて実施することになりました。

直近での桜満開予報は28日頃となっていましたが、当日「神代植物公園」では少し遅れ気味ではありました。一方天候は、心配していた雨も明け方上がり、暑いくらいで上着を脱ぐ陽気となりました。現地では、4月6日まで「さくらまつり」が開催されており、「日本テレビ」が取材に来ていました。そして名物の「神代植物公園神代曙(原木)」も見頃となって、われわれを迎えてくれました。

参加は総勢8名で12時に集合、林副会長の挨拶から始まりました。

全員集合

今回は残念ながら柿本先生のご都合がつかず、直接ご指導は頂けませんでしたが、桜をはじめとした素晴らしい春の息吹を、一同、思い思いの設定と撮影方法で撮ることができました。

お気に入りの桜撮影風景

桜撮影中集合、気合十分です。

あっという間の2時間半の撮影を終え、全員で深大寺門を出て直ぐのお蕎麦屋さんに移り反省会を行いました。今回、桜は満開の一歩直前ではありましたが、とても楽しく良い撮影会になりました。そして反省会場では、今後の撮影日は一人でも多くの会員が参加できるよう「調整さん」を活用する案など活発な議論や、次回の夏季撮影会の候補地等について有意義な話題で盛り上がりました。

次回撮影会に向け十分鋭気を養い解散いたしました。(文責:青木勝)


2025年1月講評会開催

2025年03月05日 | 作品講評会

▢2025年1月楽写会講評会の開催

 1月27日(月)14時から同友会会議室において、集合+ZOOM方式により、講評会を開催しました。今回は、7月開催予定の第10回展に出展する作品の選定を兼ねたもので、集合12名、ZOOM参加2名、後日ビデオ視聴3名の計17名が、Zoom参加の柿本完二先生からご指導を受け、今回もとても有意義な学びの機会となりました。

 本年は楽写会設立10周年を迎えることから、その記念として第10回作品展を日比谷同友会「青桐日比谷句会」との、「写真+俳句コラボ展」として開催することに決定しました。今回は、その出展作品の選定を兼ねた講評会の位置づけです。17名の会員が、あらかじめGoogleアルバムに登録した各自3点の作品に対し、柿本先生から細やかな講評とアドバイスとともに出展作品の選定をいただきました。

 開始に当たり、先生からも参考作品として出展いただく、臨場感溢れるダンジリ祭りの写真について解説がありました。あらかじめ被写体との距離とシャッタースピードを固定した上で、ストロボをスローシンクロに設定し、ダンジリと一緒に並走しながら何枚も撮影したもので、その中から、祭りの躍動感を最も強く伝えることができる1枚を選んだものである。写真展などに発表する作品は、例えば旅行に行った単なる記録写真の中から選ぶようなものでなく、魅力を持った対象に対して、光や構図など条件を変えて何枚も撮り、その中から厳選することが大切である。一枚撮って終わりではないことを意識することが重要であることを強調されました。

 

〈柿本先生参考作品「クライマックス」大阪杭全神社〉

また、ディジタル写真はトリミングやレタッチが容易にできるようになったため、撮影時とPCでの現像時に2度写真作りを楽しめるようになったが、安易に頼りすぎるのは良くない。やはり撮影時にフレーミングや光をよく考えて撮影し、撮影後のレタッチは必要最小限にとどめるのが基本であるとお示しいただきました。

 

最後に先生から、自分の経験からも作品展を見に来てくれる人のほとんどは悪いことは言わず褒めてくれる傾向にあるので、決して慢心しないようにと戒めの言葉をいただきました。そして、絵画の展覧会や写真家の個展などに行くようにして、構図を勉強することを勧められました。先生も最近、葛飾北斎の富嶽三十六景の版画を通して改めて構図を再勉強されている旨のお話を伺いました。楽写会はもちろん「楽しく写真を撮ること」をモットーに集まっていますが、少しでも写真を上達させ、写真を撮る楽しみを伝えることができる作品創りに励むことを、改めて思い起こした次第です。

 

本日選定された作品プリントを、作句していただくため青桐日比谷句会にお渡しいたしました。7月のコラボ展を是非ご期待ください。(文責:米川)


楽写会「新春鎌倉」臨時撮影会の開催

2025年01月21日 | 楽写会撮影会

▢新春臨時撮影会の開催

 

2025年最初の臨時撮影会を鎌倉で開催しました!

 2025年1月15日(水)午前10時にJR鎌倉駅東口前に会員の有志7名(西村憲一会長、木下研作さん、林博道さん、森田佳子さん、吉澤秀樹さん、吉田彰さん、滝川好比郎)が集まり、鎌倉にある4寺社を歩いて回りました。当日は風が強かったものの天候に恵まれ、存分に写真撮影を楽しみました。

 まずはじめに、鎌倉駅から段葛(だんかずら)を通って鶴岡八幡宮に向かいました。段葛が遠近法で作られていること、桜の木が少し前に植え替えられたことなどを共有しました。鶴岡八幡宮に到着してからは、まず集合写真(写真1)を撮った後に、広い敷地内で思い思いに建物や池などを撮影して回りました。鶴岡八幡宮はまだ正月の雰囲気でした(写真2)。

 写真1 鶴岡八幡宮での集合写真(太陽が眩しいのと風が強いので、、、)

写真2 鶴岡八幡宮は、正月の装い

 次に鶴岡八幡宮から20分ほど歩いて杉本寺に向かいました。行基が開いた杉本寺は、鎌倉市内で最も古いお寺で、坂東33観音霊場の1番札所にもなっています。ここでも集合写真(写真3)を撮り、そのあとは杉本寺の有名な苔の階段や石仏などを撮影しました。

写真3 杉本寺門前での集合写真

 そのあとは杉本寺から10分ほど歩いて報国寺に行きました。ここは竹の庭(写真4)が人気ですが、山門入ってすぐ脇の庭(写真5)も一見の価値があります。報国寺では、これらの庭を中心に各自が撮影しました。

写真4 昼なお暗い孟宗竹の庭

写真5 山門から見た報国寺の庭

 最後に報国寺から20分ほど歩いて鎌倉宮に移動しました。鎌倉宮は明治天皇が創建した神社で鎌倉ではかなり新しい施設です。この神社の鳥居は白く(写真6)全国的に見てもかなり珍しいと思います。到着したときは、ちょうど「お焚き上げ」が終わったところのようで人出も少なく、静かな雰囲気の中で本殿や鳥居の周りの樹木などを撮影しました(写真7)。

写真6 鎌倉宮の白い鳥居

写真7 静かな本殿

 鎌倉宮からはバスで鎌倉駅に戻り、そこでいったん解散し、そのあとは「精鋭部隊」での入念な反省会となりました。        (文責:滝川)


楽写会「枯露柿・恵林寺」臨時撮影会の開催

2024年12月17日 | 楽写会撮影会

▢山梨晩秋臨時撮影会の開催

 「枯露柿」と「恵林寺」の臨時撮影会を山梨県甲州市で開催しました!
2024年12月3日(火)11:00に山梨県JR塩山駅改札口前に会員有志4名(西村憲一さん、森田佳子さん、滝川好比郎さん、林博道)が集まり、皆でバスに乗って甲州市松里地区にある「枯露柿」と呼ばれる干し柿作りの光景を撮りに行きました。またそこから歩いて直ぐの場所にある武田信玄の菩提寺である「恵林寺」(えりんじ)(臨済宗妙心寺派の古刹)にも出向き、晩秋の雰囲気の素晴らしい好天下での撮影体験をいたしました。
 昨年より同地に行かれてお勧めの場所だよと楽写会内で熱心に語っておられた森田佳子さんが、今回の撮影会のために綿密な行動計画を作っていただいたお陰で、本撮影会が実現できたものでした。この場をお借りして、心より感謝申し上げます!!

(塩山駅前バス停から、いざ撮影へ!)

 松里の枯露柿は、日本一の定評があるそうで、甲州百目柿と呼ばれる渋柿を軒先に吊るしています。その光景は誠に壮観でした!
 
(柿の皮を剥いた後、燻した柿を干している様子)  

(富士山もよく見えた!)
 枯露柿を撮影した後は、歩いて直ぐの場所にある武田信玄菩提寺「恵林寺」で素晴らしい建物や庭園を撮影してきました。 

(恵林寺三門。快川国師が唱えた「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の言葉が掲げられている。)
  

(恵林寺方丈庭園)
 およそ3時間、皆が熱心に集中して楽しんだ撮影会を終わって、バスで塩山駅前まで戻ってきました。そして4人揃って今回は観光案内所でワインを飲み、その後もう1軒の食事処で本格的な反省会を行なって、充実した時間を過ごしました。
 
 会員がお勧めの撮影場所を紹介して実現した今回の「臨時撮影会」に参加して、改めてその良さを痛感した次第です。これからもどんどん開催していきましょう!(文責:林)


楽写会「高幡不動 秋季紅葉撮影会」開催

2024年12月13日 | 楽写会撮影会

▢秋季撮影会の開催―高幡不動尊境内で紅葉を撮る(令和6年11月29日)
 

 楽写会の定期秋季撮影会を日野市にある高幡不動で開催しました。今回の参加は柿本先生も入れて7名、京王線高幡不動駅に集合し高幡不動尊に向かいました。撮影の主題は紅葉、天候は晴れ、ちょうど境内では紅葉祭りも行われており紅葉のトップシーズンに恵まれました。

 ① 撮影前の記念写真、全員張りきっています

 先生から撮影時の注意点、カメラの設定、実際の作品例などについて具体的に話を聞き撮影に入りました。境内を先生の案内で撮影ポイントに行き説明を聞き、各自がシャッターを押しました。境内の紅葉はただ紅いだけではなく濃淡が有り、黄色や緑の葉も混じり自然が織りなす絨毯のようでした。

 ② 今だ、シャッターチャンスだ!

 また寺院独特の重厚な建物をそれに加えれば紅葉と対比の一服の絵のようでもありました。途中先生から水たまりに映る五重塔などの風景を撮影する面白さも教わりました。

 ③ 撮影に熱中、水たまりに映る五重塔を・・・

 概ね2時間ほど熱心に境内を歩き、皆様々なアングルで撮影ができ満足の会となりました。撮影を終え事前の下見で選んだ駅近くの居酒屋で恒例の打ち上げを行いました。今回は一杯の生ビールのあと皆でワインを酌み交わし、会の10周年の行事のこと、家庭円満間違いなしの奥さん対応のコツ、メンバーの写真に個性が出ていることなど話はどんどん広がり、大いに盛り上がり時間も忘れ楽しい会となりました。(この後皆は無事に帰宅の途につきました)

                 ( 文責 田村 )