日比谷同友会 楽写会

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楽写会「第9回写真展」のお知らせ

2024年05月09日 | 楽写会写真

楽写会第9回写真展

『瞬(ときめき)のとき』を

6月28日(金)から7月4日(木)まで下記の会場で開催いたします。

皆様のご来場、ご高覧をよろしくお願い申し上げます。


楽写会 2024総会&写真展選定講評会の開催

2024年05月08日 | 作品講評会

▢2024年度総会・写真展作品選定講評会の開催

楽写会の新年度総会および講評会を、4月22日(月)13時から開催いたしました。

楽写会では第9回写真展を、来る6月28日(金)から7月4日(木)まで「富士フォトギャラリー銀座」にて開催を予定していますが、出展作品を選ぶための講評会を、新年度総会に併せて、同友会会議室に12名、Zoomで6名の参加を得て実施しました。あらかじめ「Googleアルバム」クラウドにアップしていた候補作品に対し、柿本完二先生からそれぞれに講評をいただき出展作を選定いただきました。前回に引き続き銀座の著名ギャラリーでの開催となりますが、会場に若干の余裕があるため一人1点を基本としつつ希望者は2点出展といたしました。各自3点、2点希望者は4点の候補作品について撮影場面やねらいなどをプレゼンした後、先生から具体的なコメントで指導・講評、選定をいただきました。

 

提出された候補作は、合同撮影会での作品を中心に、撮り溜めた過去の自信作を含め、個々の「ときめきの瞬間」を捉えたバラエティあふれるカットが多く寄せられましたが、先生からそれぞれの作品に合せたわかり易いご指導をいただきました。特に淡い色合いをもつ桜の撮影に関して、晴天時、曇天時に応じた花の表情の微妙さを表現する意識の重要性についてご指摘がありました。また、ひまわりの蕊などを逆光下で撮影する時の黒つぶれが心配な場合、ストロボを必要に応じティッシュペーパなどをかぶせソフトな光にコントロールして使用する、一方ストロボやレフ板などが無い場合は、白い服装の人を脇に立たせるだけでも諧調を上手く表現できるなど、高度なテクニックもいろいろと教えていただきました。

 最終的に1点出展14名、2点出展4名、合計22点の作品を選定いただくとともに、必要なトリミングやレタッチ、またプリント発注時における指示事項などご指導いただきました。

 来年はいよいよ記念すべき第10回の写真展を迎えます。楽写会として統一した具体的テーマは定めず、個々の「ときめきの瞬間」を自由に追求する方針を続けていますが、表現力に一層の磨きを掛け、ますます充実した作品を創造していけるよう、今年度も引き続き研鑽とチャレンジを継続させていきたいと考えています。

 なお講評会当日、同友会ロビー壁面に第8回写真展出展作品を掲示させていただきました。是非ご覧ください。

(文責:米川)


楽写会「観桜春季撮影会(新宿御苑)」実施

2024年04月10日 | 楽写会撮影会

🔲観桜春季撮影会を新宿御苑で開催(令和6年4月5日)

令和6年度春季撮影会を、4月5日に新宿御苑で開催しました。当初3月26日の予定でしたが、開花の遅れと雨天のため1週間延期され、この日の開催となりました。東京の開花時期は4月4日でしたので、丁度見頃でした。この日は曇り時々雨の予報で天気が心配されましたが、午後には回復に向かい、雨に降られることもなく撮影できました。徐々に空が明るくなるに伴い人出も増える中での撮影でした。桜のシーズン中でもあり、アジアや欧米からの外国人が観桜客の半分以上占めているように思われました。

今回の参加は9名で、13時に新宿門に集合です。林副会長の挨拶の後に、柿本先生から、曇り日に桜を撮影する際の注意事項、この日のように観客の多い場所での撮影の注意点、主たる被写体の選び方、作品例、等について具体的な解説があり、撮影が始まりました。

 全員集合!

  作品例による実地指導

この日は、園内の風景式庭園を一巡したあと、日本庭園をまわり桜園地に抜けるコースです。

コースを歩きながら、先生から、個々の撮影ポイントで、複数の桜の樹形を台形構図で捉えると安定感が出ること、被写体として桜だけではなく、クリスマスローズや楓の花など、この時期に旬な植物の背景として桜を撮る方法もあることや、特徴的な周辺の建物や園内のマラヤシーダーのような樹木を桜の背景に取り入れて臨場感をだす方法も活かすこと、その日の天気によって露出、彩度の設定に気を付けること、など、様々な撮影上の工夫や注意点について実地で指導していただきました。

 中の池の撮影スポットで

 桜園地にて

2時間半ほどの熱心な撮影を終え、参加者全員で新宿門の近くの居酒屋で反省会を行いました。そこでは、日頃からお気に入りの撮影ポイントの紹介、6〜7月の写真展への思い入れ、次回の夏季撮影会の場所候補、自主的な撮影会の候補地、なども話題に、写真談義で盛り上がりました。

 反省会-1 お疲れ様!

 反省会-2  冷めないうちにしっかり反省!

 


楽写会 冬季講評会、新年会の開催

2024年02月12日 | 作品講評会

🔲楽写会冬季講評会・新年会の開催(令和6年1月31日)

 今期の冬季講評会が1月31日(水)14:00から、同友会会議室にてリアル+Zoomリモートのハイブリッド方式にて開催されました。リアル出席者は14名、リモート参加者は3名、計17名が事前にGoogleアルバムに登録した3点ずつの作品に対し、柿本完二先生から講評をいただきました。

〈先生からの講評模様〉

 今回は12月1日に開催された町田薬師池での紅葉撮影会を中心に、各自撮り貯めた幅広い季節の作品が集まりました。先生からは常々、自分が撮りたいと思った主題は何なのか、何に美しさを見つけてシャッターを切ったのかを意識しなさい。そして主題にピントをしっかり合わせ、それを強調するような構図や構成を考えなさいとご指導いただいていますが、今回も一人一人の作品について、とてもわかり易いコメントをいただきました。

〈Zoomでの講評模様〉

 また複数の作品に対しては、先生自ら明るさの調整やトリミングを施し修正された画像をアルバムにアップしていただいていました。まさに百聞は一見にしかずの極めて説得力あるご指導で、一同すっかり納得した次第です。

〈左:原案 右:先生による修正後〉

 講評会終了後、会場をアネックス棟24階に移し新年会を開催いたしました。先生にもご参加いただき、久々のリアルでの歓談を楽しみました。そして今年のサークル活動ついて多くの案や希望が出され、更に充実した計画に反映させていきたいと考えています。

〈新年会模様〉

(文責:米川)


楽写会「町田薬師池公園紅葉」秋季撮影会開催

2023年12月06日 | 楽写会撮影会

🔲 秋季撮影会「町田薬師池公園の紅葉」を開催

12月1日、「町田薬師池公園の紅葉」をテーマに秋季定例撮影会を開催しました。
参加者8名は、小田急町田駅に集合し、バスで15分程のところにある公園に到着しました。
ここは、この夏に、古代ハスの撮影に臨時撮影会を行った場所でもあります。そのときの撮影場所であった「ハス田」(枯れても風情があります)の脇を通って、今回の出発点としています公園中央の町田フォトサロンに移動しました。

「さあ撮影開始」
この日は曇り空に時折日が差す天気で、日差しを気にしながらの撮影でした。園内の色づきは、今夏の猛暑で紅葉は遅れていたましたが11月に入ってからの寒波で元に戻りつつあるようで、ぎりぎり見頃に間に合ったといった状況でした。
西村会長から、事前に照会された柿本先生の作品例なども参考に撮影を、との挨拶、公園内の撮影ポイント例の紹介などのあと、自由撮影としました。

「薬師池入口」

「太鼓橋をどう撮るか」

「ここはいいぞ」
薬師池は、戦国時代に水田用水池として開拓されました。江戸期に何度かの洪水によって泥砂で埋まり地域が渇水状態になったために江戸後期に大規模な堀り直しが行われました。それ以降、灌漑用水として地元農家に大切に守られてきたそうです。

「古民家もいいぞ」

公園には、薬師池の水辺にイチョウ、カエデ、フジ、クヌギなどの紅葉、降雪にそなえた雪吊り、水鳥、薬師堂周辺の山林の紅葉や樹齢500年の大イチョウ、里山の風景を残す2軒の茅葺古民家、水車小屋など、撮影要素も多く、2時間余りの撮影をゆっくりと楽しみました。池の中央では、カワセミも見られました。

「お疲れさまでした」
帰路、町田駅前に戻り、参加者全員で反省会を行いました。この日の撮影会の振り返りをはじめ、各自日頃の撮影体験、これから撮りたい被写体・場所、近況など諸々についての情報交換、次回の撮影会の候補地、などの話題をつまみに歓談できました。

「反省会」

(文責 木下)